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カプコン、PSP「ヴァンパイア クロニクル ザ カオスタワー」
新携帯ゲーム機に向けて、人気シリーズの“集大成”を発売

発売日:2004年12月12日

価格:5,040円

新モードの舞台となるタワー。最上階では何が待ち受けているのか?
 株式会社カプコンはプレイステーションポータブル用ソフトとして、「ヴァンパイア クロニクル ザ カオスタワー」を12月12日のPSP発売と同時に発売する。価格は5,040円。

 '94年の「ヴァンパイア」をスタートとして、「ヴァンパイアハンター」、「ヴァンパイアセイバー」、「ヴァンパイアハンター2」、「ヴァンパイアセイバー2」とシリーズ化された本シリーズ。“モンスター達の戦い”をテーマに、2Dの非常に豊かなアニメーション表現をふんだんに使い、「人間」の戦いとは全く違う新しい世界を提示し、たくさんの熱狂的なファンを生み出した。

 本作「ヴァンパイア クロニクル ザ カオスタワー」は、そのシリーズの集大成をうたう作品。PSPならではの表現力を活かし、アーケードに迫るグラフィックとレスポンスを実現、高いクオリティを持つ対戦格闘ゲームになるという。PSPのワイヤレスLAN機能にも対応予定、友人と手軽に対戦が楽しめる。

 本作ではアーケードモードの他、様々なモードを搭載予定とのこと。その中でも完全オリジナルモードとなる「TOWER」モードは注目である。この魔界にそびえ立つ謎の塔を攻略するために、18のキャラクタから3体を選択、各フロアを待ち受ける敵を撃破していくこととなる。

 対戦形式は1対1。タワー内は多くのルームが配置されており、敵が待ち受けている。敵に合わせてキャラクタを選択するという戦略もアリだろう。キャラクタの数は18だが、今まで出た4つのタイトルからキャラクタタイプを選ぶことで選択肢は非常に多い。技コマンドの違い、チェーンコンボの形式や、ダークフォースの有無など、各キャラクタの特性を把握しておかなければ塔の制覇は難しいだろう。

 敵との戦いで受けたダメージは、戦闘終了時に回復しない。戦闘に参加しなかったキャラクタだけが、少しだけ体力を回復できるのである。体力のなくなったキャラクタはリタイア。いかにダメージを受けずに敵を倒していくかが最重要課題となる。

 各ルームでは戦闘内容によってルートが分岐していくようだ。さらに現在公開されているスクリーンショットでは、通常とは色の違うキャラクタも敵として登場するらしい。まだわからない要素が多い。様々な謎が隠されているようだ。

 18の個性豊かなモンスターの豊かなキャラクタ性、爽快感と戦略性を持った戦いの感触は、シリーズのファンのみならず初心者にも訴えかける魅力がある。人気シリーズの集大成を目指して作られた本作。新携帯ゲーム機でどう表現されるかは楽しみなところだ。

【TOWER専用ステージ】
TOWERモードのために書き起こされた新ステージ
TOWERモードでは、3体のキャラクタを選択して挑戦していく
【スクリーンショット】


(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
デザインは変更になる場合がありますのでご了承下さい。

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「ヴァンパイア クロニクル ザ カオスタワー」のホームページ
http://www.capcom.co.jp/vampire_cct/

(2004年11月25日)

[Reported by 勝田哲也]


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