ズー、第2次世界大戦を題材にしたRTS「SUDDEN STRIKE」
の拡張キット「SUDDEN STRIKE FOREVER」を9月に発売

9月発売予定

予定価格:6,800円
(本体同梱版は12,800円)



 株式会社ズーは、昨年の12月に発売した第2次世界大戦を題材にしたリアルタイムストラテジー「SUDDEN STRIKE」の拡張キット「SUDDEN STRIKE FOREVER」を、9月に発売する。予定価格は拡張キット単体が6,800円、本編とセットのスペシャルパッケージが12,800円。対応OSはWindows 95/98/Me/2000。

マーケットガーデン作戦を彷彿とさせる美しい紅葉マップ
 「SUDDEN STRIKE」は、戦場マップとユニットが正確な縮尺で再現されていることで話題になったドイツ産のリアルタイムストラテジー。連合軍、ドイツ軍、ロシア軍の3種類のキャンペーンシナリオが楽しめるほか、最大12人まで同時参加可能なマルチプレイモードを搭載している。

 拡張キット「SUDDEN STRIKE FOREVER」では、連合軍が米軍と英軍に区分けされ、それぞれ独立したキャンペーンミッションを用意。既存のドイツ軍、ロシア軍にも新たにキャンペーンが追加され、各3シナリオずつ、計12本のキャンペーンが楽しめる。シングルミッションも7シナリオ、マルチプレイにも10シナリオを新たに追加し、実に遊びがいのある内容になっている。

新ユニットを多数追加。中でもドイツ軍の傑作高射砲Flak-88は、砲門の仰角を変更してゼロ距離射撃や水平射撃も可能なようだ
 また、グラフィックエンジンにも改良を施している。従来のマップパターンは夏と冬しかなかったが、今回は森林に美しい紅葉の色彩を散らした秋ステージを用意。さらに北アフリカ戦線用の砂漠ステージも追加している。
 細かい部分ではロケット弾の弾跡の描き方に修正を加えたり、爆発のエフェクトパターンを増やし、弾種によって異なる爆発が見られるようになっている。また、兵士のAIも改良され、弾丸の補給など戦術要素の手間を省き、より戦略的な視点から指揮を執れるようになっているのが嬉しいところだ。

 さらに今回は、マップエディターも付属しており、既存のマップに修正を加えたり、自作マップを作成することが可能となっている。しかも、パラメータを変えるだけで自由にトリガー(イベント)発動のタイミングを調整できるシナリオ作成用のスクリプトを12本程度搭載しているため、凝ったキャンペーンを自作することも可能という。
 拡張キットも本編と同様に、マップエディターを含め完全日本語化される。まさしく「SUDDEN STRIKE」を骨までしゃぶり尽くすための拡張キットと言えそうだ。

【スクリーンショット】
左上の画面が砂漠ステージ。イスラム教のモスクや瓦礫と化した廃墟、サボテン科の植物などの常緑多年草といったオブジェクトが確認できる

【マップエディター】
マップエディターは、ゲームとは独立したアプリケーションとして収録されている。ゲームに使用されている膨大な量のオブジェクトがすべてデータベース化されている

(C) CDV Software Entertainment.

□ズーのホームページ
http://www.zoo.co.jp/
□M3エンタテインメントのホームページ
http://www.m3e.co.jp/

(2001年6月2日)

[Reported by 中村聖司]

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