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映画「サイレントヒル:リベレーション3D」日本公開決定

吹き替え版のキャストを発表。少年ヴィンセント役に浪川大輔さん

ヴィンセントと、吹き替えでその声を演じる浪川大輔さん
7月12日 公開予定

 映画「サイレントヒル:リベレーション3D」の日本での公開が7月12日に決定した。配給はプレシディオで配給協力がハピネット。3D/2D、字幕/吹替えでの上映となる。

 「サイレントヒル:リベレーション3D」は、累計840万本を売り上げたKONAMIの人気ゲームをベースにした作品。他の女の子とは全く違った人生を歩んでいる18歳の誕生日を迎えようとしているヘザー。彼女は幼い頃の記憶を持たず、父親ハリーに守られるようにして各地を点々と移り住み、夜毎サイレントヒルという謎の街でおぞましい“何か”に追われる悪夢にうなされていた。

 そんなある日、父親が不可解な失踪を遂げてしまう。壁には「サイレントヒルに来い」という血文字が残されていた。突然鳴り響いたサイレンを合図に、彼女共々街は闇に飲み込まれ、想像を絶する恐怖に遭遇することとなる。父を捜すため、さらに迷宮の奥深くへと身を投じたヘザーは、自らの封印された出生の秘密、そしてサイレントヒルの呪われた真実を探り当てていく……。

 日本版イメージソングをGAKUTOさんが担当するなど話題を集めている同作だが、今回発表されたのは吹き替え版のキャスト。

ヘザーに好意を寄せる少年ヴィンセント:浪川大輔さん
ヘザーの父親であるハリー・メイソン:山野井仁さん
私立探偵ダグラス・カートランド:大塚芳忠さん
教団を率いる女司祭クローディア:田中敦子さん
へザーの母親ローズ:渡辺美佐さん
アレッサの母親ダリア:定岡小百合さん
クローディアの父親レナード:石田太郎
へザーの分身シャロン/アレッサ(子供):釘宮理恵さん

 ヴィンセント役の浪川大輔さんは、「この時代の技術が存分に発揮されている映像美と人物の葛藤や絆も丁寧に描かれています。映画の素晴らしさを是非味わって下さいとコメント。ハリー・メイソン役の山野井仁さんは、「お父さんは今回も娘や妻のためにがんばってますよ~! 収録時は白黒の映像でしたが、それでも十分怖かったです。サイレントヒルの独特の空気感、ぜひご堪能下さい」とアピール。

 そして、ダグラス・カートランド役の大塚芳忠さんは「私も声優人生30年。様々やってきましたが、中々ないよ、こんな恐ろしいの。半端でない残酷さ。決して逃げられない闇。とにかく痛い! 私も痛い目に遭います。それを3Dで。あ~こわい!!」と、ホラーファンなら期待してしまうコメントを残している。

ローズ(左)とハリー(右)
ダグラス
クローディア
ダリア
レナード
アレッサ

(船津稔)