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「FFXI」、スマートフォン用アプリ化プロジェクトを発表

開発パートナーはNEXON Korea。2016年度内ローンチで“MMMRPG”の時代を目指す

3月19日 発表

 スクウェア・エニックスは3月19日、メディア向け発表会のYouTube Liveの放送内で、「ファイナルファンタジーXI」のスマートフォン用ネイティブアプリ化を発表した。スクウェア・エニックスではMassively Multiplayer Mobile RPG(MMMRPG)と位置づけ、モバイル向けの新しいMMORPGを目指していく。

 開発パートナーはNEXON Korea。配信は2016年度内を予定。展開リージョンは日本と韓国。以降は準備が整い次第展開する。ビジネスモデルについては、ローンチ時の状況を見て決定されるが、「低い敷居でプレイできるような提供方法になる」とした。

 ネイティブアプリ版では、UI等をスマートフォンに最適化し、基礎となる戦闘システムをスピーディーにパワーアップ。ジョブコマンドや連携は基本システムを洗練、パーティー編成の手間を軽減する「便利な共闘システム」が入るという。

 またジョブチェンジシステムも採用され、パーティー戦ではジョブの選択がカギを握る。ソロプレイ部分では、フェイスシステムというNPCとのパーティープレイもパワーアップされる。

 コミュニティシステムは、リンクシェルに加えて、ギルドシステムを実装、協力や競争で盛り上がることが可能となる。また「ダイナミックイベント」と呼ばれるシステムが実装される。これは天候やワールドの状況、時間帯によって、突発的にイベントが発生するものとなっている。

(安田俊亮)