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「ドラゴンクエストX TV TGS2015 出張版スペシャル」
新コインボス「ドン・モグーラ」の詳細が判明!
(2015/9/19 19:56)
スクウェア・エニックスは、東京ゲームショウ 2015の同社ブース内ステージにて「ドラゴンクエストX TV 東京ゲームショウ2015 出張版スペシャル その1」を9月19日に開催した。登壇者は、プロデューサーの齊藤陽介氏、ディレクターの齋藤力氏、チーフプランナーの安西崇氏、Vジャンプ編集部のサイトーブイさん。司会進行はタレントの椿姫彩菜さん。
本イベントは、ニコニコ生放送で毎月配信中の公式番組「ドラゴンクエストX TV」バトルトライアルコーナーをブース内特設ステージにて生中継するというもの。バトルトライアルの相手は、ゲームに未実装のコインボ「ドン・モグーラ」。先日発売された3DS版「ドラゴンクエスト8」に登場するボスで、高い頻度でザコを召還する親分型。ボス自身のテンションバーンにくわえ、ザコもテンションリンクを使用。いつ大ダメージがとんでくるかわからない、恐ろしい相手だ。
バトルトライアルの構成は、齊藤Pが戦士、齋藤Dが武闘家、サイトーブイさんが旅芸人、椿姫さんが僧侶。「(ボスコインは)ふくびきで当てるか、バザーで買うかじゃないですか。お高いわけですよ。そう何度もチャレンジできないから、今日は仮に勝てなくても戦いのヒントを見つけてもらいたい」という。はたしてどれほどの情報を引き出してくれるのか……。
齊藤Pが「開幕5秒で全滅だけはやめてください!」と声をかけ、バトルトライアル開始。真・やいばくだきが炸裂し、ドン・モグーラの直接打撃をくらった前衛のダメージも約100とかなり抑えられている。召還してくる子分は「モグラの子分」、「モグラのエリート」の2種類があるようで、斉藤Pによればハンマーのキャンセルショットでは止めにくく、チャージタックルが有効とのこと。
順調にダメージを与えていくと、ここでドン・モグーラが「ワシの本気をみせるモグ! スタイルチェーンジ!」とメッセージを発し、緑色のアフロをかぶるとともに「物理テンションバーンのこうかがかかった!」とのインフォメーションが表示される。ドン・モグーラは減らされたHPが一定ラインに到達するごとにスタイルチェンジをするボスらしく、この後に黄色いアフロをかぶる「呪文テンションバーン」に移行。恐ろしいことに、テンションバーンといいつつ、この2種類はゴールドフィンガーや零の洗礼では消すことができない。
さらにダメージを与え続けると「こうなれば……あいつらを呼ぶモグ!」と「バンドなかまを呼んだ」と表示され「エル・マーマン(マヒャドデス、海魔神の怒りなどを使用)」、「ミスター・シャウト(おたけびやさみだれうちなどを使用)」、「クレイジー・ブック(たたかいのうたなどを使用)」を償還。健闘するも、バンド仲間たちに戦況をかき乱されあえなく全滅してしまった。
ドン・モグーラは、このほかにも「幻術スペシャル(混乱)」、「真・芸術スペシャル(混乱、幻惑、ダメージ)」、「大地ゆらし(タイミングがとりづらくリーチもある範囲攻撃。ジャンプで回避可能」、「真・大地ゆら(ダメージさらに大)し」、「グレイブホール(非常に厄介な落とし穴)」など、多彩な攻撃を使用。このあたり、最近は存在感がとみに薄い職業「道具使い」のトラップジャマー、プラズマリムーバーが活躍しそうだ。
再チャレンジは、齊藤Pがパラディン、齋藤Dが魔法使い、サイトーブイさんがスーパースター、椿姫さんが僧侶。先の戦いを踏まえ、混乱の指輪など耐性装備を念入りに準備「聖女もまこう」など、互いに戦法を確認しつつリベンジマッチ開始。ドン・モグーラは「そこまで重くなさそう(椿姫さん)」とのことで、最初は齊藤Pがパラディン単体で相撲にいくも、拮抗には至らず。サイトーブイさんのスーパースターにズッシードをかけ、ふたりがかりで押し戻すことができた。後々「眠りや幻惑も試せばよかった」とコメントがあったとおり、デバフはぶきみなひかりが通用。このあたりは実装後に皆で色々試すことになりそう。
気になる報酬アイテムは「大地の大竜玉」。HPが大きく上がり、大地の竜玉と伝承合成が可能。土耐性が上がるという噂もあったがそれはなく、どれくらいHPが上がるかも「実際にゲーム中でお確かめください」とのこと。さらに気になる実装は9月24日に決定。斉藤Pによれば、実は住宅村の丁目が1000追加される10月1日のメンテナンスにあわせる予定だったが、TGS2015でイベントステージが行なわれることもあり、「無理だ!」というプログラマーの青山氏を説き伏せ実装を1週間前倒し。ただし、前倒しの影響で、10月1日まで「ドン・モグーラ」のボスカードはミネアから排出されず、通常コインボスがドロップする宝珠も「ドン・モグーラ」に関しては10月1日からとなる。
バトルチャレンジが巻きで終わったため、視聴者のコメントを拾う形で急遽質問コーナーを開催。ここでは、「大地の大竜玉」のすごろく景品、魔塔の交換対象、王家の金箱、錬金釜のメニューには当面ならないことがアナウンスされた。ステージの最後には、伝承合成に役立てて欲しいとのことで「プレゼントのじゅもん(りゅうぎょくだいじ:ドラゴンガイア強のボスカード)」が公開された。「みなさん、ふくびきは溜め込んでますか?」と来場者に声をかける斉藤P。筆者もサブを含め約4,000枚をストックしており準備万全。どれくらいHPが増えるのか、早くその目で確かめたくて仕方がない。来週の実装が本当に楽しみだ。
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