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セガ、PS3「龍が如く5 夢、叶えし者」完成披露記者発表会を開催!

奥田瑛二さん、哀川翔さんら、豪華キャストが登場! 受注は過去最高を記録!!

12月4日
開催
【龍が如く5 夢、叶えし者】

12月6日
発売
価格:8,800円

37,800円(EMBLEM EDITION:PS3同梱版)
セガ・名越稔洋総合監督

 セガは、12月6日発売予定のプレイステーション 3用「龍が如く5 夢、叶えし者」の完成披露記者発表会を、東京・秋葉原UDXにて開催した。本シリーズの完成披露の場ではお馴染みとなっているケイ・グラントさんを司会に、名越稔洋総監督、奥田瑛二さんら豪華出演陣が登壇した。

 「龍が如く5 夢、叶えし者」は、2005年12月にプレイステーション 2向けに発売された「龍が如く」から続くシリーズ最新作で、豪華キャストによる迫力の人間ドラマが堪能できる大人向けのアクションアドベンチャー。本作の舞台はなんと東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の5大都市。他にも5人の主人公とそれぞれに用意された特徴的な遊び、クライマックスヒートや絶技といった新要素が追加された新生ケンカバトルなど、様々な面でパワーアップを果たしている。

 名越総合監督から「全国5大都市を舞台にしたボリュームある1作となりました。今回はクオリティをご確認いただくことと、無事完成したことの報告を含めてがんばりたいと思います」と挨拶があった後、1,000名以上もの応募があったという全国5大都市オーディション「ミス龍が如く5を探せ!」を勝ち抜いた、札幌地区代表・山下まみさん、東京地区代表・菅由衣子さん、名古屋地区代表・村井美希さん、大阪地区代表・児玉菜々子さん、福岡地区代表・七海れなさんら5人の「ミス龍が如く5」が登場。「ゲームが大好きだったので、ゲームの住人になれて、夢が叶い、本当に嬉しいです」など、本作出演への喜びをコメントしていた。

 その後、トレーラーが上映され、黒田崇矢さんが登場。「ゲーム性も大きくなり、ストーリーも壮大で、どんどん大きくなっています。桐生一馬を演じさせていただいている私としましては、7年に渡って桐生も人として成長していると思います。さらに優しく、強くなっている桐生一馬を是非見ていただきたい」と本作の見所についてコメントしてくれた。

1,000名以上もの応募者から選ばれた5人の「ミス龍が如く5」
本シリーズの主人公・桐生一馬を演じる黒田崇矢さん

 続いて、大東駿介さん(馬場茂樹役)、徳重聡さん(堂島大吾役)、哀川翔さん(高杉浩一役)、奥田瑛二さん(府警の刑事役)が登場し、収録時のエピソードなどを語った。

大東駿介さん(馬場茂樹役)。ゲーム収録は本作が初めてという大東さん。「1日で収録しましたが、ゲームの声をやっている感覚ではなく、お芝居をしているつもりでブースに入っていました。演じている内に、段々エネルギーが上がっていき、休憩を取らずに収録していたら、最後の方には酸欠になってしまいました(笑) すごく楽しかったです」。名越総合監督については「今日初めてお会いしたんです。作品のことは知っていましたし、この作品に携われたんだなという印象を名越さんにお会いして感じることができました」。また、5大都市については「大阪でドラマの撮影をしていまして、その時、街中に本作のポスターが張ってありました。僕は大阪出身なので、大阪を歩いてみたいと思います」
徳重聡さん(堂島大吾役)。「最初(『龍が如く2』当時)は等身大の僕よりも若い、やんちゃな感じだったんですけど、だんだん人間の厚みが出てきて、僕は越されてしまったなという感じです」。名越総合監督については「黒いなぁと(笑)。あと、名越さんではないですが、横山さん(本作のプロデューサー)がやつれていて、この作品を作るのは大変なんだなと、それに応えなきゃいけないなと思い、声を入れました」。また、5大都市については「初めての登場となる大阪、名古屋、札幌が楽しみです」
哀川翔さん(高杉浩一役)。哀川さんもゲームの収録は初めて。「ゲームの収録とは言っても、ほとんど実写に近いような映像で、そこに自分がどのように入り込めるかを考えて参加しました。実際にできあがったものをプレイしたい」。名越総合監督については「ああしろ、こうしろという指示はなかったが、作品に対する想いは人一倍と感じました」。また、5大都市については「ゲームを通じて、色々探してみたいと思います」とのこと
奥田瑛二さん(府警の刑事役)。「まだ完成したものをチラっとしか見ていませんが、ゲームにはまりそうです。昔プレイステーションを誕生祝いに女房にプレゼントされた時、あまりに夢中になり過ぎて仕事に遅刻したことが多々ありまして、『どうするのよ!』と言われて、女房の目の前でゴミ箱に捨てたという事がありました(笑)。今はPS3らしいですが、持っていません。新たに購入して、やってみたいです。あと、40歳くらいの整体師の方に“『龍が如く』知ってます? ピッタリなのに何で出ないんですか?”と聞かれた次の日に仕事の依頼があったんです。嬉しくて、ふたつ返事で“やります”と依頼を受けました」。名越総合監督については、「風貌が風貌ですから、信用できるのかできないのか、それを探りながら(笑)。突出した才能とキャラクターですから、そういうキャラクターに乗っかった方が違うものが見えてくると思ったので、乗っかって演じましたが、凄く気持ち良かったです」。また、5大都市については「府警の刑事なので、大阪を歩いている自分がどうなのかを見てみたいのと、出身が愛知なので、名古屋がどのように扱われているのか。これから私の『龍が如く5』の旅路が始まるので、まずはPS3を買って帰りたいと思います(笑)」
片瀬那奈さん(まゆみ役)、吹越満さん(勝矢直樹役)からのビデオメッセージも放映された

 最後に名越総合監督から「1番のウリは5大都市になったこと。当然、作り手としては大変でしたが、年末の僕らが1番届けたかった時期に出せることに加え、スタッフの根性を改めて感じられたことも嬉しかったところです。全て、キャストの方、楽曲提供も含めて、いろんな方に支えられて、合計7作目まで来ることができました。発注も過去最高の記録を更新していますので、いい記録が出るんではないかと思います。私自身、このシリーズがここまで大きくなるとは考えてもみませんでしたが、こういう日が迎えられることを嬉しく思います。『龍が如く5 夢、叶えし者』、是非よろしくお願いします」と抱負が語られ、発表会は幕を閉じた。

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(木原卓)