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コロプラ、「ぷにコン」による本格サッカーアクションゲームを発表

中村憲剛選手が数秒でゴール! 「激突!! Jリーグ プニコンサッカー」

2016年春 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

コロプラ代表取締役社長の馬場功淳氏

 コロプラは、Android/iOS用サッカーアクションゲーム「激突!! Jリーグ プニコンサッカー」の発表会を12月15日に開催した。配信は2016年を予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

 「激突!! Jリーグ プニコンサッカー」は、コロプラ独自のUI「ぷにコン」を採用し、選手を自分で操作して楽しむサッカーアクションゲーム。コロプラは2015年1月よりJリーグのオフィシャルパートナーとなっており、今回満を持してのサッカーゲームの発表となった。

 発表会では、コロプラ代表取締役社長の馬場功淳氏が本作について「おそらく、初めての本格スマホサッカーアクションゲーム」と挨拶を行なった後、コロプラ取締役サービス統括本部長の石渡亮介氏と、本作ゲームプロデューサーの船水紀孝氏よりゲームの概要が紹介された。

コロプラ取締役サービス統括本部長の石渡亮介氏
本作ゲームプロデューサーの船水紀孝氏
【ゲームの特徴】
ぷにコンを採用したことにより、すべてのサッカーアクションが片手で操作できるようになっている
Jリーグのオフィシャルパートナーである強みを活かし、選手は実名で登場。ビジュアルも実写写真を活かした3Dモデルになっている

選手が特定の状況下になると特殊スキルが発動できる、といった要素もある

 「激突!! Jリーグプニコンサッカー」の大きな特徴は2つ。1つは、Jリーグのクラブや選手が実名で登場し、選手の表情やユニフォームまで詳細に再現されているという点。もう1つは、UIに「ぷにコン」を採用したことにより、ドリブルやパス、そしてシュートまでを「自分で決める爽快感」が楽しめるという点。

 船水氏は、キャラクターの再現について「300人以上の選手を作っているが、1人1人の個性を作るのが大変」と苦労点を語ったが、特にユニフォームはホーム、アウェイなどはもちろん、スポンサーのロゴまでこだわっている。

 なお顔部分は選手の写真を3DCGに起こしており、「それらしく見えるように」細かい調整を重ねながらかわいらしくもリアリティのあるものを目指して制作しているという。なお選手データについては随時更新予定となっている。

 会場ではゲストとして川崎フロンターレの中村憲剛選手、ジュビロ磐田の名波浩監督、そして2015年Jリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんが登場。開発中のデモ版を使用して、中村選手が体験プレイを行なった。

川崎フロンターレの中村憲剛選手
ジュビロ磐田の名波浩監督
2015年Jリーグ女子マネージャーの佐藤美希さん
石渡氏と船水氏も交え、トークショウも行なわれた

体験開始数秒でゴールを決めた中村選手。プレイ中も声を出してすっかり楽しんでいた

 ゲーム画面は縦持ちタイプで、片手で操作できる。フリック操作やタップ操作ですべてのアクション操作をまかなえるようになっており、石渡氏によれば、フリックの長さにあわせて長いキックや短いキック、パス時にタップ操作することでスルーパスなどもできるという。数分の体験プレイだったので詳細はわからなかったが、特定の条件下ではエフェクトを纏った強烈なシュートを放てるなど、ゲームならではの要素もあるようだ。

 中村選手はゲーム開始数秒でゴールを決めるなどいきなりプレイに馴染んでおり、結局体験中に2得点を決めてすっかり楽しんだ様子だった。「誰でも簡単に楽しめる」ことが本作のコンセプトの1つだそうだが、「本当に簡単ですね!」と中村選手。伝えたい部分をしっかりアピールすることができ、石渡氏と船水氏も安堵の様子だった。

 今回はゲーム概要のほんの一部が紹介されただけだったが、新情報は公式サイトで公開される予定。船水氏はこれからが開発の佳境ということで、「楽しんでもらえるよう頑張りたい」と話していた。

(安田俊亮)