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「シーフ」、最新スクリーンショット、声優情報などを公開
謎めいたキャラクターや、様々なツール、ゲームシステム
(2014/4/28 11:00)
スクウェア・エニックスは、6月12日に発売を予定しているプレイステーション 4/3/Xbox 360/Windows用ステルスアクション「シーフ」の新情報を公開した。価格は各7,800円(税別)。Xbox One版は9月4日発売で、価格は未定。
今回明らかになったのは、序盤のストーリーと、登場人物、彼等を演じる声優。さらにいくつかのゲームシステムが明らかになった。「シーフ」の主人公はマスターシーフ・ギャレット。彼はかつて同じような境遇の少女、エリンと出会い彼女に盗みの技を教えるが、彼女は必要以上に人を傷つけ、殺害する様になってしまう。
ギャレットはエリンとわかれることを決意するが、数年後、ある貴族の館に忍び込む際、一緒に仕事をすることになってしまう。彼女の変わらない残虐性に、彼女から武器を取り上げてしまうギャレット。貴族の館でギャレットとエリンは邪悪な儀式を目撃する。その儀式は館の崩壊をもたらし、ギャレットは意識を失い、エリンは消息不明となってしまう。
意識を取り戻したギャレットは、街が一変していることに気がつく。そしてギャレットが儀式を目撃してから1年もの時間が過ぎていること、街はノースクレスト男爵の圧政に苦しんでおり、カリスマ的指導者オリオンの元、"グレイヴン"と呼ばれる暴徒達が活動し、それを抑えようとする衛兵の対立が深刻になっていることを知る。ギャレットはそれでも街の動きとは関係なしに仲介屋のバッソの情報などを元にお宝集めに奔走する。
しかし彼が武器を奪ってしまったために生死がわからなくなってしまったエリンの記憶がギャレットを苦しめる。ギャレットはエリンの過去を調べていく中で、「物乞いの女王(QUEEN OF BEGGARS)」に出会い、助言を受ける。そして街の異変は、ギャレットも巻き込んでいく……。
【ストーリー】
目を覚ますと
夏至祭の黄金に輝く星空は
黒雲の広がる闇夜となり
“シティ”に暗い影を落としていた
閉ざされた門
圧政と貧困にあえぐ人々
蔓延する “グルーム病”
ノースクレスト男爵の支配は暴政と呼ぶにふさわしく
苦しみに耐えかねた民衆は
いまや暴徒と化そうとしている
これは俺の知る街ではない
ギャレットの目に映る街は一変していた
全ては男爵の館へ忍び込んだあの夜から
あの日、あの場所で何が起きたのか
自らの身に、そしてエリンの身に
以前にも増して広がる闇に身を隠し
“マスターシーフ”は動き始める
その右目に不可思議な輝きを宿して……
多彩なツール、特殊能力「フォーカス」を使いこなせ
ゲームシステムに関する新スクリーンショットも公開された。「シーフ」での基本となるのは、「光と影」だ。プレイ中注意したいのが左下に表示される「ライトジェム」。これが黒い状態だと、ギャレットは影に潜んでいる状態となる。鍵を開ける“ピッキング”の時は無防備になってしまうので、明るい場所では特に注意が必要だ。
ギャレットは様々な“ツール”を使う。特に矢は小規模な爆発を引き起こすブラストアローや、明かりを消すウォーターアローといった様々な矢じりが用意される。エリンから奪った鉤爪も色々な場所にひっかけることができる便利なツールだ。ロープアローで、高所に移動することもできる。これらのツールは、武器商人のところで購入できる。アップグレードも可能だ。排水溝などの蓋を開けるレンチなどゲームが進むことで使えるツールは増えていく。
また、ギャレットは儀式に巻き込まれてから「フォーカス」という能力が使えるようになった。フォーカスゲージを消費することで感覚が研ぎ澄まされ、オブジェクトの可視化、ピッキング精度の向上、敵の探知など様々な能力が発揮できる。物語が進むと物乞いの女王の元でアップグレードできるようになる。
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