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カプコン&DMM.comが放つマルチプラットフォームRPG「ブレス オブ ファイア 6」

歴代ヒロインによるファッションショーや、杉浦プロデューサーによるトークショー

2月9日 開催

場所:秋葉原UDXギャラリー

 カプコンおよびDMM.comは、2月4日に秋葉原UDXギャラリー4Fにおいて、Android/iOS/PC用RPG「ブレス オブ ファイア 6」のリリース記念イベントを実施した。

 「ブレス オブ ファイア6」とは、竜に変身する特殊な能力を持つ主人公が、個性豊かな仲間たちとともに大冒険を繰り広げるRPGの最新作。全世界でシリーズ累計310万本を売り上げ、今作で初めてスマートフォンやブラウザによるクロスプラットフォームにてゲームが楽しめるようになったほか、こちらもシリーズ初のソーシャル要素を導入するなど、これまでとは一線を画する要素が盛り込まれているのが特徴となっている。

【「ブレス オブ ファイア 6 白竜の守護者たち」プロモーションムービー【フルバージョン】】

 今回の記念イベントでは、オープニングイベントとして、「ブレス オブ ファイア」シリーズに登場する歴代のヒロイン「ニーナ」によるファッションショーを実施。ここでは、グラビアアイドルの倉持由香さんを始め、コスプレイヤーの御伽ねこむさん、坂元由奈さんなど計6名が、それぞれの作品に登場したニーナのコスプレを披露し会場を沸かせていた。

【歴代「ニーナ」ファッションショー】
火将ロシエルさん扮する初代「ブレス オブ ファイア」のニーナ。白く大きな翼と鮮やかな真紅の衣装がポイント
御伽ねこむさん扮する「ブレス オブ ファイアII」のニーナ。ドレッシーな衣装と漆黒の翼が特徴
まゆふぁむさん扮する「ブレス オブ ファイアIII」のニーナ。翼のディティールがそれまでとは一新され、活発なイメージに
坂元由奈さん扮する「ブレス オブ ファイアIV」のニーナ。上品さと幼さが融合した可愛らしいデザインだ
茶々助さん扮する「ブレス オブ ファイアV」のニーナ。コスチュームデザインの方向性や翼の形状がそれまでとはかなりことなっている
倉持由香さん扮する「ブレス オブ ファイア6」のニーナ。やわらかい雰囲気を持った衣装と大きな翼が印象的
「ブレス オブ ファイア6」プロデューサーの杉浦一徳氏
「ブレス オブ ファイア6」運営プロデューサーの清川一郎氏。主人公の兄「リュウ」のコスプレをしての登場

 つづいて、「ブレス オブ ファイア6」のプロデューサーである杉浦一徳氏と、同運営プロデューサーである清川一郎氏が登壇。「ブレス オブ ファイア6」における特徴的な要素を挙げていき、それらについての解説を行なった。

 その中でも最大のポイントとして発表されたのが「マルチプレイ」で、こちらは最大4人での完全同期によるマルチプレイが可能であるとのこと。また、マルチプレイ時はプレイ時のスタミナ消費がなく、好きなときに好きなだけゲームを楽しめるようになっている、という部分についても強くアピールしていた。

【「ブレス オブ ファイア6」の特徴的要素】
「竜変身」は、特定の条件を満たすと発動し、ムラオサ(主人公)が変身する要素。これによってムラオサの能力が300%もアップする、いわば必殺技的なものだ
「スキルコネクト」は、スキルを連続で使うことで「竜変身」に必須となる「ドラゴンポイント」が貯まりやすくなるという本作独自のシステム
「古竜召喚」は、マルチプレイ限定の最強奥義。1度発動すれば、たとえラスボスクラスの強敵であっても瀕死状態に追い込めるらしい
「城下町」は、オンラインゲーム的なところで言うロビー。最大で100名のムラオサを同時に収容できる大規模なものとなっている
「ストーリー」は、文字数にして10万字を超える本格的な内容を収録。これまでのシリーズ同様、深みのある物語が楽しめるとのこと
「釣り」はシリーズ伝統の要素で、これを今作にも導入。ただし、今回の釣りはシステム的にかなりこだわった作りとなっており、本格的な釣りゲームなのだとか
「ブレス オブ ファイア6」では、あらたなビジネスモデルも提案。売上比重イメージとしては、これまでガチャに偏っていた課金比率を大幅に下げ、ミッション追加報酬を重視していく
「ムラオサ先発テスト」としてオープンベータテストを実施。参加すれば特典ももらえるので、なるべく参加しておきたいところだ

 今回は課金モデルにも力を入れたとのことで、従来のガチャに偏重した形の課金ではない、新たな形の課金システムを導入したと発表。具体的には、無料で獲得できるミッション報酬のほかに、課金枠としてのミッション追加報酬を設け、プレーヤーが欲しいアイテムが追加報酬にあるときだけ課金ポイントを支払う、というものとなっていた。

 クロスプラットフォームについても説明があった。こちらは、スマートフォンとPC間でセーブデータを共用し、外ではスマートフォン、家ではPCといった具合に、いつでも「ブレス オブ ファイア6」を楽しんでもらえる、というシステム。これであれば、通勤時でも家でも気兼ねなく、かつ快適にゲームを楽しむことができる、というわけだ。

 また、本作が2月19日から「ムラオサ先発テスト」として、AndroidとPCのユーザーを対象にオープンベータテストを実施すること、さらには、そのゲームデータは正式サービスへと引き継ぐことが可能で、豪華な参加特典も付与されるともアナウンスされた。

 なお、今後のアップデートについても少し触れられたが、そこではギルド機能の付加やフェロー(パーティキャラクター)の機能拡張、ストーリーの追加などを予定しているとのこと。さらに他のタイトルとのコラボレーションも行なうとのことで、「バイオハザード」、「ストリートファイター」、「ヴァンパイアセイヴァー」など、現時点で6タイトルが挙げられていた。他社アニメなどとのコラボレーションも予定されているようだが、そちらはまだ秘密とのこと。

 そのほか、イメージビジュアルを担当した岸田メル氏からのスペシャルメッセージがビデオで上映され、氏がゲームに関する想いを述べたほか、イメージビジュアルに描かれている「ニーナ」がコトブキヤよりフィギュア化されることなどにも触れられた。そのあと、杉浦プロデューサーが3年の構想の末、1週間で制作されたというCM「最強の兄ちゃん」編も流され、こちらは会場の笑いを誘っていた。

人気ゲームのキャラクターとのコラボレーションも発表された。アバター要素はかなり豊富になっていきそうなイメージだ
会場にはコトブキヤより発売される「ニーナ」フィギュアが展示されていた
【【WEB限定CM】飛べ!クロスプラットフォーム編 フルVer.】
【【WEB限定CM】最強の兄ちゃん編 フルVer.】
DMM.comの取締役である片岸憲一氏

 つぎに、DMM.comの取締役、片岸憲一氏が登壇。こちらは杉浦プロデューサーと対談する形で、DMM.comのゲーム事業戦略、プラットフォーム戦略、DMMサービスで実現したい夢、といったことが語られた。また、最後には「ブレス オブ ファイア6」と「かんぱにガールズ」のコラボレーションも発表された。

 なお、「ムラオサ先発テスト」などを含めた最新のゲーム情報は「ブレス オブ ファイア6」公式プロモーションサイトにて確認可能。興味があれば、そちらもぜひ、ご覧いただきたい。

(泊 裕一郎)