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【スマホアプリ今日の1本】「the SOUL of SEVENS」タップとスワイプだけでプレイできるTPS
7人のヒロインたちを操作して国際テロ組織“ネームレスハンター”に挑め
(2016/1/22 16:00)
「the SOUL of SEVENS」の3大ポイント
・個性豊かな7人のヒロインたちが登場
・スマホアプリで本格的なTPSが楽しめる
・いろいろなアーマーを集めての着せ替えが楽しい
月刊ヒーローズといったコミックをはじめ、特撮やアニメーション、パチンコにパチスロと、幅広い分野でエンターテインメントを提供しているFIELDS。そのFIELDSが配信しているスマホアプリの1つが、今回ご紹介する「the SOUL of SEVENS」だ。
本作は、特殊部隊“SEVENS”のメンバーである7人の美少女たちが、国際テロ組織“ネームレスハンター”と戦うガン・アクション。本来は複数のボタンを用いて、敵に狙いを定めたり武器種を使いわけたりしなければならないTPS(サードパーソンシューティング)を、複雑な操作が難しいスマホアプリで見事に再現している。
まずは操作形態を説明しよう。一言で言うと「敵が現われると自動的に照準が合う(オートエイム)ので、FIREボタンを押して攻撃する」だけ。もちろん、ほかにもキャラクターの移動や武器の切り替え、アイテムの使用といった要素はあるが、最初のうちは、それらのことをいっさい行なわなくてもミッションをクリアできる。なんともスマホらしい、じつにシンプルな操作性ではないか。
こうなると操作性がシンプルということは、ゲーム性までもがシンプル過ぎて、プレイしがいがないのでは? という心配が出て来るのだが、本作のもっとも優れている点の1つが、シンプルな操作性で、「TPSらしさ」を再現しているところである。
たとえば、ガン・シューティングの華「ヘッドショット」。照準が自動的に表示され、FIREボタンを押すだけの操作で、どうやってヘッドショットを狙うのか? それを可能にするのが、Fireボタンをタップしたままドラッグし、照準をズラしながら攻撃する「エイミング」である。このテクニックを利用すれば照準を微調整でき、敵の頭部を狙えるようになるのだ。ちなみにヘッドショットが発生すると、敵を一撃で倒すことができる(ボス敵の場合はクリティカルショットになり、大ダメージを与える)。
ちなみにFIREボタンを押さない状態だとキャラクターが遮蔽物に隠れ、敵の射撃をある程度防げる。FIREボタンを押すと射撃をする代わりに体を遮蔽物から出すので、敵の攻撃も受けやすくなる。敵の射撃タイミングを見極めて攻撃するような駆け引きも攻略のポイントだ。
そのほか、画面をスワイプすると操作キャラクターを左右に移動できる。主に、敵の攻撃をかわすときに使用する操作だが、移動中も射撃やリロード(弾薬の再装填)が可能。これによって、操作は忙しくなってしまうが、そのぶんスピード感のある戦闘を楽しめる。
殺伐とした戦場に華を添えるヒロインたちも、本作の魅力の1つと言えよう。タイトルの“SEVENS”からもわかる通り、操作可能なヒロインは7人。メガネっ娘あり、オレっ娘あり、不思議ちゃんありと、あらゆるプレーヤーのニーズに対応している(笑)。内田真礼さんや原由実さんなど、各キャラクターの声を著名な声優たちが担当しているため、存在感もバッチリだ。
また、ヒロインたちのコスチュームにも注目したい。彼女たちはセクシーなバトルスーツ「アーマー」を身に付けているが、ミッションをクリアしたりガチャを回したりすると、新たなアーマーが手に入る。アーマーを変えれば、ヒロインたちの能力値が増減するだけでなく、外見もアーマーの種類に応じて変化。実用性で選んでもよし、ビジュアルで選んでもまたよし、自分のプレイスタイルに合わせてアーマーを決めたい。
さまざまなアーマーを集めたり新たな武器を開発したりできるため収集要素もあり、キャラクターを成長させたり武器を強化したりできるため育成要素もある。1章をクリアするとプレイ可能になるマルチプレイで、ほかのプレーヤーと腕を競い合えるのも面白い。
非常によくできた作品なのだが、1つだけ言わせてもらうとムービー中、筆者の環境(Android)では一時的にフリーズすることが多い。2~3秒停止しただけですぐに正常な動作にもどるためアプリを再起動する必要はないが、オープニングテーマ中にフリーズするのは、さすがにテンポが悪い。アップデートなどで改善できるものであれば、ぜひ行なっていただきたいと思う。
とはいえ、実際のプレイそのものには何の影響もない。ミッション中はフリーズすることもなく、スムーズな戦闘を十二分に楽しめるだろう。TPSが好きな人、収集要素や育成要素のあるゲームが好きな人、そして美少女が登場する作品が好きな人には、とくにオススメの本作。ぜひ1度プレイし、本作の持つ多様な魅力に触れてほしい。