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新グラフィックスエンジンが生み出す至上の臨場感!
コクピットでプレイするPS3「グランツーリスモ6」
(2013/9/21 12:40)
国内外のレースゲームファンにとって、もはや説明不要の「グランツーリスモ」シリーズ最新作「グランツーリスモ6」。再現性を追求するだけでなく、オンライン要素を充実させることでユーザーのカーライフを網羅する「オンラインカーライフシミュレーター」としてさらなる発展を遂げつつある本作。
12月5日の発売日を心待ちにしている人も多いかと思われるが、SCEJAブースではフレームで囲われたバケットシートにハンドルおよびフットコントローラーを完備した、イベントではおなじみのがっちり遊べるファン垂涎の仕様で体験プレイが可能だ。ありがたいことにシートは100kg超の筆者でもギリギリお尻が収まるサイズで、よほど大柄な人でもなければ特に問題はなさそう。
製品版には1,200種類以上の車種が収録されるが、試遊台はパガーニ、フォーカス、チゼータ、BMW、ランボルギーニ、フェラーリ、日産、アルファロメオ、マクラーレンなどなど、26車種から好きなものを選んでプレイする。コースバリエーションは全37コース、76レイアウトの製品版と同じものが用意されている。
今回は「せっかくだから景色がいいコースにしよう」とマッターホルンを選択。筆者はスーパーカーブーム世代につき、車種は「ランボルギーニ カウンタック」を選択。久しぶりのハンドルコントローラーに慣れるまで少々手間取ったが、それもわずかな時間。ハンドルから伝わってくる路面の振動、後方に流れていく風景など、一新されたグラフィックエンジンと物理シミュレーターの相乗効果で、より軽くなった描画や自然なクルマの動きを実感できる。
プレイ時間が5分と短いため、コース脇の観客、遠景、路面といったグラフィカルな面はともかく、物理シミュレーターなどの内部的なクオリティアップは体感しづらいかもしれない。ただ、微細な挙動など“表現の密度”は明らかに増しており、実際プレイされるかたはそのあたりに留意されることを強くおすすめする。
各コースは結構なボリュームがあり、ほとんどの人はレース途中で体験プレイの終了時間を告げられてしまうはず。正直「もっといろいろな車種やコースを体験したい!」となるが、それを差し引いてもコクピット仕様という贅沢な環境は“プレミアム”のひとこと。シリーズやレースゲームファンはいわずもがな。少しでも興味がある人は、この機会を逃すことなくぜひSCEJAブースで「グランツーリスモ6」をチェックしていただきたい。
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