【連載第243回】ゲームライフに役立つグッズをレポート


手の動きを高精細に検出する「PlayStationMoveモーションコントローラ」
セッティングから使用感まで気になるアレコレを試してみた


 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。


 手の動きを高精細に検出するPS3用の体感コントローラ「PlayStationMoveモーションコントローラ」。こちらは10月21日発売予定だが、今回はその試作品をお借りすることができたので、先行レポートしていこう。コントローラーとしてのホールド感や使用感、扱いやすさ、さらに、実際にセッティングしてわかったことやゲームプレイの感触をお伝えしよう。

 お借りしたのは、「PlayStationMoveモーションコントローラ」本体、動きを捉えるUSBカメラ「PlayStation Eye」、体験版ソフトが収録された「もっとあそ棒。PlayStationMove体験ディスク」のセットだ。

【今週のおしながき】
PS3 ソニー・コンピュータエンタテインメント 「PlayStationMoveモーションコントローラ」

 




● 手の動きを高精細に検出する体感コントローラー! 3種類のセンサーとスフィアの光で細かな動きや奥行きを捉える

「PlayStationMoveモーションコントローラ」

    メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
    発売日:10月21日
    価格:3,980円

    リチウムイオン充電池内蔵
    Bluetoothワイヤレス通信
    振動機能
    同時接続最大4台



「PSMモーションコントローラ」はグリップ形状そのままの形をしていてスッと手に持てる。ボタン類は上部に集まっていて、親指と人差し指で全て扱える

 「PlayStationMoveモーションコントローラ(PSMモーションコントローラ)」は、先端に付いているスフィアと内蔵されているセンサーで手の動きを感知し操作できる体感スタイルのコントローラーだ。BluetoothでPS3本体と通信するワイヤレス仕様で、振動機能も搭載している。

 「PSMモーションコントローラ」はグリップをそのままコントローラーにしたような形で、丸い棒状になっている。サイズは約200×46mm(高さ×直径) 、重さは約145g。リチウムイオン充電池を内蔵していて、本体に貼られているステッカーには電池容量は800mAと記載されている。ステッカーの横の小さな穴の奥には、ペアリングをリセットするリセットスイッチがある。

 本体表面の手触りは、PS3用コントローラーであるSIXAXIS/DUALSHOCK3とほぼ同じ感触。一方、先端にある光球ことスフィアは、シリコンのような柔らかい素材でできていて、指で押すとグニグニとへこむ。グッと押し込んでみても、中に何かLEDなりの機器があるような感触はせず空洞のようだ。どういう作りで光るようになっているのか興味深い。

 本体の前面側、上部にボタンが並んでいる。中央の大きいボタンは「ムーブボタン」という独自のボタンで、ムーブボタンはPSM対応ソフトを遊ぶ際のメインボタンと言える。主に決定操作などをこれで行なうタイトルが多い(ボタン割り当てで言うと○ボタンに近い扱い)。ムーブボタンの周辺には○/×/△/□ボタンが配置されていて、この5つのボタンを「PSMモーションコントローラ」を握った手の親指で操作する。

 背面にはTボタンというトリガータイプのボタンがある。SIXAXIS/DUALSHOCK3のL2/R2トリガーよりもフック部分が反っていて、人差し指がほどよく引っかかる。トリガー型のボタンとして、素直な形状とフィーリングをしていると感じた。

 本体前面中央にPSボタンがある。「PSMモーションコントローラ」のPSボタンでもSIXAXIS/DUALSHOCK3同様に待機中のPS3の電源をオンにできる。側面には、右側面にスタートボタン、左側面にセレクトボタンを搭載している。

 底面側には、USB端子、拡張端子、ステータスランプ、ストラップホールがある。USB端子はmini-Bの端子で、SIXAXIS/DUALSHOCK3と同じ。USBケーブルで充電できる。拡張端子は今回試している限りでは使う場面はなく、どういった使い方をするのかはわからなかった。ステータスランプはSONYのロゴの下あたりに控えめなサイズのものがあって、動作中は赤く点灯、充電中は点滅する。



「PSMモーションコントローラ」の前面、側面、背面等。スフィアはシリコン素材のような手触りで柔らかく、中は空洞になっているようだ。ムーブボタン、Tボタン、○/△/□/×ボタンは全て親指と人差し指で握ったまま操作できる。底面にある端子は、上がUSB端子、下が拡張端子だ




・セッティング〜XMBメニューを「PSMモーションコントローラ」を持った手の動きで操作!「torne」は操作できる?

地磁気センサーを調整する「モーションコントローラ補正」。これはXMBメニューの設定内にある

 まずはセッティングから。USBカメラの「PlayStation Eye(PS Eye)」をPS3に繋ぎ、テレビの中心あたりに置き、カメラアングルはワイドアングルビューにする。「PS Eye」は「PSMモーションコントローラ」を使う際に必須なので、この点には注意しよう(スターターパック等のセットパッケージにはほぼ含まれている)。

 では、「PS Eye」は何に使われるのかと言うと、「PSMモーションコントローラ」先端のスフィアの光をカメラに映すことで、その“位置(奥行きも含む)”を検出するために必要。それをゲーム内に反映させるという仕組みだ。本体に内蔵された3種類のセンサーで動きや捻りを検出し、テレビ画面からのプレーヤーとの位置関係は「PS Eye」とスフィアの光で検出される。この2重の仕組みになる。

 続いて、「PSMモーションコントローラ」とPS3をUSBケーブルで繋ぎ、PSボタンを押してペアリングさせる。瞬時にペアリングは完了。コントローラー番号は7番になるのが基本のようで、他のコントローラーと番号が干渉しないようにされているのかもしれない。

 この状態ですでに、XMBメニューの操作が行なえる。XMBの操作はTボタンを押しながら「PSMモーションコントローラ」を傾けてメニューの移動、ムーブボタンで決定、×ボタンでキャンセルという操作が可能。このときスフィアはまだ点灯していないし、カメラに向ける必要もない。本体内蔵のセンサーで手の動きを感知しているのだろう。操作はスムーズで反応も良好。誤操作も起こらず、想像していた以上に精度が高く感じられた。ただ、慣れないうちは反応が過敏すぎるように思えるかもしれない。

 本体には、3軸のジャイロセンサー、3軸の加速度センサー、3軸の地磁気センサー、と3種類のセンサーが搭載されている。センサーの補正は、XMBメニューの「設定」>「周辺機器設定」にある、「モーションコントローラ補正」という項目で行なう。調整時にはスフィアが点灯し、スフィアを中心に「PSMモーションコントローラ」をクルクルと上下左右に回して調整する。だいたい1分もあれば済む程度だ。

 続いて、「torne」の操作を「PSMモーションコントローラ」で行なえないか試してみた。だが、メニュー移動の操作が行なえず、実用的ではなかった。決定やキャンセル操作のボタンは使えるものの、「PSMモーションコントローラ」をどのように動かしてもメニューは動いてくれない。このあたりは「torne」側で対応する必要があるのだろう。今後に期待したいところだ。



「モーションコントローラ補正」の設定中。スフィアを中心にして、上下左右に円を描くように動かしていく。今回試している限りでは特にセンサーに狂いを感じるようなことはなかったので、その調整効果についてはまだわからない




・「PSMモーションコントローラ」のホールド感、使用感を入念にチェック。ボタンレイアウトや感触がよく考えられていて扱いやすい

本体は中心部にかけて少しくぼんでいて非常に握りやすい。ホールド感がよく、ボタンのレイアウトも良く考えられていると感じた

 続いて、ストラップのストッパーを外し、腕に通して試遊準備は終了。手触りがスベスベとしているので、若干滑りやすさを感じさせるところはあるものの、「PSMモーションコントローラ」のグリップ部分は中央が少しくぼんでいて、形状も丸くなっているのでギュッと握り込める。少し直径が大きめに感じるところがあるが、ホールド感はしっかりとしている。

 すっぽ抜ける可能性については、ストラップの装着を忘れないよう心がければ万全だ。先端のスフィア部分が柔らかい素材になっているのも、安全性への配慮だろう。ストラップの装着やプレイ環境等の安全に関わるガイド画面は、専用/対応タイトルの起動時に必ず表示される。

 ボタンの感触は、ムーブボタンは楕円形で縦長のボタンで、ちょうど親指の腹の部分がフィットする作り。クリック感、反発感は控えめで、押し込むとポチッとした感触(カチッとした感触よりも柔らかい感触)がする。連打することよりも、押し続けるなどの操作に配慮しているような印象だ。

 背面のTボタンの感触はクリック感があまりなくグッと押し込む感触。押し込みの感触は柔らかであまり抵抗がなく軽めだが、戻りの反発はしっかりとしている。人差し指が自然に置かれる位置にTボタンがうまく配置されていて、自然と指がかかる。

 ○/△/□/×ボタンはムーブボタンを操作する親指が届く範囲に配置されている。ボタンの直径は約0.5cmほどと小さめで、クリック感は強め。左右に2ボタンずつ分かれて配置されているので、ボタンの配置が理解しやすい。「フリフリ!サルゲッチュ」では×で右、○で左と視点が移動する操作になっていたのだが、これも操作しやすかった。

 側面にあるスタートボタンとセレクトボタンはさすがにスッと指が届く位置とはいかず、「PSMモーションコントローラ」をほんの少し持ち変えて親指を移動させる必要があったのだが、頻繁に使うボタンではないので、そこまで気になる点ではないという印象だ。

 振動機能の強さや性質は、DUALSHOCK3の片側だけという感触。動作音が静かでそこまで強い振動ではないが、しっかりと手応えがある。



親指をムーブボタンに、人差し指をTボタンに添えるのが基本の持ち方。ムーブボタンは押し続けることを想定したような押下感になっている。Tボタンの押し込みは中央と右の写真の通り。押し込みの感触は軽めだが、深さがありしっかりとしている




・プレイ前にキャリブレーション(調整)。周囲の明るさと「PS Eye」までの距離がポイント

PSM専用/対応タイトルでは、画像のような装着ガイドが起動時に表示される
「スポーツチャンピオン」のキャリブレーション画面。わざと窓のほうに「PS Eye」を向けてみたところ、太陽光にスフィアの光が完全に飲まれてしまい、判別できなくなってしまった。カーテンを閉めるなりしてスフィアの光がはっきり認識できるようにしよう

 ここから、各種の体験版が収録された「もっとあそ棒。PlayStationMove体験ディスク」の内容をプレイしつつ、「PSMモーションコントローラ」の使用感等を試してみた。

 ちなみに同ディスクに収録されているのは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのタイトルから「スポーツチャンピオン」、「フリフリ!サルゲッチュ」、「街スベリ」、「無限回廊 光と影の箱」。株式会社カプコンから「バイオハザード5 Alternative Edition(Move対応)」、株式会社バンダイナムコゲームスから「BIG 3 GUN SHOOTING」の6本で、いずれも体験版だ。この他にセットアップムービーなどの映像がいくつか収録されている。

 体験版のゲームを起動すると、いずれもキャリブレーション(『PSMモーションコントローラ』の認識や調整)がプレイ前に行なわれる。ただ、キャリブレーションの内容や手順はタイトルごとに個別に異なっていた。スフィアの検出は必須として、それ以外はゲーム内容に合わせて必要な動きのキャリブレーションを行なっているようだ。

 最も細かく調整するのは「スポーツチャンピオン」で、スフィアが点灯している「PSMモーションコントローラ」を腰の位置、肩の位置と動かし、3ステップほどの手順で認識を行なっていく。憶測になるが、腰から肩のあたりに振る動作(卓球やフリスビーなど)をすることが多いゲーム内容だからかもしれない。

 「PSMモーションコントローラ」使用時に気をつけなければいけないのが、“周囲の明るさ”と、“「PS Eye」までの距離”。まず周囲の明るさだが、「PS Eye」はスフィアの光で距離や位置を検出している。そのため、映っている範囲に他の光源があったり、室内が明るすぎる場合、うまく認識できなくなってしまう。

 明るさに関しては、一般的な蛍光灯の室内なら全く問題ないが、試しに太陽光が当たっている窓を背景に認識させようとしてみたところ、エラーが出てしまった。画像をご覧頂くとわかるが、太陽光は「PS Eye」からすれば強い光で、肉眼ではそれほどでもないように思えても白飛びしてしまう。プレイ時にカーテンを閉めれば問題はない。

 次に「PS Eye」と「PSMモーションコントローラ」の距離。これはタイトルによって異なっていたが、「スポーツチャンピオン」では1.5m〜3mほど離れるようガイドされる。実際「スポーツチャンピオン」のキャリブレーションでは1.5mより近い距離だと失敗してしまった。

 他のタイトルではそこまでシビアではなく、だいたい1mぐらい離れていればキャリブレーションもプレイも問題なく行なえた(『スポーツチャンピオン』だけ距離の指定が1.5m〜3mと広くなっているのは、ゲームプレイに奥行きも必要なためと思われる。詳しくは後述する)。

 キャリブレーションの段階から気付いていたが、プレイ中にスフィアが点灯し続けるのだが、この光は柔らかくとてもキレイだ。スフィアの色は「PS Eye」に映っている範囲で認識しやすい色に自動的に変化するという仕組みになっているが、試した環境では、赤、緑、青、紫といった色のほか、エメラルドグリーンのような中間色に変化するときもあった。動作に必要なだけでなく見た目にも鮮やかで、ゲームを楽しむ気持ちを高めてくれる。



スフィアは周囲にあまり無い色が自動的に選ばれる。赤、緑、青といった基本の色以外に、それら混じったような中間色や白色も確認できた。柔らかな光は見た目にも鮮やかで楽しい気持ちを盛り上げてくれる




・「PSMモーションコントローラ」で体験版タイトルをプレイ! 高精細な動き検出と「PS Eye」による奥行き検出がポイント

シャッタースピードを遅くして手の残像が写るようにしてみた。球の上をこすってドライブ気味に打っているところで、画面内のラケットも手の角度を忠実に反映している
こちらは球の下側を切るように打って逆回転をかけているところ。こうした手首のひねりもスムーズに検出している

 さて、ここからはゲームプレイで感じたポイントをまとめていこう。「PSMモーションコントローラ」の検出精度は非常に高く、手の振りはもとより、手首の捻りや角度、さらに奥行きまでも非常に忠実に反映される。動作や反映もスムーズで遅延を感じさせない。特に手の動きが反映される滑らかさと、そこからくる反応の良さは好感触だ。細かい動きも滑らかに反映される。

 特に精度の高さを実感できたのは「スポーツチャンピオン」の卓球。手首を捻らせてラケットに角度を付け、球にスピンをかけられるのだが、ボールの上側をなでるように打ってドライブをかけたり、逆にボールの下半分を切るように打ってカット(逆回転)させたりが自在にできた。ラケットを振りながらとっさに手首を返してスピンをかけるというようなスピーディーな動きでも、しっかりと反映されてスピンがかかっていたのもポイント。

 奥行きもばっちり検出できるのも「PSMモーションコントローラ」の大きなポイント。卓球台に寄って速攻スタイルで打ったり、離れてカットスタイルで打ったりがリニアに楽しめる。この操作は「PS Eye」に近寄ったり、離れるという自分の動きで行なう。こうした動きがあるので「スポーツチャンピオン」のキャリブレーションは距離を広く取るようガイドしていたわけだ。

 ただ、当然ながら奥行きについては懸念もある。室内で最大3m近い距離を確保できるかは、日本の家庭事情では特に厳しいところだ。またテレビの大きさも3mも離れれば画面の細かいところが見づらくなるので、ある程度以上のサイズが必須と言える。しかしながら、体験版に収録されているタイトル中、国内メーカーのタイトルは奥行きをゲーム中の仕掛けには使っていなかった。とはいえ、自分の位置を積極的に検出して楽しめるのは「PSM」ならではとも言えるので、十分な環境さえあれば、ぜひ体験してみてもらいたいところだ。

 「スポーツチャンピオン」の体験版では、卓球のほかにフリスビーがプレイできる。1vs1でフリスビーゴルフで対決するという内容だ。フリスビーはTボタンでフリスビーを掴み、腕を振り伸ばしながらTボタンを離して、フリスビーを投げるという操作になる。腕の振りや手首の角度、Tボタンをリリースするタイミングがフリスビーの軌道にしっかりと反映されるのがポイントだ。

 こちらも検出精度が非常に高く、慣れないうちはむしろ難しさを感じるところもあった。手抜き気味にそれらしく腕を振っているだけではフリスビーの軌道が定まらない。特に手首の傾きや振りの角度が高精度に反映されている印象で、しっかりと体を動かせば安定し、動かし方がわかってくるという感じだった。「スポーツチャンピオン」は卓球もフリスビーも、「PSM」の検出精度を実感するのに適したタイトルと感じた。



「スポーツチャンピオン」の卓球は、「PS Eye」とスフィアによる奥行き検出の効果を実感できる。左の画像はサーブ時で台に密着しているが、右の画像では台からかなり離れている。この離れているときは、プレーヤーも「PS Eye」から3mぐらい離れている

「無限回廊 光と影の箱」をプレイ中の様子。先端のスフィアを光にして、画面の奥に影を投影させる。「PSMモーションコントローラ」の角度を変えれば当然影の角度も変わっていき、影絵のように隠されたルートやゴールが出現する
「フリフリ!サルゲッチュ」の操作はタイトルの通り、「PSMモーションコントローラ」を振るというシンプルなもの。大きく振ることでアミが大きくなったりする

 「BIG 3 GUN SHOOTING」はガンシューティングゲームが3タイトルパックになったもの。「PSMモーションコントローラ」をテレビに向けて画面内のポインターを操作し銃を撃つという、「PSM」の活用方法としては非常にスタンダードなタイトルだ。ここではポインターの動きに注目したのだが、ポインターが変にぶれたりすることはなく、とてもリニアにスムーズに動作していた。特にこれと言ったクセや変な特徴がなく非常に自然で、それが逆に「PSMモーションコントローラ」の特徴とも言える。

 「バイオハザード5 Alternative Edition(Move対応)」は体験版に収録されているタイトルの中で、「PSMモーションコントローラ」と一緒に別のコントローラを持って遊ぶ唯一のタイトル。「PSMモーションコントローラ」だけでなく、DUALSHOCK3などのコントローラーか「PlayStation Moveナビゲーションコントローラ(PSMナビゲーションコントローラ)」を持ってプレイする。今回は左手にDUALSHOCK3、右手に「PSMモーションコントローラ」というスタイルで体験版をプレイした。

 まずプレイ前に、コントローラと「PSMモーションコントローラ」のペアリングを行なう。ペアリングはコントローラ側のL3(左アナログ押し込み)を押すだけと簡単だ。プレイ中は、コントローラの左半分にあるアナログスティック、方向キー、L1/L2、セレクトボタンだけを使用し、「PSMモーションコントローラ」側のボタン類と組み合わせつつ操作する。右手の「PSMモーションコントローラ」の×ボタンを押しながら左手コントローラのアナログスティックでダッシュ移動というように、組み合わせる操作もある。

 本作では、「PSMモーションコントローラ」を主に照準合わせと射撃に使っていて、Tボタンで構え、ムーブボタンで発砲する。「PSMモーションコントローラ」のポインターは視点内(画面枠内)に自由に動かせるが、視点自体は動かせず、視点自体は構えている最中に左アナログスティックを動かして上下左右に動かす格好となる。両手操作を滑らかに行なうには少し慣れが必要な印象を受けた。この両手操作については、「PSMナビゲーションコントローラ」発売時により詳しくチェックしたい。

 「フリフリ!サルゲッチュ」と「街スベリ」は基本的に「PSMモーションコントローラ」を横に振る操作がメイン。「フリフリ!サルゲッチュ」では手前に近づいてくるサルをアミで捕獲するというもので、アミを振る操作を「PSMモーションコントローラ」を振って行なう。「街スベリ」はコロコロ椅子に座って街を疾走するキャラクターを操作するもので、左右に重心をかけて曲がる動きを「PSMモーションコントローラ」を傾けて行ない、ジャンプするときは「PSMモーションコントローラ」を上に振り上げる。どちらもシンプルな操作で、手軽なプレイ感覚が魅力。プレイに必要なスペースも最少の部類だ。

 「PSMモーションコントローラ」の使い方でアイデアが光っていたものでは「無限回廊 光と影の箱」が印象的。今作の「無限回廊」は影を使っていて、画面には手前にブロック、奥にその影が映る。「PSMモーションコントローラ」を懐中電灯のように見立てて、画面に向かって光をかざすと画面奥に影ができる。「PSMモーションコントローラ」の角度を変えれば影も角度が変わり、ステージに隠された道やゴールができあがるというわけだ。こちらも発売時にはぜひ実際にプレイしてみてもらいたいタイトルだ。



【スポーツチャンピオン】
10月21日発売予定(専用)
【街スベリ】
10月21日発売予定(専用)
【無限回廊 光と影の箱】
11月18日発売予定(専用)
【フリフリ! サルゲッチュ】
12月9日 発売予定(専用)
【BIG 3 GUN SHOOTING】
10月21日発売予定(対応)
【バイオハザード5 オルタナティブ エディション】
発売中(対応)



 実際に「PSMモーションコントローラ」を触ってみると、ボタンの配置やホールド感の良さなど、とてもよく考えられたコントローラーだと感じることができた。使用環境については、周囲の明るさや「PS Eye」との距離などに注意する必要はあったものの、実際のゲームプレイでは、それを補って余りある精度の高さで一体感のあるプレイを楽しめたのが印象的だった。

 なお、今回は「PSMモーションコントローラ」と組み合わせて使う「PSMナビゲーションコントローラ」や「充電スタンド」、「シューティングアタッチメント」はお借りしていないため触れていないが、そちらも発売時に試していく予定だ。



左の画像内の左側のコントローラが「PlayStation Moveナビゲーションコントローラ」。「PSMモーションコントローラ」と組み合わせて使うコントローラとなる。中央の画像は「PlayStation Move 充電スタンド」、右は「PlayStation Move シューティングアタッチメント」。それぞれ発売時に試していく予定だ

「スポーツチャンピオン」:Sports ChampionsTM is a trademark of Sony Computer Entertainment America LLC.
(C)2010 Sony Computer Entertainment America LLC
「街スベリ」:(C)Sony Computer Entertainment Inc.
「無限回廊 光と影の箱」:(C)Sony Computer Entertainment Inc.
「フリフリ! サルゲッチュ」:(C)Sony Computer Entertainment Inc.
「BIG 3 GUN SHOOTING」:(C) 2010 NAMCO BANDAI Games Inc.
「バイオハザード5 オルタナティブ エディション」:(C)CAPCOM CO., LTD. 2009, 2010 ALL RIGHTS RESERVED.





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(2010年 10月15日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]