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バンダイナムコグループ、平成27年度3月期 第2四半期は好調に推移

2016年春よりグループ本社を順次移転!

 バンダイナムコホールディングスは、11月6日付けで「平成27年度3月期 第2四半期決算短信(連結)」と「本社移転のおしらせ」と題するプレスリリースを発行した。

「妖怪ウォッチ」や「アイカツ!」などの玩具、SNSゲームが好調

 同グループの第2四半期は、売上高2,593億3,300万円(前年同期比13,5%増)、営業利益が318億7,500万円(前年同期比20.8%増)、経常利益は333億8,900万円(前年同期比16.9%増)となり、四半期純利益は212億7,200万円(前年同期比8.5%増)となった。

 トイホビー事業では「妖怪ウォッチ」や「仮面ライダー鎧武」、「アイカツ!」などがヒット。欧米でも「Power Ranger」シリーズが好調、アジアでも日本と連動した展開で玩具やプラモデル、コレクション性の高い玩具が人気となったことで、前年同期比31.7%増の1063億6600万円を売り上げている。

 コンテンツ事業では、ゲーム関連では「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ」や「ONE PIECE トレジャークルーズ」が好調。「ラブライブ!」や「機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に」などの映像音楽コンテンツが業績に貢献。海外では「DARK SOUL II」がPC版を中心に好調だったという。売り上げ高は1304億4900万円(前年同期比6%増)となっている。

 アミューズメント事業では、直営店236店、レベニューシェア1,056店、その他4店の1,296店で人員再配置をはじめ施策を講じてきたが、国内既存店の売り上げが前年同時期の90.5%と振るわなかった。海外は堅調に推移した結果、売り上げ高は279億3300万円(前年同期比4.4%減)となった。

 これにともない、通期の連結業績予想を上方修正。売上高を4%(200億円)、営業利益を11.1%(50億円)、経常利益を15.6%(70億円)、純利益を7.1%(20億円)上乗せした形に修正した。

本社を順次移転

 2016年春に、グループ内の連携強化と業務効率の向上を目的に、現在の品川区にあるバンダイナムコ未来研究所から、バンダイナムコホールディングスを東京都港区芝5丁目(地上13階建ビル)に移転(バンダイナムコゲームスも同ビルに移転)。バンダイナムコスタジオは東京都江東区永代2-37-25に移転する。

 また、品川区に本社を置くその他のグループ会社に関しても、順次移転を行なうことが明らかにされている。

(佐伯憲司)