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【スマホアプリ今日の1本】超短サイクルのランナーゲーム「スピン&ダウン」
多種多様な車が回転して爆発! 爽快スタントが味わえるレーシングアクションゲーム
(2015/1/19 15:40)
幾度もミスを繰り返し、ステータスを上げ、走り抜ける距離とスコアを段々と伸ばしていくランナーゲームは、操作自体は簡単である場合が多く、タッチ操作と相性が良いためスマートフォン用のゲームジャンルとして発展してきた。
今回紹介するiOS「スピン&ダウン ~クレイジースタント~」は、車をテーマとした2Dランナーゲームで、ゲームのサイクルをより早く、演出は派手目に作られたタイトルだ。開発は穴掘りゲームのヒット作「ディグディグ」のカナダRoofdog。配信は3rdKindが担当している。
「ディグディグ」は、わかりやすく表現すると「ミスタードリラー」にランナーゲームの要素を採り入れたようなゲームで、爆破によるブロック破壊の連鎖など、爽快な演出が際立っているタイトルである。本作でも単に車を走らせるだけでなく、ミスをすれば車が爆発し、コインが飛び散ってアイテム獲得の抽選に入るという派手な演出がある。
操作はタッチ操作と下へのスライド操作だけで、タッチをしている間は車が回転(スピン)し、下へスライドすると車が空中から地面へ落ちる(ダウン)。車は自動で前進し、途中で機雷を踏むか登りの坂道から飛び出せば空中を駆け抜けられる。このタイミングでスピンを決めて地面に降りると「ブースト」が発生し、さらなるスピードアップが可能だ。
ただし車体の上半分が地面に触れるとミスとなるほか、スタート直後から減るガソリンの残りがなくなってもゲームが終了する。ブーストが発生するとその間はガソリンの温存にもなるため、できるだけスピンを決めてスピードを上げ、ガソリンを温存する必要がある。スピンを試みると当然ミスになるリスクも発生するので、いかに上手くスピンを決められるかはプレーヤーの腕にかかっている。
また本作は、実に様々な「車種」が手に入る。プレイする度にどんどん車が入手できるのだが、車は見た目やレア度、カラーがそれぞれ異なっていて、スピン速度が速かったり、ガソリンの量が多いがジャンプしにくかったり、スピードが速かったりと、性能もバラバラになっている。車同士は合成することで、ステータスを伸ばしていくことができる。
1回のプレイは、上手にこなせば車の性能分だけ距離を伸ばすことができるが、高い性能を持っていても少しのミスで即死になるため、1プレイが数秒で終わることもザラにある。1つの車は1回使うと数分間はプレイ不可能になるので(ゲーム内通貨を支払えば使用できる)、気合を入れてプレイすればするほど即死した時は実に悲しい。
こうして数秒から数十秒のプレイを繰り返し、段々と車の性能と走行距離を伸ばしていくのが本作の目的となる。車が飛んだり跳ねたり爆発したり、プレイ中は爽快な気分を味わえるのだが、気になるのはあまりにプレイサイクルが短いため、大体が5分もかからないでプレイに必要な時間回復制のライフを使いきってしまうということ。裏を返せばほんの少しのスキマ時間にも遊べるタイトルと言えるので、気になる方はプレイしていただきたい。