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「セブンスドラゴンIII code：VFD」コンセプトや舞台設定を公開

（2015/7/24 19:22）

　セガゲームスは、ニンテンドー3DS用「セブンスドラゴンIII code：VFD」の最新情報を公開した。発売は10月15日を予定しており、価格はパッケージ版、ダウンロード版共に5,990円（税別）。今回はコンセプトや舞台設定などが明らかになった。

　宇宙の深淵より飛来する謎の生命体、ドラゴン。

　西暦2020年、2021年、その仮借なき殺戮の力は人類に及び、しかし辛くも退けられた。誰もが勝利を喜び、平和の到来を確信した。

　だが、因果のくびきは過酷だった。時は流れ、改暦を経てUE77年、人類とドラゴンの戦いは最終局面を迎える。

　7番目の真竜“VFD"の覚醒、あるいはその予兆の顕現。破滅の時は迫り、竜を狩る者たちは自らの運命を切り拓くべく、遥かなる古代、そして未来へと、2万年の時を巡り戦いを繰り広げる。

　生き残るのは、人か、竜か。相克のうちに秘められた真実が明らかになる時、終劇の幕があがる。

超えよ、時代
断てよ、宿命
今、終劇の幕があがる

　本作のコンセプトは、時を超え3つの時代が舞台となる。人対竜の最終決戦、時を超えて繰り返す絶望の輪廻を打ち砕く、という3つになっている。

時を駆け、すべての竜を狩りつくせ

　本作の舞台となるのは、東京（現代）、アトランティス（過去）、エデン（未来）の3つの時代。今回の敵となるのは、最高位の真竜とよばれる第7真竜“VFD”。その力は強大で、これまで人類が遭遇したいかなる竜をも超越しており、従来の手段ではおそらく歯が立たない。

　そこで人類は、対竜戦の切り札となりうる知見を得るために、過去・現代・未来に襲来した竜を狩り、その検体を集めることとした。遙かなる古代と、現代、そして未来世界をめぐり竜を狩ることで、やがて人類は、ドラゴン襲来に隠された真実に迫っていく。

　2020年、2021年の真竜襲来から約80年が経過した東京。

　日本政府は事実上統治能力を失い、ISDFという国際自衛軍が治安を管理している。竜との戦いで荒廃した国土の復興も不十分だが、人々はどうにか竜の襲来以前の生活レベルにまでたちかえろうとしている。

　約1万2千年前の異なる時間線に存在する世界。

　大西洋の海洋上に星晶石という特殊な鉱石を動力源にして成立した海洋王国で、高度な文明を築いている。そこでは「ルシェ」と呼ばれる特殊な民が生活している。

　約5千年後の異なる時間線に存在する世界。

　現代とは異なる方向に科学技術や生活様式が発展しており、「セブンスドラゴン」第1作の舞台ともなった。その際、真竜の襲来を受け、なんとかこれを撃退した。

　キャラクターメイクの自由度の高さが「セブンス」シリーズの特徴だが、プレーヤーキャラクターは、キャラクターメイクにより、自由に作り上げることが可能となっている。「III」ではこれまで以上に多彩なキャラクターを作成することができる。

　三輪士郎氏デザインによるプレーヤーキャラクターの外見はシリーズ最多の32種におよび、それぞれカラーバリエーション3種が用意されている。

　現代・過去・未来という時代ごとに用意され、物語を進めることで、過去世界や未来世界での外見も選択可能になっている。職業も一新され、こちらもシリーズ最多となる8種が登場。バトルボイスも40名の声優から自由に選択可能。

　時代ごとの外見と職業の一例を紹介する。（外見と職業は紐づくものではなく、それぞれ別に設定が可能）

　未来を予知する能力を駆使して、敵の自由を刈り取る占星術師。

　巨大な槍と臼砲を兼備する強力な新兵器“機甲槍”で敵を粉砕する闘争の騎士。

　オールラウンダーの和の剣士。今作は武器カテゴリが追加され、一刀と双剣を使い分けることができる。

　キャラクターボイスは40名の声優から自由に選択可能。