「TOKYO AUTO SALON」ゲームレポート

1月11日~13日 開催

会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)

入場料:大人1,800円(高校生1200円、中学生以下無料)

 コンプリートカーやチューニングパーツを中心としたイベント、「TOKYO AUTO SALON with AUTO ASIA 2002」。その会場内のいくつかのブースでは、クルマをモチーフにしたゲームの展示、試遊が可能となっている。各出展の模様を紹介しよう。


 ゲストも登場! 「XaCAR」ブースに出展のセガ「sega GT 2002(仮)」

 株式会社セガのXbox用ドライビングシミュレータ「sega GT 2002(仮)」が三栄書房の「XaCAR」ブースに出展されている。2002年発売予定のこの作品、試遊台は計5台で、うち3台はレーシングコントローラ+バケットシートという本格的仕様。さっそくプレイしてみたところ、トヨタ、日産、ホンダなど国内メーカーのクルマはもちろん、アルファロメオの1300GTAなども選択可能。セガのレースゲームには珍しく、挙動はかなりマイルドな印象。ただ、ブースのライティングのせいか、夕焼けのシーンではコーナーの入口付近まで近寄らないとコースが見えないことがあったのは残念。まだまだ制作途中ということで、これからのグレードアップに期待したいところだ。

 また、豪華なゲストによるトークショウが行なわれているのもこのブースの特徴。GTシリーズに参戦しているドライバーたち、佐藤久美氏、飯田 章氏、中谷明彦氏、土屋圭一氏らがゲストで登場する。飯田氏が登場するイベントでは、「sega GT 2002」を使用したゲーム大会が行なわれる予定。ほかにも、メインスクリーンで表示されるシート付き試遊台では、タイムアタックコンテストが行なわれている。

 「XaCAR」ブースは会場入口から一番遠く、しかもスバルブースの裏側に位置しているので見つけにくいかも。イベントの時は混雑が予想される。

ギリギリまで制作されていたというオートサロンバージョンが試遊可能 バケットシートとレーシングコントローラ「NASCAR PRO VICTORY」でのプレイも可能 佐藤氏らゲストのトークショウもお楽しみ

(C)WOW ENTERTAINMENT INC / SEGA CORPORATION,2001

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ワウ エンターテイメントのホームページ
http://www.wow-ent.co.jp/
□製品情報
http://sega.jp/x/segagt02/


 「Project Gotham」はインパルブースに多数出展

 星野一義氏が代表を務めるコンプリートカー、チューニングパーツメーカーとして有名なインパルブースのメインの裏側に、マイクロソフト株式会社のスタイリッシュドライビングゲーム「Project Gotham : World Street Racer」がプレイアブル出展されている。発売日はXbox本体と同時の2月22日、価格は6,800円。

 北米ではすでに発売されているだけあって、完成度は申し分なし。日本仕様のコントローラで思う存分遊ぶことができる。乗り味はPCのドライブゲームをプレイしたことのある方ならおわかりいただけるだろうが、オン・ザ・レール感覚というか、しっとりとしたドライブフィールが味わえる。このゲームのウリはなんといっても多彩なシチュエーションのコースと、独特のセレクトのクルマ。発売日、価格ともに決定したXboxの同時発売タイトルだけに、発売前の試遊にはもってこいといったところか。

インパルブースにはXboxのロゴが 同時発売タイトルだけに完成度は高い

(C) 2001 Bizarre Creations Limited. All rights reserved.
(C) 2001 Microsoft Corporation. All rights reserved.

□Xboxのホームページ
http://xbox.jp/
□製品情報
http://xbox.jp/software/f_04.html


 会場入口そばで大々的にアピール! カプコン「auto modellista」

 アニメ調のテイストで東京ゲームショウ2001 秋でもアピールしていた株式会社カプコンのプレイステーション 2用ネットワークレースゲーム「アウトモデリスタ(auto modellista)」が、会場入口そばでハデなデモンストレーションを行なっている。

 2002年発売予定のこの作品、ネットワークに対応したレースゲームで、試遊台は10台を設置。うち4台は「ステアリング・ポッド」+「GT FORCE」+バケットシートというレーシングスタイルでプレイ可能。

 写実的グラフィックが大半を占めるレースゲームに独自の手法のグラフィックを持ちこみつつ、ネットワークに対応し、オリジナルカスタマイズを可能にしており、今回はオーバルコース2周という仕様ながら、その可能性を伺わせる作りになっていた。タイヤがスライドするときのハデな煙や、加速時の集中線など、このゲームならではの表現を確認することができたが、乗り味は見た目に反してソリッドな印象。このあたりは開発の進行度やチューニングなどで変わると思われる。

デモムービーもゲームの魅力をあますところなく伝えていた 家族連れに大好評。ペダルに足の届かない小さな子までプレイしていた
ネットワークでコミュニケーションを図りながら、独自のクルマを作り上げる楽しみが味わえるタイトル

(C) CAPCOM CO,.LTD.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□製品情報
http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/automodellista/

(2002年1月11日)

[Reported by 佐伯憲司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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