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「ダンガンロンパ Another Episode」ステージイベントに寺澤善徳氏が登場
PS4「NEWダンガンロンパV3」のハングル化も確約!?
(2015/11/14 21:41)
SCEKは、G-STAR一般公開日初日の11月14日、PS Vita「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」のステージイベントを開催した。ゲストには、「ダンガンロンパ」シリーズプロデューサーの寺澤善徳氏が登壇したこともあり、客席は若い男女を中心とした「ダンガンロンパ」ファンで埋め尽くされた。
スパイク・チュンソフトのPS Vita向けアドベンチャーゲーム「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」は、2014年9月に日本でリリースされたアクションアドベンチャーゲーム。アジアでもファンの多い、純国産の人気シリーズだが、アジアでローカライズされるのは、このシリーズ3作目が最初となる。台湾で2015年7月、そして韓国でようやく12月3日に発売となる。この日は奇しくも日本ではベスト版が発売される日となっているが、このタイトルを使ってアジアでトライアルを行なっている段階だ。
ところが、寺澤氏が司会の女性に紹介されて登場するといきなり大歓声に包まれた。すでに日本語版でプレイしてファンになっているというコアはファンがギッシリ詰めかけていたのだ。この大歓声に寺澤氏はこぶしを振って応じ、「韓国には初めて来ましたが、皆さんの熱気に驚きました。オンラインゲームに負けないようにコンソールゲームをもっと盛り上げていきましょう」と挨拶。通訳を待たずに、呼応するかけ声が上がり、日本語もある程度理解できる相当ディープな「ダンガンロンパ」ファンが集まっているようだ。
ステージイベントは前半が「ダンガンロンパ」シリーズの紹介、そして後半が初のハングルローカライズタイトルとなるPS Vita「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」の実機デモが行なわれた。ユーザーの濃さからすると、前半部分は丸ごと不要な気がしなくも無かったが、ハングル字幕付きのトレーラーでは、主要キャラクターが登場する度に歓声があがった。一番人気は苗木誠くん。「ダンガンロンパ」の第1弾からしっかりプレイしているようだ。
このため「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」も日本語版でプレイ済みのファンが多いようで、ストーリー設定を食い入るように聞くというよりは、待望のハングル版の出来映えをじっくり確認するといった感じで、台湾に勝るとも劣らないぐらいディープなステージイベントとなった。
寺澤氏は、司会の女性に唐突に、東京ゲームショウに合わせて発表されたPS4「NEWダンガンロンパV3」の韓国語版について話を向けられると「まだ何も決まっていない。今回のPS Vita版のリリースで様子を見ながら、前向きに考えていきたい」とコメントすると、会場からは歓迎の拍手が生まれた。
デモ終了後には、「ダンガンロンパ」シリーズを題材にしたクイズ大会も行なわれ、マニアックな質問が多かったにも関わらず多くの手が上がっていた。最後に寺澤氏は、「韓国の皆さんにもっと楽しんで貰えるように頑張っていくので応援して下さい」と挨拶。寺澤氏は、台湾に続いて、韓国でもまたアジア市場の手応えを掴んだ様子だった。
※お詫びと訂正:寺澤善徳氏のお名前を誤って表記しており、修正させていただきました。