SCEI、PS2にJavaを搭載
iアプリなどJavaアプリケーションが動作可能に

写真:塩田紳二
6月4日 発表(現地時間)



写真:塩田紳二
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、米国で開催中の「JavaOne」カンファレンスにおいて、家庭用ゲーム機「プレイステーション 2」に米Sun Microsystemsが開発したJava VM(バーチャルマシン)を搭載すると発表した。供給方法や媒体、価格などは未定。同社では2001年末のリリースを予定している。

 Java VMを搭載することにより、ユーザーはネットワーク上に存在する無数のJavaアプリケーションをPS2上で利用できるようになる。動作するJavaアプリケーションは、一般的なインターネットブラウザ上で動作するアプリケーションのほか、Java搭載iモード携帯端末で利用されるiアプリにも対応する予定。
 Java対応機種であれば、携帯電話、PDA、双方向テレビなど、ハードを問わず簡単に接続することも可能になるという。

 ソニー・コンピュータエンタテイメントは、今後ともPS、PS2を中心に、ゲーム、音楽、映画、放送などが融合したブロードバンド時代における新エンタテイメントを追求するとしている。

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/010605.pdf(PDF形式)

(2001年6月5日)

[Reported by 北村孝和]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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