発売1カ月前:任天堂GBA同時発売タイトルを紹介
「スーパーマリオアドバンス」など

3月21日 発売

 任天堂株式会社が3月21日にGBA本体と同時発売を予定しているタイトルは、「スーパーマリオアドバンス」、「F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE」、「ナポレオン」、「くるくるくるりん」の4本。他ならぬ任天堂から発売されるソフトだけに、内容が気になっている人も多いだろう。
 本日(21日)は発売日の約1カ月前に当たることから、これら4タイトルの内容をまとめてご紹介する。

●記事文中の説明
・マルチカートリッジ対戦……通信ケーブルとカートリッジを2人~4人のユーザーが持ち寄って対戦する形式
・1カートリッジ対戦……1個のカートリッジと通信ケーブルを使い2人~4人で対戦する形式

■スーパーマリオアドバンス


・マルチカートリッジ対戦:対応(MARIO BROS. GAME)
・1カートリッジ対戦:対応(MARIO BROS. GAME)
・価格:4,800円



 スーパーマリオシリーズ最新作「スーパーマリオアドバンス」は、1人プレイ専用の「SUPER MARIO GAME」と、1人~4人までプレイが可能な「MARIO BROS. GAME」といった2つのモードが用意されている。

SUPER MARIO GAME

 「SUPER MARIO GAME」は、夢の国に迷い込んだマリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオを操作してステージをクリアしていく横スクロール型のアクションゲーム。全体のバランスが取れた「マリオ」、ジャンプ力が高い「ルイージ」、すばやくモノを引き抜ける「キノピオ」、モノを引き抜く力は弱いが滞空時間が長い「ピーチ姫」など、それぞれ異なる4人の能力を生かしつつ全20コースのクリアを目指す。
 アイテムから敵キャラクタまで、何でも持ち上げられるアクション要素が特徴。今作にはスコアが設定されているため、大きな野菜をぶつけて敵をまとめて倒せば高得点が得られるなど、さまざまなテクニックを駆使してハイスコアを狙うといった遊び方も楽しめる。

4人のキャラクタは、それぞれ能力が異なる 大きいキャラを倒せばハートが出現。これで回復しながら先に進もう 敵をまとめて倒せば高得点。1UPを出す敵キャラもいる

MARIO BROS. GAME

 「MARIO BROS. GAME」は、元祖マリオブラザーズをGBA用にアレンジしたゲーム。最大4人でコイン争奪戦を行なう対戦ゲーム「バトルゲーム」のほか、オリジナルに近い面クリア型アクション「クラシックゲーム」の2つをプレイすることができる。
 「クラシックゲーム」はマルチカートリッジ対戦に、「バトルゲーム」は1カートリッジ対戦にそれぞれ対応している。

「MARIO BROS. GAME」のタイトル画面。オールドファンにはロゴが懐かしい感じ 1人プレイのクラシック画面。BボタンでPOWを持ち上げれば敵キャラがひっくり返る やっつけたノコノコは甲羅にチェンジ。持ち上げてライバルにぶつけてしまおう

(C)1983-2001 Nintendo


■F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE


・マルチカートリッジ対戦:対応(マルチカートリッジVS)
・1カートリッジ対戦:対応(1カートリッジVS 一部制限あり)
・価格:4,800円



 「F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE」は、スーパーファミコンで発売された「F-ZERO」の最新作。地面からホバリングした状態で機体が高速疾走する独特のスピード感はそのままに、携帯ゲーム機になったことで、画面と指位置が接近したことによりマシンとの一体感が楽しめる。
 ゲームモードは、ラップ毎に設定された規定順位をクリアしつつ、3シリーズ全15コースを転戦する「グランプリ」、コース別に練習やタイムアタックが行なえる「トレーニング」、マルチカートリッジ対戦の「マルチカートリッジVS」、選択可能なコースやマシンが限定される1カートリッジ対戦の「1カートリッジVS」が用意されている。

最初に選べる機体は4種類。コーナリング性能やスピードなど、それぞれ性能が異なる 「グランプリ」モードでは、プレーヤーは3シリーズ全15コースを走りぬく ショートカットポイントを見つければ一気にタイムを縮められる

(C)2001 Nintendo


■ナポレオン


・マルチカートリッジ対戦:対応(2人用)
・モバイルアダプタGB:対応
・価格:4,800円



 「ナポレオン」は、アクション要素を持った戦争シミュレーションゲーム。プレーヤーはナポレオンとなり、イギリス軍や貴族、モンスターといった敵勢力の攻撃を、歩兵、騎兵、砲兵など、さまざまな部隊を指揮して戦い抜く。
 ゲームモードは、1人用の「ストーリーモード」、通信ケーブルを使った「2人対戦モード」のほか、マップに部隊を配置した後はプレーヤーが一切手を下すことなく勝敗が決まるまで観戦する「フォーメーションバトル」や、敵100部隊をいかに短時間で倒せるかを競う「100人斬り」、敵本拠地を占領するまでの時間を競う「タイムアタック」、次々と襲い掛かってくる敵軍に、どれだけ長い時間耐えられるかを競う「持久戦」などの「トライアルモード」が用意されている。

 モバイルアダプタを使えば、新たに3つのマップがダウンロードできるほか、クリアタイムをサーバーにアップロードして全国のプレーヤーとランキングを競うことができる。

説明書を見なくてもわかるように教官が遊び方を教えてくれる 戦場は地面ばかりとは限らない。海の上で戦うこともある ステージクリアごとに、指揮官に褒美を与えないといけない

(C)2001 Nintendo


■くるくるりん


・1カートリッジ対戦:対応(2人~4人まで)
・価格:4,800円



 「くるくるりん」は、ゆっくり回転する棒を壁や障害物に当てないようコースを進んでいくアクションゲーム。操作は十字ボタンのみで、棒の長さを短くして簡単に遊べるモードも搭載されている。
 コース上に設定されている障害物は、ぶつかってもダメージは受けないが回転方向が変わってしまう「バネ」、同じ場所を行き来して進行を行く手を阻む「ピストン」、さまざまな速さで転がってくる「鉄球」、思わぬところから攻撃してくる「大砲」などが存在する。プレーヤーは、これらの障害を利用するか、もしくはタイミングを見計らって回避しつつゴールを目指す。

1人用では、スタート前に「うさぎ先生」がアドバイスをしてくれる コース上にはさまざまな障害物が待ち受けている。接触してダメージを受けないよう先に進もう 対戦モードでは、ミスをしてハートがなくなるとスタート地点に戻されてしまう

(C)2001 Nintendo / EIGHTING

□任天堂のホームページ
(2月20日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.nintendo.co.jp/

(2001年2月21日)

[Reported by 北村孝和]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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