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AC「ガンスリンガー ストラトス」第1回公式大会「GUNSLINGER’S BATTLE ARENA -Birth-」開催
ついに高額賞金獲得チームが誕生! 次回バージョンアップ情報も公開!
(2013/1/14 01:38)
スクウェア・エニックスは、現在稼働中のアーケード用オンラインマルチ対戦型ダブルガンアクションゲーム「ガンスリンガー ストラトス」の公式大会「GUNSLINGER'S BATTLE ARENA -Birth-」第1回、東京大会を開催した。
この公式大会は、今回行なわれた東京大会と、2013年夏に開催予定の大阪大会での賞金総額が、なんと1,000万円という、国内におけるアーケードゲーム史上最高の賞金総額が話題となっている。総勢参加者1,100名以上の中から勝ち上がり、賞金を獲得したチームは!?
また、大会終了後には次回バージョンアップに関する情報も公開された。大会の模様とともに、こちらのバージョンアップ情報もお伝えしていこう。
総参加者1,100名の頂点が決定!!
この大会では高額賞金制の大会を実現するため、従来のアーケードゲームの大会とは異なる“一次予選から決勝トーナメントまでを当日に一気に行なう”という方式で進行された。
それだけに会場も非常に大規模なものとなっており、4人1組のチームが1ブロックあたり36チーム参加、そのブロック数が8つあるという、総参加者は1,100名を越えるものとなった。会場には「ガンスリンガー ストラトス」の筐体がズラッと並べられ、午前中から予選が順次行なわれた。
大会の進行を務めたのは、実況及び司会進行をオフィシャルサポーターのブンブン丸氏、解説・ナレーションには、阿部敦さん(声優・風澄徹担当)、植田佳奈さん(声優・竜胆しづね担当)、西田雅一さん(声優・片桐鏡磨担当)が参加した。
この予選を勝ち上がり、決勝トーナメント進出を果たした8チームは、いずれのチームも高ランクのプレーヤーが集結した実力派揃いだ。決勝トーナメントは3戦の中で2戦先取したチームの勝利とし、1戦目と2戦目はチームそれぞれが指定するホームステージで、3戦目は「渋谷」ステージで行なうというルールで行なわれた。
試合のポイントとしては、まずステージの地形をいかに自チームに有利に使うかが重要で、開幕直後から破壊できるビルを壊し、地形を盾にしつつ攻撃できるよう組み立てていく。だが、その定石を読んで、相手チームが開幕直後に急襲してくるというシーンも見られ、チーム戦の上での読み合いという、タクティカルな戦いが繰り広げられていた。
使用キャラクターとしては、高火力を誇る羅漢堂旭がキーマンだっただろうか。ほぼ全てのチームに使用するプレーヤーがいて、勝敗を決する軸となっていた。本作をやり込んでいるブンブン丸氏の実況も熱が入り、見守る観客席から思わず声が挙がるシーンも何度も起こるなど、大いに盛り上がっていた。
そうした熱戦を勝ち進み準決勝にコマを進めたのは、「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」、「お嬢様フォーシーズンズ」、「わからせに来たぽんぽ♂」、「不良サラリーマン」の4チーム。準決勝からはこの大会ならではの緊張感が加わる。すなわち、賞金獲得できるかどうかの境目となるのだ。ブンブン丸氏からもその点について念押しするコメントがされ、会場は異様な空気に包まれていた。
準決勝まで進んだチーム同士だけに、試合はいずれもギリギリの展開が連続。互いのチームがほぼ同時に相手チームプレーヤーを倒して、コストを削り合うという攻防で、味方が攻撃されそうなところをカットするなどの連携やケアも見事。見ているだけで、本作の醍醐味がたっぷりと伝わってくるシーンの連続だ。どの試合でも互いのチームがコストわずかになるところまで接戦となり、1試合ごとに歓声が沸き上がっていた。
準決勝で惜しくも敗れ、3位決定戦に挑むこととなったのは「わからせに来たぽんぽ♂」と「不良サラリーマン」チーム。開幕から互いのチームの羅漢堂旭がタイマン状態になるなど熱い展開になる一方で、残りチームコストぎりぎりの状態からタイムアップ寸前まで攻防が繰り広げられ、互いに1試合ずつ勝利、3試合目はタイムアップでドローとなり、なんと4試合目までもつれこんだ。
4試合目でも決着はつかずにタイムアップとなったが、残りチームコストがわずかに多かった「わからせに来たぽんぽ♂」が勝利! 3位の賞金である50万円の獲得となった。
全ての試合を勝ち上がってきた「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」と「お嬢様フォーシーズンズ」の決勝戦。こちらもやはり、大接戦となった。
1戦目は「お嬢様フォーシーズンズ」の指定ステージである「さいたま」での戦いだが、さいたまアリーナの上をあまり使わずに開けた広場で激しい乱戦に! だが結果は、「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」が勝利。相手ホーム指定のステージで勝利という結果に驚きの声が挙がる。
だが、続いての「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」の指定した「池袋」ステージでは、またしても逆に「お嬢様フォーシーズンズ」が勝利するという結果に。互いに相手チーム指定のステージで1試合ずつ勝利するという、これまでになかった展開となった。このことからも、両チームには大きな実力差はないと感じさせるものがあった。
3戦目は大会指定の「渋谷」。ビル上空を取り合うところに、下からもスナイプ気味な援護が入り、そこに格闘でのカットも入る。「実況が追いつかない!」という声が出るほどにスピーディーでめまぐるしい攻防。試合中盤までは「お嬢様フォーシーズンズ」が大幅にコストリードしていたが、「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」が相手を一気に2人を倒してコスト1,800対2,100のほぼ横並びに! そこから「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」の残りコストが100まで追い込まれるも、体力が減って逃げている相手を執拗に追い、ついに撃破! 残りコスト100で劇的な逆転勝利をおさめた。
激戦の連続となった「GUNSLINGER'S BATTLE ARENA -Birth-」東京大会。優勝した「全吉祥寺1マークスマンを見守る会」には、賞金300万円、優勝トロフィー、特別称号「唯一なる始原の覇者」、スペシャルメンバー認定のアイコン「CHAMPION」が贈られた。なお、このアイコンは大阪大会で返還され次回大会での優勝チームに受け継がれる、いわばチャンピオンベルト的なものとして扱われるということだ。
準優勝の「お嬢様フォーシーズンズ」には賞金150万円が、3位の「わからせに来たぽんぽ♂」には賞金50万円が贈られた。なお、決勝トーナメントまで勝ち進んだ他のチームには、「勇名馳せし時空の強者」という特別称号も贈られた。
表彰式には大会コミッショナーであるスクウェア・エニックス代表取締役社長 和田洋一氏も登場。和田氏は、「国内初となる高額賞金付きのゲーム大会となりましたが、最後の最後まで大接戦で、本当にこの大会をやって良かったなと感じました。賞金はぜひ思い出に残るような、ありえないぐらいにバカバカしい使い方をして欲しいですね(笑)。貯金とかはせずにぜひパーッと使ってください」とコメント。閉幕式は大きな拍手に包まれ、次の大阪大会も熱い戦いが繰り広げられることは間違いなさそうだ。
次回バージョンアップの詳細が公開! 謎のキャラクターのシルエットが……!
閉幕後には、スペシャルセッションとして、プロデューサーの門井信樹氏より、今後のバージョンアップについてのトークが行なわれた。
次のバージョンとなるVer1.40の導入は、なんと1月15日(この大会日から見て翌々日)! さらにその次のバージョンアップであるVer1.41の導入も1月31日に決まり、両バージョンアップで新ステージ、新武器、新ウェポンパック、新コスチュームが追加、さらに各種武器の調整も行なわれる。詳しくは下記詳細をご覧頂きたい。
また、スペシャルセッションの終わりにはバージョンアップ内容を紹介するプロモーション映像が上映され、その最後の最後には、謎のキャラクターの姿が……。こうして驚きの声の中、幕を閉じた「GUNSLINGER'S BATTLE ARENA -Birth-」東京大会。大いに盛り上がり、今後の展開も楽しみな大会となった。
・「Ver1.40」(1月15日稼働)
・「ver1.41」(1月31日稼働)
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