ニュース
ロボットとスマホを駆使し、戦車戦を繰り広げるゲームが誕生
AR技術を使った読み合いが熱い! 「CODE HORIZON」
(2016/5/18 19:54)
ソフトバンクは、アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style」において、ボードゲーム「CODE HORIZON」の商品化のための資金を募集し、目標金額を達成した。出資者には9月に製品が送られる。出資は5月25日まで受け付けている。
出資金額のプランは3タイプあり、44,600円(税込)のコースで「CODE HORIZON スターターキット」、51,600円(税込)が「CODE HORIZON スターターキット+拡張キット」、129,000円(税込)で「CODE HORIZON スペシャルキット」を入手することができる。5月18日の時点で9人のサポーターが名乗りを上げ、目標金額50万円を達成した。
「CODE HORIZON」は、テーブル上のリアルな“ロボット”とアプリ上のバーチャルな“歩兵部隊”を活用するボードゲーム。2人で対戦ができ、最大4人での戦いも可能だ。世界観としては今は滅んでしまった先史文明の遺産を巡り、ナノマシンを駆使したロボット戦車「VRO(ヴァルキリーローバー)」による戦いが繰り広げられる。
プレーヤーは“フィールドボード”を敷き詰めたマップに、バッテリー駆動するロボットVROを配置する。VROはBluetoothを通じてスマホの専用アプリと連動している。プレーヤーには3体のVROが与えられる。ゲームでは3対3のVROを駆使した対戦が進行していく。
ゲームではスマホを使ったAR(拡張現実)で迫力たっぷりな戦いが展開する。VROには歩兵部隊が登場しているのだが、この歩兵はスマホを通じてだけ見ることができ、敵に発見されるまでは相手プレーヤーも見えない。プレーヤー達は見えているVROと、見えない歩兵部隊を駆使し、敵のVROの殲滅を狙っていくのだ。
フィールドボードは平地、森林、山岳、沼地の4種類の地形が設定されており、移動力に影響を与える上にVROの燃料消費も変わってくる。いかに効率よく部隊を動かし敵を殲滅するか? プレーヤーの指示で実際にVROが動いていくのが楽しい。ゲームの進行はリアルタイムでアリ、相手の動きで刻々変化していく戦場でスマホを通じて指示を出していく。
出資金額は最低でも44,600円(税込)と高価であるが、この出資で入手できる「CODE HORIZON スターターキット」は、VROが6機、21×21cmのフィールドボードが16枚、VROを充電できるケーブルとスマホスタンドが2つずつ付いており、かなりリッチな内容となっている。51,600円(税込)だとVROを個性的に飾り立てられるドレスアップパーツが付属する。そして129,000円(税込)のスペシャルキットでは、特別塗装のVROが6機、フィールドボードが24枚になりさらに広大な戦場で戦える。
スマートフォンを使って実際にユニットを動かし、現実では見えないがデータ上で存在する歩兵を駆使して戦うというのは、ワクワクさせられるシチュエーションである。ゲームとしてルールがきちんと決められているのも楽しい。発売後もアプリのアップデートは行なわれるとのことで、強い魅力を持った商品であることは間違いない。