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■オススメキャラクタ攻略■


 さて、基本の説明は終わったが、実際にプレイするにはキャラクタを選ばなければならない。「カプエス2」の場合、レシオ制によって1~3人のキャラクタを選べるが、前作をプレイしていないプレーヤーは誰を選んで良いか迷うところだ。
 そこで編集部では、オススメキャラクタ3人をピックアップしてみた。取り上げたのは「サガット」、「キャミィ」、「覇王丸」。この3人は、今回説明した【基本の動き】を実践しやすい3人で、比較的扱いやすい部類のキャラクタ。もし選択に迷っていたら、とりあえずこの3人でチームを組んでみてはいかがだろうか。


【サガット】
※レーダーチャートは編集部調べによる能力評価値です※
 圧倒的な安定度を誇るキャラクタ「サガット」は、一家にひとりは居て欲しい頼れる存在。あだ名はズバリ【用心棒】。攻撃力が高く、牽制技のリーチと高い対空性能で相手を容易に押していける。連続技のバリエーションもそこそこあり、飛び道具と無敵対空を持つ。唯一難があるとすればスピードだが、回り込みや移動必殺技で十分カバーできる。

牽制

牽制の中。密着状態からだと反撃されるので、先端を当てていくようにしよう

 サガットの牽制は中がメイン。基本は立ち中が届く間合いで、タイミングを読まれない程度に出していこう。
 間合いが近いときは、しゃがみ弱→しゃがみ中(→強グランドタイガーショット)とし、間合いを離す。ラッシュをかける場合はしゃがみ弱などからめくり弱を狙うが、スピードのないサガットにラッシュはあまり向かないのでほどほどにしよう。
 遠距離ではタイガーショットを撃ちたくなるが、実際には遠距離での使用は絶対に避けるべき。背の高いサガットは、移動の早いスーパーコンボや超必殺技などで反撃される恐れがあるからだ。相手の起きあがりなど、イニシアチブを持った状態でのみ使用可。離れたら、様子を見ながら中の間合いを取りにいこう。

対空

サガットの対空は高性能のものが揃っている。ただし過信は禁物。色々な対空を使い分けていこう

 サガットの対空技は【1・タイガーアッパーカット 2・強またはしゃがみ強 3・ジャンプ中または中】といったところ。アッパーカットは無敵時間があるので、引きつけて強を出すのが基本。だが、ブロッキングおよびジャストディフェンスはこの限りではない。空中ガードのあるグルーヴに対しては、地上対空技で落とすこと。ジャンプ中と中、中は上方向、中を横方向と使い分けていく。
 ちなみに、サガットは背が高いキャラなので、地上で対空(特にタイガーアッパーカット)を出すときはしゃがみ状態から出すことを忘れないように。これを忘れると、相手の早出しジャンプ攻撃に当たってしまう。

連続技

【1・しゃがみ弱×1~3→タイガーレイド(→タイガーアッパーカット:Cグルーヴ要LV2キャンセル)】
【2・しゃがみ弱×1~2→しゃがみ中→強グランドタイガーショット】
【3・しゃがみ弱→弱→タイガークラッシュ】

 使用頻度の高いものから3つを紹介しよう。すべてしゃがみ弱から始まるので、場合によって使い分けるのがベター。しゃがみ弱のヒットを確認したら、ゲージがあるときは迷わず1を使おう。LV1から繋がるうえに、Cグルーヴであれば【LV2タイガーレイド→タイガーアッパーカット】でかなりのダメージを奪える。

 ゲージがない場合は2か3を使うが、2は最後のタイガーショットが連続になりにくい。ゲージがあればLV2以上のタイガーレイドも繋げられるが、目押しが難しくヒット確認が容易ではないので実戦での使用は避けたほうが無難。3は相手がダウンするが、弱がしゃがみ状態の相手に当たらないので注意が必要。実際、連続技として使うのは1だけでも十分。

接近したらとにかくしゃがみ弱。目押しのつなぎは要練習だが、慣れればヒット確認が容易だ が当たっていればタイガーレイドを連続技に。グランドタイガーキャノンでもいい


【キャミィ】
※レーダーチャートは編集部調べによる能力評価値です※
 攻撃力、防御力こそないが、使いやすい技の揃っているキャミィ。スパイラルアローを主軸とした固めで相手のガードクラッシュゲージを削り、チャンスには弱技連打からの連続技が入れやすい。歩くスピードが速いので、間合いをある程度好きに調節できることもポイントだ。

牽制

、しゃがみ中の使い勝手が良い。しゃがみ中をギリギリでガードさせたら、スパイラルアローで固めにいこう

 牽制に使う技は強、しゃがみ中がメイン。密着に近い場合には強、しゃがみ中などを使い、その後しゃがみ中などを当てていこう。
 相手の起きあがりなど、接近したときの連係としては、【1・しゃがみ弱×2→しゃがみ中(→弱スパイラルアロー) 2・しゃがみ中→しゃがみ中(→弱スパイラルアロー)】などを使い分け、間合いを維持しつつ攻撃。最後のスパイラルアローは、ヒット時のみ出すようにし、ガードされている場合には無理をせず様子を見る。

 遠距離は、中か強のスパイラルアローを出してもいいが、ジャンプされると反撃されやすいため控える。また、相手にめり込むようにガードされると、反撃を喰らう。キャミィはつかず離れずの間合いが一番やりやすいので、その間合いを常にキープしておきたい。

対空

普段はキャノンスパイクで、いざというときはリバースシャフトブレイカーを使おう

 キャミィの対空は【1・強キャノンスパイク 2・しゃがみ強 3・リバースシャフトブレイカー(LV2以上)】を使い分ける。強キャノンスパイクが最も安定しているが、相手に跳び越されるような状況では出さないこと。跳び越される間合いでは、バックジャンプで逃げるかくぐり抜け、どうしても落としたい場合のみ、リバースシャフトブレイカー(LV2以上)を出す。

 通常技の対空は、一応しゃがみ強を使用するが、判定面にやや難があるので信頼し過ぎないように。

連続技

【1.しゃがみ弱×2→強スパイラルアロー(またはスピンドライブスマッシャー)】
【2.しゃがみ中攻撃→しゃがみ中→強スパイラルアロー(またはスピンドライブスマッシャー)】
【3.近距離強→しゃがみ中→強スパイラルアロー(またはスピンドライブスマッシャー)】

 連続技はすべてスパイラルアローかスピンドライブスマッシャーで締める。Cグルーヴであれば、LV2スピンドライブスマッシャーをキャノンストライクでキャンセルし、着地後キャノンスパイクなどの技で追い打ちすることが可能。
 これらの連続技は、めくり弱や、キャノンストライクをガードさせたあとに狙うことができる。めくりからの場合は低い打点でヒットすれば、そのまま連続技がつながるためヒット確認が容易だ。しゃがんでいる相手なら、1のしゃがみ弱を3発入れることもできる。

しゃがみ弱からの確認コンボがやりやすい。ただし、キャンセルが遅いとガードされてしまう 近距離強は、ヒットから連続技につなげやすい。中→中の目押しも楽で使いやすい


【覇王丸】
※レーダーチャートは編集部調べによる能力評価値です※
 覇王丸は、攻撃力とリーチに長け、スピードと対空性能に難があるという非常に判りやすいキャラクタである。戦い方の基本はリーチを生かした牽制。ただし、対空の弱さをつかれて跳び込まれ続けると、この戦い方ができなくなる。バックステップ、ステップ、走り、回り込みといった移動システムを活用することが、覇王丸を使用する際のポイントだ。

牽制

を軸にして相手の出方を見る。この間合いで強を出すのは危険。相手がスキを見せたときだけにしよう

 メインに使う技は中。この技が届くか届かないかの距離を基本とし、バックジャンプやバックステップを使って間合いをキープしていく。遠間で相手がスキのある攻撃を空振りしたら、遠距離強を合わせていく。この場合は相手の次の動作を抑止するための牽制なので、ガードされても構わないし、当たればラッキーといったところ。ただし、ガードされる状況=回り込みなどの回避、発生の早いスーパーコンボ、超必殺技を相手が出せるということでもあり、特にゲージがあるときなどは極力使用しないこと。

 近距離では、主にしゃがみ弱を使用する。少し離れたらしゃがみ弱、しゃがみ中。【しゃがみ弱→しゃがみ弱or中】と、一連の流れにしてしまっても良い。さらに離れたら中へと連係していく。ただし、中を出すタイミングを読まれると反撃されやすいため、連係としての使用は頻度を下げたほうがいい。しゃがみ強のスライディングも有効だが、これまたスキが大きいため、多用は禁物。こちらも多用はできないが、しゃがみ弱からキャンセルして弱烈震斬を出せば、相手のしゃがみガードを崩す連係になる。

 あと、遠距離で奥義 旋風裂斬を撃つのは、相手の起きあがりぐらいに留めること。基本は“奥偽”旋風裂斬を使用し、相手が跳んだら迎撃する。“奥偽”だけでは騙しの効果が薄いが、それでもスキが大きい“奥義”のほうは使わないほうが良い。
 覇王丸はメインとなるダメージ源が明確ではないので、牽制および牽制からのガードクラッシュ狙いをメインにして戦っていこう。

対空

結構頼れるジャンプ強および中。相打ちは多いが、ジャンプの高さ、スピードはそこそこあるので使う機会は多い

 覇王丸は対空技に難がある。【1・垂直または斜めジャンプ中、強 2・しゃがみ強 3・中弧月斬】の3種が基本となるが、どれも確実なものとはいえない。ジャンプ中、強が安定しているが、相手のジャンプが早いとほぼ無効となるため、ある程度の読みが必要。しゃがみ強は当たり判定の大きさが問題。当たる範囲が極めて狭いため、空振りしてしまうことがままあり、使える場面は少ない。
 中弧月斬は、弱や強よりも攻撃判定が上方向に強いものの、出かかりの判定が弱く潰されやすい。使用する場合は、ある程度先読みして早めに出すこと。この場合は、空中ガード、ブロッキング、ジャストディフェンスに要注意。
 対空の安定行動はバックジャンプおよびステップ、回り込みでの回避。とはいえ、返せる場面ではなるべく反撃しておこう。反撃が少ないと、相手の跳び込み率も高くなるからだ。

連続技

【1.しゃがみ弱×1~2→天覇封神斬(強弧月斬)】
【2.しゃがみ中orしゃがみ強→天覇封神斬】
【3.奥義 旋風裂斬→天覇封神斬】

 覇王丸は連続技が少ない。1の連続技は、強弧月斬が距離によって空ぶったりガードされてしまう場合があるので、常に天覇封神斬がベター。ゲージがないときは【しゃがみ弱×1~2→しゃがみ弱】の連続技を使おう。相手の起きあがりにめくりジャンプ中を狙うことができるので、そうした場合に積極的に狙いたい連続技だ。

 反撃や連続技など、ヒット確認の必要がない場合は2を使用。これはしゃがみ中でも連続技になるが、しゃがみ中および強はスーパーコンボや超必殺技にのみキャンセルがかかる性質を持っており、旋風裂斬など必殺技の暴発を防止する意味で有効だ。3の連続技は、実戦で決める機会はないに等しい。ダメージも期待できないことから、あえて狙う必要もないだろう。

しゃがみ弱ヒットからは天覇封神斬。入力がシビアなので、旋風裂斬、弧月斬になってしまわないように 威力の方は申し分ない。ゲージの使い道も少ないし、狙えるときはいつもゲージ使用でいくこと



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