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ガマニア、新作ブラウザゲーム「エンゲージナイツ」を正式発表

世界の偉人を“美麗化”させた、ボイスとバトルにこだわった同社ブラウザゲームの集大成

3月1日正式発表

 株式会社ガマニアデジタルエンターテインメントは3月1日、新作ブラウザゲーム「エンゲージナイツ」を正式発表し、これに合わせてティザーサイトを公開した。ティザーサイトでは、ゲーム概要及び鈴木このみさんが歌うテーマソング「運命のEngagement」を公開している。サービススケジュールは、3月よりデバッグテストを開始し、4月より順次、CBT、OBT、正式サービスを実施していくとしている。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制。

本日よりティザーサイトがオープンした
「エンゲージナイツ」のテーマソング「運命のEngagement」を歌う鈴木このみさん

 「エンゲージナイツ」は、ガマニアと、日本のデベロッパー エンジンズが共同開発しているブラウザゲーム。これまでのブラウザゲーム開発のノウハウと運営経験を活かし、その集大成的なタイトルになっているという。

 「エンゲージナイツ」は、“エンゲージナイト”と呼ばれる、世界に実在した偉人を美麗化したヒロインキャラクターが多数登場するのが大きな特徴となっている。世界には火、水、風、土の4つの勢力が存在し、それぞれを同じように美麗化されたアレキサンダー、ナポレオン、チンギスハーン、織田信長が国主として率いている。プレーヤーは、その4勢力のいずれかに所属する召喚士として世界に身を投じることになる。

 ブラウザゲームとしての基本設計は、ガマニアが「キングダムサーガ」以来、得意分野としている“村ゲー”で、都市を拡張し、ヒロイン部隊を編成して、領土拡張に勤しんでいく。4カ月に1度、サーバーがリセットし、繰り返し楽しむことができる。

 「エンゲージナイツ」のウリとなるのは、エンゲージナイトのイラストとボイス、そしてバトルシステムとなる。まずエンゲージナイトについては、世界中の偉人たち、30名以上をカバーしている。国主こそ武将だが、若干マイナーな学者なども含めた武将以外も幅広くカバーしているのが大きな特徴で、モーツァルトや玄奘三蔵、レオナルド・ダ・ビンチなど多彩な偉人達が美麗化されている。

 イラストに関しては、国主のイラストに、漫画「魔法少女リリカルなのはViVid」や「ネギま!?neo」などを担当したイラストレーターの藤真拓哉氏を起用し、過去の漫画作品とは違ったタッチで描いて貰っているという。その他のエンゲージナイトのイラストも、日本や台湾のイラストレーターを起用。また、それぞれのエンゲージナイトには、ボイスが割り当てられ、会話シーンやかけ声で喋ってくれるという。

 エンゲージナイトは、他のブラウザゲームと同様に、各種パラメータ、スキル、レベル、で差別化され、5つのレアリティが存在する。彼女たちは各種クエストをクリアしたり、ガチャを回すことで入手できる。

 一方、バトルについては、“村ゲー”としては珍しい自らの拠点がフィールド上に存在しないというシステムになっている。拠点の代わりに、勢力全員にとっての拠点となる「オリジンゲート」と、拠点の代わりに争奪の対象となる「クロニクルソード」が用意されており、プレーヤーは「オリジンゲート」から出撃して、マップ各地に点在する「クロニクルソード」を占領することで、クロニクルソードから出撃することが可能となる。「クロニクルソード」はいわゆるワープゲートで、敵地近くのクロニクルソードを占領することで、敵地へのダイレクトな侵攻が可能になる。

 また、世界に12箇所存在するレイドボスが守る要所「ゾディアックパレス」も争奪の対象となる。こちらは、戦闘期間、占有期間がキッチリ区切られ、占領した勢力は一定期間占有でき、ここもワープゲートとして出撃先のひとつとして選択が可能となる。このようにスタート地点が複数用意されることで、敵味方が入り乱れる戦いが実現できるという。

 そのほか、内政で、エンゲージナイトを割り当てて資源採集効率を上げたり、資源にもレア資源、Sレア資源があるなど、土台としては従来の“村ゲー”ながら、随所に独自の工夫が見られる作品となっている。

 ガマニアでは、オリジナルIPなので、ユーザーの意見をダイレクトに反映しやすく、色々なことにチャレンジしていきたいとしている。

【ティザーサイト】
ティザーサイトのイメージ
国主のひとりアレキサンダー

【スクリーンショット】
カットシーン
内政画面

(中村聖司)