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KICKSTARTERで「Friday The 13th: The Game」プロジェクトが始動
「13日の金曜日」のジェイソンvsキャンプ指導員のバトルを描く
(2015/10/14 16:19)
米Gun Gamesは現地時間の10月13日、スプラッター映画「13日の金曜日」をモチーフとしたゲーム「Friday The 13th: The Game」を正式発表し、同時にKICKSTARTERでバッカーの募集を開始した。1カ月以内に700,000ドル(約8,400万円)に達しなければプロジェクトは不成立となる。プロジェクトが成立した場合、発売時期は2016年10月を予定。日本での発売は未定。
「Friday The 13th: The Game」は、1980年に公開され日本でも人気を集めたスプラッター映画「13日の金曜日」シリーズにおける惨劇をゲーム内で体験できるアクションゲーム。プレーヤーは、殺人鬼Jason Voorhees(ジェイソン・ボーヒーズ)もしくは、ジェイソンに狙われるクリスタルレイクのキャンプ指導員となり、ジェイソンとして人々を血祭りに上げるか、キャンプ指導員としてその魔の手から逃れなければならない。
本プロジェクトのユニークな点はいくつかあるが、1つは「Friday The 13th」シリーズのオフィシャルプロダクトであるところ。同シリーズの監督を務めたSean S. Cunningham氏はじめ、当時のスタッフが制作に関わっており、シナリオやサウンドは“本物”が使用される。
また、大手パブリッシャーと提携せず、KICKSTATERで資金を集め、自力でパブリッシングしようとしている点もユニークだ。その理由については、「13日の金曜日」の世界観を忠実に再現するためとしている。ジェイソンを描くためには、残酷な殺害シーンをはじめとした各種ゴア表現、そして殺害前のお約束であるヌードが必要不可欠であり、大手パブリッシャーと組んだ場合、その表現に難色を示される可能性があるためだという。
本作はマルチプレイベースのゲームになっており、セミオープンワールドとなっているキャンプクリスタルレイクを舞台に、ジェイソンとなって人々を皆殺しにするか、キャンプ指導員としてジェイソンと戦うか、あるいは逃げるか選択しなければならない。基本設計としては、1人のジェイソンに対して、キャンプ指導員は7人という非対象マルチプレイになっており、キャンプ指導員は力を合わせてジェイソンに立ち向かっていくことになる。現時点では、具体的なゲームシステムについては明らかにされておらず、公開されたトレーラーでも肝心のバトルシーンは隠されたままだ。
なお、バッカーに対するリワードとして、最高設定額の10,000ドルをチョイスしてくれたバッカーに対しては、キャンプ指導員としてゲーム内に登場し、むごたらしく殺害される(あるいはジェイソンを撃退してヒーローになる)権利が与えられる。まさに「13日の金曜日」ファン待望のリワードと言えそうだ。































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