Apple、極薄タブレット「iPad Air 2」を日本でも発売

　Appleは薄さ6.1mmのタブレット「iPad Air 2」を日本でも10月18日より発売すると発表した。日本ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱いを行なう。

　「iPad Air 2」は第2世代の64ビットA8Xチップを搭載し、CPUパフォーマンスを40%向上、グラフィックスパフォーマンスを2.5倍させている。その一方で、薄さは6.1mm、重量は450グラムを下回り、これまで通りバッテリーの持ち時間は10時間となっている。カラーはゴールド、シルバー、スペースグレイの3色を用意。

　ディスプレイは反射防止コーティングが施されたRetinaで、1世代前のiPad Airに比べぎらつきを56%減少させている。またネットワーク機能としては、Multiple-In-Multiple-Out（MIMO）技術を使った802.11ac Wi-Fiの採用により高速接続を可能にし、最大866Mbpsのデータ転送レートによりiPad Airと比較してWi-Fiパフォーマンスは2.8倍にも及ぶ。

　搭載センサーは、M8モーションコプロセッサを搭載し、加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパスや気圧により相対的高度を計測する気圧計からモーションデータを収集する。また、Touch IDを搭載しており、指紋認証が可能となっている。

　搭載OSはiOS 8.1で、ゲーム関連ではiOS 8で搭載された新しいグラフィックステクノロジーであるMetalとA8Xチップの組み合わせで、より高度なビジュアルエフェクトを実現可能となっている。

　「iPad mini」シリーズは新たに「iPad mini 3 Touch ID」モデルが加わり、「iPad
mini Retinaディスプレイモデル」は「iPad mini 2」と名称が変更となった。A7チップ、5MP iSightカメラ、FaceTime HDカメラ、超高速ワイヤレスを搭載。