コナミ株式会社は、競馬マスメダルゲーム「GI-WINNINGSIRE（ジーワンウイニングサイアー）」を3月より全国のアミューズメント施設で稼動させる。料金は磁気カードが1枚300円で、プレイには別途メダルが必要になる。

　「GI-WINNINGSIRE」は、2001年度最新版の競馬データを搭載。東西の人気ジョッキーが99人、競馬史に名を残す歴史的名馬から現4歳世代など800頭以上の競走馬が、それぞれ実名で登場する。ゲームは「馬券ゲーム」と「育成ゲーム」の2種類が用意されている。

　「馬券ゲーム」は、勝ち馬を予想して配当を狙っていくもの。プレーヤーは「競走馬」、「ジョッキー」、「最近のレース結果」、「今日の高配当」、「今日の高額獲得者ランキング」などのデータを元に予想を立てていく。馬券の購入方式は、これまでの「単勝」、「連勝複式」にくわえて「連勝単式馬券」を追加。これにより、高額配当の出現率が上がっているという。

　「育成ゲーム」は、競走馬を購入して調教を施しながらレースを勝ち抜いていくというもの。前作でも好評を博した「磁気カードシステム」を搭載。プレーヤーが所有する競走馬の能力、調教やレース結果などのデータは磁気カードに記録される。
　本作から「繁殖」システムが新たに導入されており、成績が優秀な牝馬を引退時に繁殖牝馬として牧場に残し、種牡馬と配合することで仔馬の生産が可能になった。種牡馬の種類は100頭以上で、さまざまな配合を試すことができる。

　ゲーム筐体は50インチ大型プロジェクターを3連で搭載。馬のフィギュアが走行するトラックフィールドのサイズは、横幅が約4m、奥行が約2m。フィギュアを牽引する走行体を小型化したことにより、最大10頭立てのレースが楽しめるようになった。


(C)2002 KONAMI

□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.konami.co.jp/kmj/pdf/kmj02-016.pdf（PDF形式）

(2002年2月15日)

[Reported by 北村孝和]