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プレミアムバンダイに「仮面ライダーアギト」の“イコン画”が登場!?
物語の謎を解く鍵? 多くのファンが考察したオープニング使用の絵画
(2014/1/9 18:50)
バンダイは、通販サイトプレミアムバンダイにて、絵画「仮面ライダーアギト アートアーカイブス イコン画」を3月に発売する。価格は6,300円。プレミアムバンダイ専売商品となり、本日1月9日より予約を開始している。サイズは43.4×31.4cm(高さ×幅)。予約注文はこちらから。
「仮面ライダーアギト」は2001年に放映された特撮番組で、「仮面ライダークウガ」より始まる“平成ライダーシリーズ”の2作目となる。“謎”を数多く提示し、視聴者は真相を求めながら物語を楽しむという「クウガ」から続く濃いドラマ性を受け継ぎつつ、「複数のライダーの登場と対立」という、現在のシリーズにも続く要素を確立した作品である。
今回商品化された“イコン画”は「アギト」のオープニングに登場し、物語には直接登場しないが、「物語の鍵を握る絵」として、放映当時話題を集めた。「アギト」の主人公津上翔一は記憶喪失であり、敵であるアンノウンの正体も謎に包まれていた。演出としても伏線がちりばめられ、視聴者は「彼の正体はきっとこうだろう」、「この事件の真相はこうではないか?」など様々な予想をしながら番組を見ていた。イコン画はその謎めいたストーリーを解く鍵として注目されたのである。
最上段には羽根を持つ天使達がいる天国のようなきらびやかな世界と、その天国を守るような羽根を生やした異形の怪物がいる。絵の左側は異形の怪物達が武器を持ち、右側にはそれに立ち向かうような武装した人間達。中央には強い光が描かれ、その中で天使から人が赤子を受け取っているのが確認できる。その図の下には波に浮かぶ大きな船があり、そこから人々が歩き出しているように見えるが、その中に仮面ライダーのような人物も描かれている。
「仮面ライダーアギト アートアーカイブス イコン画」はこの絵画を再現。プラスチック製のフレームに収めている。紙は特殊なものを使用しインテリアとしても魅力的な商品となっている。さらに「特製ブックレット」が付属する。ブックレットは作品紹介に加え、「イコン解体新書」としてイコンにスポットを当てたコーナーもある。さらに番組のプロデューサーを務めた東映の白倉伸一郎氏、キャラクターデザイン担当の石森プロの早瀬マサト氏、イコン制作のタイムハウス・大久保元太氏のインタビューが掲載されており、ファンには見逃せないアイテムとなっている。
バンダイナムコゲームスが2013年5月に発売したプレイステーション 3用バイク&ヒーローアクション「仮面ライダー バトライド・ウォー」でもアギトは活躍している。劇中同様様々なフォームに変身して戦い、超必殺技として“シャイニングフォーム”のシャイニングライダーキックを使用できる。
(C)石森プロ・東映