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カワダ、「nanoblock 海の生き物シリーズ」8種類を7月12日発売
アオウミガメやイトマキエイ、シオマネキなどを極小ブロックで再現
(2013/7/12 00:00)
カワダは、ブロック玩具「ナノブロック」シリーズの新製品となる、海の生き物をモチーフとした「nanoblock 海の生物シリーズ」を7月12日に発売した。全8種類で、「アオウミガメ」、「ホホジロサメ」、「イトマキエイ」、「ダイオウイカ」、「ミドリフグ」、「シオマネキ」、「ミズクラゲ」、「チンアナゴ」。価格は各787円。
ナノブロックは1つのブロックが0.8×0.8×0.5cm(縦×横×高さ)という“世界最小級”サイズのブロック玩具。建物や乗り物など様々なものをモチーフに、材料となるブロックと、設計図をセットにして販売している。説明書に従えば、誰でも組み立てることができる。「ナノブロック 海の生物シリーズ」では海の生き物をナノブロックで表現しており、シンプルながら体色なども含めてきちんと再現している。
nanoblock アオウミガメ
アオウミガメは、甲羅の大きさは80~100cm、インド洋、大西洋、太平洋と幅広い海域に生息するウミガメで、日本では小笠原諸島や南西諸島などで産卵を行なう海草や藻などを食べる。ワシントン条約に記載されており、現在はほぼどの国でも法令で捕獲禁止となっている。
ナノブロックでの大きさは4×7×8cm(縦×横×高さ)。甲羅も色分けされており、大きな前足のひれなどシルエットもうまく表現されている。110ピースで構成される。
nanoblock ホホジロザメ
ホホジロザメは、世界中の海に広く分布しているサメで、体長は4.0~4.8mほどだが、それ以上の大きさの個体も存在するといわれている。人を襲うこともあり映画「ジョーズ」のモデルにもなった。
ナノブロックの大きさは5×13×8cm(縦×横×高さ)。印象的な口の中はピンクのブロックを使っている。サメの歯の鋭さもブロックのピンで雰囲気を出している。130ピースでの構成。
nanoblock オニイトマキエイ
オニイトマキエイは、魚類の中でも最大級の大きさを誇り、平均的な個体の体の幅は3~5mほど、最大で8mに達するという。大きな胸ビレを上下に羽ばたくように動かし、海中をゆっくりと進む。ときおり海面からジャンプすることが知られているが、その行動の理由は不明で、様々な説が飛び交っている。
ナノブロックの大きさは5.5×11×8.5cm(縦×横×高さ)。空を飛んでいるかのような、特徴的なシルエットを再現している。ピース数は150。
nanoblock ダイオウイカ
ダイオウイカは、世界最大級の無脊椎動物といわれ、触腕を含めると全長は6.5mにも及ぶ。深海で生息するためその生態は謎に包まれているが、NHKでの特別番組などで話題を集めた。伝説「クラーケン」のモデルとも言われている。
ナノブロックの大きさは5.5×15.5×4cm(縦×横×高さ)。触腕用のブロックに長いパーツを使うことで、巨大さを強調している。特徴的な目もきちんとある。ピース数は200。
nanoblock ミドリフグ
インド、インドネシア、タイなどに生息する熱帯魚。観賞魚としてポピュラーな存在で、体長は10cm前後。攻撃性が高いため飼育は単独飼育が勧められている。皮膚にフグ毒を持つ。
ナノブロックでは大小2匹がセットになっている。丸くてユーモラスなシルエットを再現している。熱帯魚らしい鮮やかな緑色のブロックが使用されている。ピース数は150。
nanoblock シオマネキ
シオマネキはオスの片方のはさみが大きくなるのが特徴のカニ。種類によって2~4cmの大きさとなる。海岸に巣穴を掘って生息し、海辺で大きい方の腕を振るというメスへの求愛行動がまるで潮が満ちるのを招いているように見えるところからシオマネキと呼ばれる。
ナノブロックでは4.5×8×4cm(縦×横×高さ)。特徴的な大きなはさみはもちろん、飛び出した目や、体の内側の白い部分などもきちんと再現している。土台には海草も付着している。ピース数は150。
nanoblock ミズクラゲ
ミズクラゲは成体の大きさが15~30cm。世界中の海に分布する。海の中を優雅に漂う姿は人気があり、ペットとして飼う人もいる。飼う場合には専用の水槽や濾過装置を用意しなくてはいけないという。
こちらも大小セットになっている。大きい方が7×6.5×4.5cm(縦×横×高さ)。透明なブロックで構成され、クラゲの特徴をうまく表現している。基部にLEDライトを仕込んだ別売りの「LEDプレート」に対応しており、下から光を当てることが可能だ。ピース数は200。