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MSI、14インチの新型ゲーミングノート「GS40」を発表

「GT72」もSkylake世代にカッコ良くスペックアップ!

9月17日~20日開催(17、18日ビジネスデー)



会場:幕張メッセ



入場料:1,200円(税込)

 台湾MSIは、東京ゲームショウ初日の9月17日、MSI/EIZO/SteelSeriesの共同ブースにおいて発表会を開催し、14インチゲーミングモニター「GS40 6QE Phantom」をはじめ、複数の新製品を発表した。

新モデルとなる「GS40」
ハイエンドモデル「GT72」もSkylake世代に
MSIの「G」シリーズは順次Skylakeへの置き換わっていく

 最初に紹介されたのは、MSIのゲーミングノート「G」シリーズの新モデル。これまで欠番だった14インチの「GS40」が新たに発表され、13インチに続いてコンパクトサイズのゲーミングノートがさらに拡充されることになる。

 2月に登場した「GS30」は、Iris Pro オンボード内蔵GPUの13インチノートに、外付けでデスクトップ用GPUを接続できるという変わり種ノートだったが、「GS40」はNVIDIA GeForce GTX 970Mを搭載した正統派のゲーミングノートで、Skylake世代のIntel Core i7プロセッサーを搭載し、「GS」シリーズが共通コンテンツとしてKiller ShieldやNahimicといったゲーミング時のパフォーマンスやクオリティアップに繋がるソリューションの最新バージョンが同梱されている。

 とりわけ説明に力が入れられていたのが、Killerシリーズの刷新だ。Killerシリーズは、いわゆるLANチップち、専用ユーティリティによりネットワーク周りの使い勝手を向上させるソリューションで、これまではゲームのみ有線LANを使用し、その他は無線LANを使うように回線を選択できる「Killer Double Shot Pro」のみが導入されていたが、9月以降のモデルは、「Killer Double Shot Pro」に加えて、ゲームのジッタ(信号のズレ)を改善することで、更なる低遅延を実現する「Killer Shield」を搭載。これにより、ネットワーク周りの応答速度の改善と、安定性の向上が図れるとしている。

 また新しいポートとしてSUPER PORTを採用する。SUPER PORTは、USBポートの1/3サイズでリバーシブルという使い回しの楽さに加え、転送速度800MB/秒以上の転送レートや、4Kモニターに60Hzで2画面同時に出力できる。

 「GS40」はコンパクトかつスリムでありながら数々の最新テクノロジーを盛り込んだことにより、非常にパワフルなゲーミングノートとなっている。また、スクウェア・エニックスとタイアップし、「GS40」購入者に「FINAL FANTASY零式HD」をプレゼントするキャンペーンを実施する。またこのキャンペーンは、ゲーミングノート「G」シリーズの各モデル、GPU、マザーボードにも対象を広げて大々的に実施していくという。詳細については公式発表を待ちたい。

 また、NVIDIAのアダプティブシンク機能であるG-SyncにゲーミングノートPCとして世界で初めて対応した「GT72」もSkylake世代に刷新された。こちらは、ハイエンドブランドの「GT」シリーズだけに、「GS40」のすべての機能を搭載するほか、キーボードのライティングも「シルバーライティングプリント」により、より隅々まで美しく光らせることが可能となっている。

【Killerも装い新たに】

【SUPER PORT】

【シルバーライトニングプリント】

【サウンドにもこだわりを】

(中村聖司)