← 前回分  【バックナンバー】

【連載第14回】 気になる海外ゲームをピックアップ


西尾ゆきの海外ゲームレポート

「Anarchy Online」序盤攻略編

 ゲーム開始直後は初心者エリアからスタートする「Anarchy Online」。しかし、その内容はチュートリアルというにはあまりにもあっさりとしたもので、奥の深い設定とあふれんばかりのアイテムやスキルバリエーションのためか、初めてその世界に触れた者には「それ何? それ何?」的なことが多い。たとえば回復アイテムであれば、まずは使う相手をターゲッティングしなくてはならないとか、一度経験しないと頭に入りにくい性質のものも多い。
 ここではキャラクタメイキングから大きな街に行ってミッションをこなすまでを一気にご紹介。なお、公式サイトではビギナーズガイドが掲載されているほか、日本語に訳されたマニュアルがダウンロードできる(別途Acrobat Readerが必要)。日本語マニュアルの翻訳はかなりしっかりしたものなので、マニュアル片手にプレイすると比較的進めやすくなるだろう。

第1章: キャラクタメイキング

 スタートした直後はカメラ視点の三人称なのでちょっと動きづらい。バイオハザードタイプの動きだが、キャラを外側から見るにはこれが一番わかりやすいので、とりあえずはこのままで進めよう。キャラクタメイキングは種族、職業などなどを数段階にわけて決定していく。移動は矢印キー、各装置や「?」ボックスの解説はShift+クリックで表示、キャラメイキング装置の実行は右クリックだ。キャラの種族はやりたい職業を決めてから逆に考えるか、もしくは見た目優先で決めてその後に職業を選ぶかするといい。

Breeds(種族)と性別を決める
意識の入れ物作りといった感じのBreed決定。キャラクタの後方にある各種族の性別ごとのパネルに近づき、右クリックして選択する。次の段階に進むにはオレンジ色の▼を右クリック
容姿を決める
顔の変更はDJブースのような腰までの装置の左右の青いボタンを右クリックしていき、髪型と顔を組み合わせたセットのいずれかを選ぶ。後方にある横に3つ並んだブルーパネルで体型の横幅、縦に3つのグリーンパネルで背の高さを右クリックして選択。オレンジ色の▼を右クリックで次に

Profession(職業)を決める
自分のプレイしたい職業名のパネルを右クリック。次の段階に進むにはオレンジ色の▼を右クリック
ニックネームを決める
本名はランダムで決定されるが、ゲーム中にキャラをクリックした時に表示されるニックネームを入力。後方左側のオレンジ色の装置を右クリックし、文字を入力してからEnterキーで決定。サーバ内にすでに同じ名前のキャラがいる場合はやり直し。名の後に数字をつけると使われていないことが多く通りやすい。オレンジ色の▼を右クリックで次に
所属勢力を決める
Omni-Tek、Neutral、Rabel Clanのドアがあるので、選んだ勢力のドアの先に進む。その後、自動的に初心者エリアに移動する

第2章: 初心者エリアで基本動作を覚える

初心者エリアの塀に囲まれた部分はガードが守っているので、モンスターに襲われて死にかけたら駆け込む
 到着した初心者エリアで基本動作を覚えよう。共通することが多い動作としては以下の4点がある。また、アイコンにカーソルを合わせて右ボタンを長押しすると、インフォメーションや破棄アイコンが表示される。

 ・クリック→選択
 ・右クリック→実行
 ・Shiftキー+クリック→内容詳細ウィンドウ
 ・Escキー→ウィンドウをキャンセル

 ・視点を変更する
 まずは視点を変更。一人称視点と三人称視点はF8キーで変更し、三人称でのカメラ変更はCtrlキー+F8キーで行う。単独行動の場合は一人称視点がお勧めだ。

 ・移動する
移動は矢印キーかW(前進)、S(後進)、A(左向く)、D(右向き)となっている。また横移動はZキーとCキーだ。

 ・走る
 BackSpaceキーで歩きと走りを切り替えられ、数字の0キーで走りっぱなしにできる。

 ・持ち物ウィンドウを開く
 Iキーか画面下にあるINVボタンをクリックする。

 ・アイテムを装備する
 Iキーで持ち物ウィンドウを開いて装備したいアイテムを右クリックする。右上のミニアイコンのうち、左端の人物絵のアイコンをクリックすると装備画面で確認できる。装備画面の上側にはタブがあり、そこで武器装備、防具装備、インプラント装備を切り替えられる。持ち物ウィンドウでアイテムをクリックしてアイコンをピックアップし、それで直接、装備画面の各部分をクリックして装備してもOK。

 ・ゲームを終了する
 ○キーか、画面右下のOPTボタンをおしてオプションメニューを出し、「Quit」にあるログアウトメニューをクリックする。

第3章: ステータスとスキルにポイントを割り振る

まずはステータスと自分の職業にかかわるスキルに全部割り振ってしまおう
 AOでは、キャラクタはレベルアップによってIPというボーナスポイントをもらい、それをステータスとスキルに好きなように割り振ることができる。まずはUキーでスキル画面を出し、左側のAbilitiesボタンをクリックしよう。すると右側に各ステータス数値が表示されるので、これを右端の半月アイコンをクリックして、全部の数値を上げよう。ゲーム序盤は何も考えずに全部の基本ステータスをあげたほうがいい。

 次に各スキルをあげる。まずは初期装備のナノクリスタル(第4章参照)や武器に合わせたスキルをあげよう。各アイテムの対応スキルはShiftキー+クリックで確認できるし、このIP割り振り画面のスキル名も同様にしてどんな効果を持つのか確認できる。また、各スキルの上限値はステータスの数値によって変動する。

 ちなみに、武器にどんなものを使うのかまだ確定できない場合はMartial Arts(素手)がお勧め。そこそこに攻撃力もあり、元手がかからないからだ。攻撃系スキルのほか、Speed系に配置された各種行動をすばやく行えるスキルも忘れずに上げておこう。また、Protection関連の数値は防具によって上下するのでここで数値を調整する必要はない。

第4章: ナノプログラムを修得する

もちろん敵側もナノプログラムを使うことがある
 ナノプログラム(Nano-Program)とは、ファンタジーRPGでいうところの魔法・呪文に相当する。どの職業でも使えるナノプログラムもあれば、各職業専用のものもある。

 選んだ職業によっては最初からナノプログラムを覚えるためのアイテムを持っている。持ち物の中のナノクリスタル(Nano-Crystal)というのを右クリックすれば、そのナノプログラムを使えるようになる。

 ただし、修得には必要スキル数値があるので、ナノクリスタルを使用する前にShiftキー+クリックで基本情報を確認しよう。使用条件に必要スキル名とその数値が書かれてるはずだ。スキルが足りない場合は第3章で説明してあるとおりにスキルをあげてからクリスタルを使用しよう。

第5章: ナノプログラムを使用する

どの職業でも使用できるナノプログラムもあるので、必ず利用しておこう
 ナノクリスタルでナノプログラムを修得すると、画面右上のナノプログラムアイコンで確認できる。プログラムの内容によって戦闘(Combat)、回復(Medical)、防御・補助(Prot)、超能力(Psi)、異空間(Space)の各欄に自動的にプログラムアイコンが配置される。このアイコンはアイテム同様に自由に動かせ、よく使うものはお気に入り(Favorite)欄にピック&ドロップで移動できる。また、プログラムの詳しい内容はShiftキー+クリックで情報ウィンドウが出る。

 プログラムを使用するときは、アイコンを右クリックするだけだ。ターゲット(使用相手の特定)が必要なプログラムはF1で自分を、Tabや直接クリックで敵を、F2~F6でチームメイトを選択してから、アイコンを右クリックする。使用するには十分なナノエネルギー(画面左の青いバー)が必要だ。これはファンタジーRPGのMPに相当する。

第6章: アクションバーを設定する

なんでも登録できるアクションバーのおかげで素早く自由自在に行動できる
 Yキーを押すとアクションバーが表示される。これは数字の1~0にショートカットを割り振るもの。ナノプログラムや各種アクション、アイテムなどのアイコンを自由にピック&ドロップすることで、数字キーを押しただけで任意の行動がとれるようになる。

 武器や防具のアイコンを設置した場合は、その装備をワンキーで脱着できるというわけだ。アクションバーは最大10本まで登録でき、Shiftキー+数字で切り替えられる。また、後ほど紹介するが、召還系のプログラムを持つ職業では、ペットへの命令をアイコン化してこのアクションバーに設置できるので便利だ。

 また、画面右上のアクションコントロールメニューには、攻撃や座る、走るといった基本動作のアイコンも用意されている。なので、1キーに攻撃、2に手持ちの銃(2キーを押すたびに脱着)、3にナノプログラム、4に座る、5に走る、6に回復アイテム、といった風に割り振ることもできる。

第7章: マップをインストールする

それぞれの勢力ごとの地図が配られる
 荷物の中にStartup-Mapというアイテムが入っているのに気がついただろうか? これを右クリックすると、所属している勢力の都市の地図が見られるようになる。

 具体的には地図を読み込んだ後に画面右上のマップメニューをクリックすると、ミニマップが表示され周りの状況を確認できる。現状では自分の位置が点で示されるだけだが、スキルをあげてアップグレードアイテムを手に入れれば、もっと詳しい情報を表示させることも可能だ。

第8章: 初心者エリアで戦闘を行なう

戦闘のときは三人称視点より一人称視点のほうが戦いやすい
 以上で準備はおおむね整った。次はいよいよ実戦に移る。戦闘の前に、まず画面右上のStatusミニアイコンでステータスを出し、Def(防御的)AGG(攻撃的)の比率メモリを真ん中から右端のAGG(攻撃的)に動かす。これで攻撃回数が増える。

 ちなみにこのメモリは「防御重視で攻撃回数少ない」「攻撃頻度重視だが敵からのダメージも多い」の調整に使用するもので、本来チームを組んだりペットを使ったりする場合に好みで調整するものだが、1人プレイなら右端のAGGマックスまで動かしたほうがプレイしやすい。

 戦闘は敵を直接クリックかTabキーでターゲッティングし、Qキーかアクションアイコンで攻撃しよう。一度攻撃を仕掛ければ、もう一度攻撃キーを押さない限り、自動で攻撃し続ける。また、敵の強さは自分と同程度だと左上のゲージが緑~黄で、自分よりかなり強い場合はオレンジ~赤で体力ゲージが表示される。

第9章: 敵の死体からアイテムをルートする

手に入れたもので装備できないものは売ってしまおう
 敵を倒したら、死体を右クリックして棺おけを出し、中にアイテムがある場合は全部取ろう。右クリックした際、お金は自動的に吸収される。

 手に入ったアイテムはShiftキー+クリックでどんな役に立つのか確認しよう。取れたアイテムは必要なければ、安全地帯にあるShopマシーンを右クリックで使用し、持ち物ウィンドウからお店の欄にアイテムをピック&ドロップしてAcceptボタンを押し、売却するといいだろう。

第10章: ペットロボットを使ってみよう

ペットロボットとの楽しいひと時。初心者エリアでは、「これ何?」と羨ましがられることもある
 ペットロボットを召還できる職業のうちEngineerとMeta-Physicistは、最初からペットを召還できる状態にある。新たにペットを作成するナノプログラムのクリスタルがあるので、これを実行してペットを召還しよう。なお、Engineerはすでに荷物の中に一体召還されているので、このロボットのアイコンを右クリックして使用しよう。

 召還系のナノプログラムが使える職業の場合は、ペットに命令を出さなくてはならない。これは「/pet attack」といったコマンドで指示するのだが、戦闘の時いちいち言葉を打つのは面倒なので、アイコン登録することになる。「/macro アイコン名 /pet ○○○」とすると、ペットへの命令コマンドを好きな名前をつけてアイコン化できるのだ。

 たとえば「/macro Attack /pet attack」とすると「Attack」という名前の「/pet attack」命令アイコンが作成されるので、それをアクションバーにそのままドロップして登録できる。各単語の間には必ず半角スペースをいれよう。なお、ペットへのアタック命令にもターゲッティングが必要だ。また、戦闘中にペットが死亡したら新しいペットをナノプログラムで作成しよう。

ペットロボットへの命令一覧
 /pet follow…ペットについてこさせる
 /pet behind…ペットをどかす
 /pet wait…ペットをその場に止まらせる
 /pet attack…ペットにターゲットしたものを攻撃させる
 /pet guard…ペットに守ってもらう
 /pet hunt…ペットが自分で敵を狩り始める
 /pet terminate…ペットを自殺させる
 /pet report…ペットの状態と位置を報告させる
 /pet chat ***…ペットに「***」と言わせる
 /pet heal…ターゲットしたものを回復させる(ペットにヒール能力がある場合)
 /pet rename ***…ペットの名前を***に変える(ペットをターゲットしておく)
 /pet ペット名 上記コマンド…指定のペットに命令を出す
 /pet all 上記コマンド…すべてのペットに任意の命令を出す

第11章: 体力の回復方法

座って自然回復を待つのが一番安上がりだが、中々時間がかかる
 戦いで体力が減った場合は、Xキーで座って(立つ時もXキー)自然治癒するか、ナノプログラムで回復するか、アイテムを使って回復するかする。また、ナノプログラムやアイテムを使って回復する場合、同一の手段は連続して行えない。しばらく時間を置いた後に使用できる。

 First Aid Kit……自分をターゲッティングして右クリック使用
 Treatmen Kit……座った状態で自分をターゲッティングして右クリックしよう

第12章: 死亡したらどうするのか?

この装置でアイテムを回収。死体を捜しに30分かけて移動なんてことはない
 キャラクタが死亡すると自動的に「Reclaim terminal」と書かれた装置のそばに戻される。戻されてから60秒後にこの「Reclaim terminal」を右クリックすれば、死亡時に失っていたアイテムをすべて回収できる。

 また、LV5までは死亡しても経験値が全く減らないので、ゲームを始めたばかりならペナルティは無いに等しい。装置を右クリック使用してアイテムを回収するのだけは忘れずに。

 LV6以降になると死亡した場合ごっそりと経験値が減ってそれは二度と戻ってこない。そのため、「Insurance terminal」と書かれた装置を使用して、その時々の経験値データを有料登録しておく(この装置は初心者エリアにはない)。そうすれば、死んだ場合も登録した時の経験値状態で復活する。

第13章: バックヤードに行き初心者ミッションをこなす

初めてのおつかい状態でどきどきの初ミッション。危なくなったらダンジョンの外に出よう
今はあまり役に立たないアパート。Funcomは将来的には人を呼べるようにするつもりだというが果たして……!?
 最初の初心者エリアでLV2になったら、今度はエリア内にあるトンネルを入り口やワープ装置に入って、バックヤードに向かおう。ここは自分のアパートの裏庭になる。アパートに入ると自動的にアパートの鍵が荷物に入り、自分の部屋に到着する。ここは、自由に飾り付けられるが、お金がない序盤はちょっとむりなので、今は放っておこう。

 バックヤードには初心者用の「Mission central」という装置がある。ミッションとは一人でプレイできる、自動生成のミニクエストだ。ミッション装置を右クリックすると、ミッション作成画面が現れるので、難易度のメモリを左端の「Easy」に動かして「Request」ボタンをクリックしよう。すると、ひとつだけミッションアイコンが表示される。このアイコンをShiftキー+クリックすると初心者用ミッション装置では、必ず人探しのミッションが提出される。これをクリックして選択し、「Accept」ボタンを押そう。これでミッションを受けたことになるので、いつでも画面右上のミッションアイコンを押せば、内容を確認できる。

 さて、ミッションを受けたら、装置のすぐ裏やそばにある建物の中に入ってみよう(都市へのワープゲートには入らないように)。入り口には「?」ボックスがあり、正しければミッションのエントランスだということがしるされている。中にはいると自動生成されたミッションダンジョンになっているはずだ。ここで敵と戦いながら中を探索し、ミッションの目的となっているNPCを探そう。無事探し当てると、その場でミッションクリアのメッセージが出て、経験値とクレジット、報酬アイテムが手に入る。

 バックヤードにはこのほかに、Surgery Clinicという装置がある。これを使用すると、手持ちのImplantを有料で体に埋め込むことができる。ImplantとはファンタジーRPGのアクセサリのようなもので、いろいろな効果があり、スキルがあれば自分で部品を加えてさらにたくさんの効果を持たせられる。もし、この時点でImplantを持っていたら効果を見て、埋め込んでみよう。

第14章: 都市で本格的なミッションをこなす

 新しい都市についたら、まずはどんなお店がどこにあるのか、ミッション装置はどの辺に置いてあるのか、ひととおり歩き回って掴んでおこう。ショップは建物内に自販機の形である場合もあれば、街中のお店でNPCがアイテム販売している場合もある。これは自分の足で探し回るか、ゲーム内で他のプレーヤーに聞くかしかない。

 都市にはバックヤードにあったものと同じミッション装置がある。ただし、ミッションの種類は増えており、ミッションダンジョンも特定の場所ではない。まずはバックヤードの時と同様に難易度を適度に下げてからミッションリクエストをし、報酬が好みのミッションを選ぼう。

 次に画面右上のミッションメニューをクリックして現在受けているミッションのアイコンを表示させる。このミッションアイコンを右ボタン長押しすると、MAPのマークが現れるのでそのままずるずるとマウスをひきづってこれをクリック。すると、現在のマップにミッションの目的地が白い×印で書かれ、画面下のコンパスに向かうべき方向が黄色い線で表示される。

 後は、目的地の建物に入れば、バックヤードと同様に自動生成のダンジョンを攻略することになる。

人物探しミッション 暗殺ミッション アイテム奪回ミッション アイテム輸送ミッション アイテム探しミッション

・人物探しミッション
 ミッションダンジョン内にいる特定のNPCを探すミッション。

・暗殺ミッション
 ミッションダンジョン内にいる特定のNPCを殺害するミッション。

・アイテム奪回ミッション
ミッションダンジョンの中にある「?」印のついたアイテムをミッション装置まで持ち帰るというもの。「?」アイテムを見つけたらカーソルを合わせてダブルクリックしよう。持って帰ったアイテムをミッション装置に使用するとミッションクリアとなる。

・アイテム輸送ミッション
ミッションを受けた時に預かったアイテムを、ダンジョン内の装置に使用するというミッション。使用できる装置はカーソルを当てると使用可能アイコンに変化するので、持ち物からアイテムをピックアップし、そのまま装置の上で右クリックすればOKだ。

・アイテム探しミッション
ミッションダンジョンの中にある「?」印のついたアイテムを手に入れるとミッションクリアとなる。「?」アイテムを見つけたらカーソルを合わせてダブルクリックしよう。

第15章: トークンを集める

ボーナスがついたので使用してみたら頭のまわりに浮遊物が付いてしまった
 ミッションをこなしているうちに、トークン(Token)を得ることがあるのに気がついただろうか? これはご褒美コインのようなもので、これを使用するとOmni側かClan側を選んだ時に渡されるボードに貯めることができる。

 これをどんどん貯めていくと、10個でHP最大値+21、30個集めるとHP最大値+49、Nano最大値+28といったボーナスが得られるアイテムになる。使用する時はボード右クリックするだけだ。

第16章: チームを組んで冒険する

 他のプレーヤーとパーティを組んで冒険したい場合は、画面右上のチームアイコンをクリックし、ターゲッティングした相手を誘うか、誘われた場合はYESボタンをクリックしよう。チームでの戦闘は経験値は自動的にわりふられるが、敵の死体からのルートは自動分配ではなく、チームリーダーが一括して獲得することになる。事前にチームリーダーが、コマンドでどういう風にルート権を割り振るか決めることも可能だ。

 また、ミッションは一人用のミッションをチームのメンバーが受け、そのミッションキーをMission Key Duplicatorでコピーして確認に渡すことになる。だが、分け前は手動でわけなくてはならず、ちょっと面倒なので、チームの場合は街の外のフィールドに出てしまったほうがいいだろう。

 ゲーム内にはWhompaと呼ばれるワープ場所がある。ここを利用して、あちこちの場所を探索すれば世界が広がっていく。ミッションをやってお金を稼ぎ、チームメンバーと共に戦闘を行ってがしがし経験値を稼ぐうち、装備も整い、色々な場所に進むことができるようになるだろう。

複数人でかかれば自分より強い敵が倒せるのは他のMMORPGと同じ。だが、アイテムがAutoSplitでないので面倒 都市と都市とをつなぐWhompa。これ以外にももっとダイレクトに移動できるがスキルが必要なGridというワープ手段もある 場所によってはフェリーなどで行き来する都市もある

(C) Funcom 2001, 2002

【Anarchy Online】
  • ジャンル:MMORPG
  • 開発/発売元:funcom
  • 価格::無料(月額利用料金: $12.95)
  • 対応OS:Windows 95/98/Me/2000
  • CPU:Pentium II 300MHz以上(Pentium II 450MHz以上推奨)
  • メモリ:64MB以上(128MB以上を推奨)
  • HDD:700MB以上(1GB以上を推奨)
  • ビデオメモリ:8MB以上(32MB以上を推奨))


□「Anarchy Online」公式ホームページ
http://www.anarchy-online.com/
□関連情報
【2月13日】西尾ゆきの海外ゲームレポート「Anarchy Online」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020213/yuki14.htm

(2001年2月13日)

[Reported by 西尾ゆき]


ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.