英国最大規模のゲームショウ「EGX London 2014」が9月に開催

　英Gamer Networkは、9月25日から28日の日程で英国LondonのEarls Courtにおいて、英国最大規模のゲームショウ「EGX London 2014」を開催する。本日よりチケットの販売も開始し、価格は17.5￡。Virgin MediaもしくはVirgin Mobileのカスタマー限定で、半額で購入できるキャンペーンも実施している。

　「EGX London 2014」は、日本の東京ゲームショウやドイツのGamescomと同様に、ゲームファンを対象にしたゲームショウ。英国はもともとECTS（European Computer Trade Show）という米国のE3と並ぶトレードショウを年に1度開催し、Blizzard Entertainmentが「World of Warcraft」を正式発表するなど存在感を示していたが、2002年にドイツライプチヒでGames Conventionが開催されるようになってからはヨーロッパにおける主導的な立場を失い、大手メーカーの出展見合わせなどもあり、2004年に休止に追い込まれた。一方、Games Conventionはその後ドイツケルンのGamescomに引き継がれる形で成長を続け、一般向けのゲームショウとしては世界最大規模を誇る。

　「EGX London 2014」は、英大手メディアグループVirgin Mediaをメインパートナーに、ECTSのメイン会場として使われていたEarls Courtを会場に開催される。現時点で出展を予定しているメーカーは、PlayStation（SCEE）、Xbox（Microsoft）、Activision、Bandai Namco、Bethesda Softworks、Deep Silver、Electronic Arts、KONAMI、Razer、Riot Games、SEGA、Ubisoft、Warner Brosなど、英国外の大手メーカーがずらりと名を連ねている。昨年出展していたNintendoの名前は現時点ではない。

　イベントでは、ゲームメーカーブースの出展のほか、コスプレ大会、格闘ゲームのトーナメント、デベロッパーセッション、キャリアセッションなどが予定され、ゲームファンのみならず、ゲーム業界関係者にとっても要注目のイベントとなっている。