ニュース
「モンスターハンター4 in ナンジャタウン」先行体験会レポート
ハンターなら1日楽しめる多彩なイベントと、コラボメニューが満載
(2013/11/21 18:44)
カプコンは、ニンテンドー3DS用「モンスターハンター4」のイベントを池袋のテーマパーク「ナンジャタウン」で11月23日から2014年1月31日まで開催する。入園料は、4歳から小学生までが300円で、大人が500円。平日は13時から19時30分、土日祝、及び12月24日から2014年1月3日は10時から19時30分まで営業。
イベントの開催に先駆け、21日にはメディア内覧会が開催された。イベントには、ナンジャタウンの責任者である黒田町長、「モンスターハンター4」の辻本良三プロデューサー、ハギーことカプコンの萩原良輔パブリシティ企画推進室長が会場に駆けつけた。
黒田氏はイベントに先駆け「『モンスターハンター』のイベントは3回目ですが、毎回多くのファンに足を運んでもらい大盛況となっている。回数重ねてきたが、イベントプロダクトもレベルアップを図ってきた。その集大成といってもらえるよう、7つのイベントプロダクトを用意した。今回用意したリアル集会所では、一緒にプレイすることでリアルコミュニティが形成され、リアルに繋がっていく。ナンジャタウンのコンセプトと合致した。来場者が思う存分狩りの旅を楽しめるよう準備してきたので、また必ず来たくなるよう2014年1月31日まで繰り広げていきたい」と力強く語った。
辻本良三プロデューサーは、「『モンスターハンター4』でネットに接続して遊ぶことができる機能がついたが、個人的には携帯ゲーム機の利点を生かし持ち寄って遊ぶことをすごく大切に思っていて、その遊びの感覚を忘れないようにしたい」とかたり、リアルに繋がることの大切さをアピール。「ワイワイ遊べるところを提供してもらったことに感謝しています」と続け「今後もつながる場所を提供していきたいと考えている」と抱負を述べ、顔を合わせゲームを楽しめることの大切さ、盛り上がりなどを感じているようだった。
萩原良輔氏はコラボメニューなどに触れ、「メニューもグレードアップしており、見た目も味もしっかりしており、おいしくいただけるので、自信を持ってオススメできます」と太鼓判を押した。またイベントプロダクトについても「作品の世界観を再現しただけでなく、体感できる内容になっている」とこちらも自信作に仕上がっていることを強調した。
今回のイベントは上記の通り入園料が必要だが、実は、モンハン部員、または「モンスターハンター4」のソフトを持っている人はナンジャタウンの入園料が100円引きになるという、ハンターに優しいイベントとなっている。モンハン部会員は本人のみ有効で入場ゲートでログイン画面を提示、「ゲームソフト」はソフト1本につき1名までとなっている。来場予定の人は忘れずにソフトの用意などをしておきたい。
会場では、実際にクエストに挑戦して“報酬”を得ることができる「リアルクエスト」が1回500円で楽しめる。映像に合わせて参加者がアクションすることでティガレックスを撃退するクエストや、3DS「モンスターハンター4」を使用したクエスト(たとえばすれちがい通信をしろ……とか)など様々なクエストが用意されており、これらをクリアすることで成功報酬として「メタルチャーム」がプレゼントされる。メタルチャームは全6種で、期間中に新柄が追加される予定。
「リアルクエスト」の中で、今回筆者が挑戦したのはカメラ付き携帯端末を利用した「カメラでクエスト」。受付にごっそりと用意されたクエストカードの中から1枚選んでみると「ガララアジャラ捕獲!」と書かれている。それに併せて「ナンジャタウン」の中で写真を撮影してきて受付に控えている看板娘さんに見せるとクエストクリアとなり、ゲームと同じようにクエスト名の上にハンコをバーンと押し成功報酬をくれる。
3DSが必要なものから手ぶらでいって参加できるものまで、来場者が選択して挑戦できるので、その時々に応じて様々なクエストに挑戦してみるといいだろう。
さらに期間中は、ナンジャタウンのシンボルキャラクター「ナジャヴ」をオトモアイルーとして特別配信する。
ゲームの中に入ったような雰囲気満点の装飾が施された「リアル集会所」でほかのハンターとゲームを楽しめるほか、闘技大会のクエストを使用したタイムアタックも開催される。タイムアタックは備え付けの3DSでプレイすることになるので、誰でも参加可能。参加者には「モンハン4モンスターブロマイド(全5種)」がプレゼンとされ、さらに週間TOP10にランクインした人には「オリジナルICカードステッカー」がプレゼントされる。このリアル集会場にはメッセージカードで足跡を残せる“リアル掲示板”も設置されているので、ハンター間で交流することもできる。
なお、リアル集会所に用意されている席数は32席。いっぱいになってしまったら、時間を指定する形で整理券が配布される予定だという。
期間中はあちこちにフォトスポットが設置されており、ゴア・マガラに向かって新武器種である操虫棍を構えているところや、肉焼きセットを前にしてハンター気分で記念撮影を行なえるなど見逃せない企画が目白押しだ。
コラボメニューも豊富に用意されている。あまりの数に、1人ではまず1回ですべてをクリアすることは不可能だろう。餃子・デザート系を中心にいくつか試食してみたが、とにかくデザインが凝っている。その完成度の高さから参加者からも「可愛すぎて食べられない」との声があちこちから上がっていた。そしていずれもしっかりした味付けでおいしくいただくことができる。
見た目真っ黒な「ゴア・マガラ餃子」は、ごま風味の黒いたれで食べるのだが、ほんの少しぴりっとした刺激を感じながらもまろやかな味を楽しめる。「屋台の料理長肉球入魂!チャーハン肉球餃子」にも挑戦してみたが、チャーハンの上に乗っかった餃子がなかなかのボリューム。餃子の中のニラが絶妙に効いていて、なんだか元気になれる一品。
辻本プロデューサーに「すべてのメニューを食べたのでしょうか?」と聞いてみたところ「お昼などに合わせてガッツリ食べました!」とのこと。徹底した監修が行なわれたうえで、自信を持ってオススメできるラインナップとなっている。
(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.