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任天堂、「Wii Uおよびニンテンドー3DSのネットワークサービスの接続エラーについて」をサポート情報に掲載

12月25日 発表

 任天堂は、12月25日夜、サポート情報に「Wii Uおよびニンテンドー3DSのネットワークサービスの接続エラーについて」と題する告知を掲載した。

 「クリスマス後のアクセス集中により、Wii Uおよびニンテンドー3DSのネットワークサービスがつながりにくくなったり、エラーが発生したりする状況が断続的に続いており、お客様には大変ご迷惑をおかけしております」という謝罪で始まるこの告知。26日19時30分現在、日に何度か3DS LLで「ニンテンドーeショップ」にアクセスを試みた(試行回数10回)が、そのうち半分は「ニンテンドーeショップ」へのアクセスでエラーが出てしまい、残りの半分はソフトの購入段階まで進むも、実際にソフトは購入できなかった。

 当該ページには、以下のような事例が挙げられている。

【接続エラーが発生するおもな例】

ニンテンドーeショップに接続できない。
「ポケモンバンク」の起動や期間券の購入ができない。
「ポケムーバー」のダウンロードができない。
ニンテンドー3DS同士の引っ越しができない。
本体更新や更新データのダウンロードができない。
Wii Uおよびニンテンドー3DSゲームソフトのネットワーク機能の一部やMiiverseの利用ができない。

 これは、「ニンテンドーネットワークID」を作成後にはじめてニンテンドーeショップを起動したときに行なわれる、「ご利用記録」を引き継ぐ処理が、想定以上の規模で同時に行なわれているためで、特に購入済みのソフトが多い場合、この処理に時間を要するため、エラーが起きやすくなっているとのこと。ただし、試行している3DS LLは「ニンテンドーネットワークID」を登録していない。

 続いて書かれている「ニンテンドーネットワークIDを作成されていないお客様へ」に書かれているように、無料ソフト・体験版のダウンロードを利用しなければ、「ニンテンドーネットワークID」を登録していない3DS/LLで「ニンテンドーeショップ」でソフトを購入することができるはず。IDはソフト購入後に作成すればよく、「つながりにくい状況が改善されるまでの間、有料ソフトの購入やダウンロード番号によるソフトの引き換えをされる場合には、IDを作成せずにニンテンドーeショップをご利用いただきますようお願いいたします」と書かれている。

 「ニンテンドーネットワークID」は、Wii Uに初めて搭載されたもので、12月10日の本体更新により、3DSでも利用できるようになった。これにより、Wii Uと3DSのネットワーク残高が合算できるようになったり、Miiverseが利用できるようになったりと利便性が向上したのだが……。

 では、3DSで「ニンテンドーネットワークID」を登録しているユーザーはどうなる? というと、「しばらく時間をおいてニンテンドーeショップへ接続していただきますようお願いいたします」と書かれており、現状はIDの有/無関係なく、アクセスを控えるしか手はないのかもしれない。

(佐伯憲司)