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オンラインクレーンゲーム「トレバ」が欧州に正式対応

欧州から日本アニメグッズ獲得が可能に。今後は積極的な海外展開も予定

4月11日 欧州正式サービス開始

利用料金:1プレイ2,000TP(200円相当)

課金周りを欧州向けに対応させた「トレバ」。言語と課金システムだけを違えているので、グッズ内容やクレーン操作は日本版と全く一緒

 オランダCyberStep Gamesは、オンラインクレーンゲーム「トレバ」の正式サービスを欧州向けに4月11日より開始した。利用料金は1プレイ2,000TP(200円相当)。

 「トレバ」は、PCブラウザ上で実際のクレーンゲームを操作し、フィギュアなどのプライズ商品を獲得できれば、郵送で自宅に届けてくれるというサービス。日本ではすでにサービスされており、今回は運営元サイバーステップのオランダ子会社より欧州向けにサービスされることとなった。

 欧州とクレーンゲームの2つは一見結びつきそうにないが、フランスでは日本のアニメや漫画、ゲームなどをテーマとした博覧会「ジャパン エキスポ」が開催されるなど関心は高い。その一方で、フィギュアなどの関連グッズが欧州にいるファンにはなかなか届きにくいのも現状となっている。

 そこに勝機があると見たのが、今回の「トレバ」欧州対応となる。郵送費はプレーヤーの負担となるが、最新アニメグッズを直接手に入れられるチャンスだし、運と技術があれば代金は格安になるかもしれない、というファン心理を上手く突いているのが面白い。

 公式サイトに接続すれば、その時に誰かがプレイしている様子を見られるようになっているので、1度覗いてみるのもいいだろう。「トレバ」は今後も積極的に海外展開をしていくそうで、5月に開催される展示会「FanimeCon」(アメリカ)、「AnimeCon」(オランダ)のサイバーステップブースで試遊台を設け、プロモーションなども展開する予定となっている。

【スクリーンショット】
自分がプレイしていなくても誰かがプレイしていればその様子を見ることができる。欧州から誰かがプレイしているのかもしれない、と考えると結構感慨深い

(安田俊亮)