オートアート、「スカイライン GT-R(R33)Vスペック LMリミテッド」を発売

わずか2カ月販売されたル・マン参戦記念モデルを忠実に再現


8月3日発売

価格:14,700円



 株式会社ゲートウェイ・オートアート・ジャパンは、ダイキャストモデルカー「日産 スカイライン GT-R(R33)Vスペック LMリミテッド (チャンピオンブルー)」を発売した。価格は14,700円。スケールは1/18。

 オートアートは、北米に本拠地を置く1998年に誕生したダイキャストモデルカーブランド。1/18スケールのモデルが商品の中心で、1,000種類以上の車をモデル化している。ホイールやタイヤといった足回り、車内やエンジンルームまで、リアルに実車を再現し、塗装も細かく仕上げており、ファンからの評価も高い。高品質でありながら、再生産モデルを低価格で販売したりと、モデルカー好きはチェックしておきたいメーカーだ。

 スカイライン GT-R(R33)の発売は1995年。GT-Rとしては4代目にあたり、前のモデルと比べ全体的に大型化された。大きくなったものの軽量化も同時に図られた。ニュルブルクリンクでのテストドライブでR32型のタイムを21秒上回る7分59秒のタイムを記録し大きくアピールされたという。

 GT-Rは、「グランツーリスモ」シリーズや「Forza Motorsport 4」シリーズなど、実車が登場するリアル系レースシミュレータではお馴染みの存在で、現実世界のみならずゲーム世界でも愛車としているユーザーも多いのではないだろうか。

 今回モデル化された車は、「Vスペック LMリミテッド (チャンピオンブルー)」というル・マン24時間レース参戦を記念し、当時2カ月間限定で販売された限定車。Vスペックとは標準車に比べ、タイヤを幅広のものにし、ハードサスペンションなどを装備し走りにより特化しているグレードを指す。チャンピオンブルーというカラーもこの車種限定のものだ。

 ダイキャストモデルカー「日産 スカイライン GT-R(R33)Vスペック LMリミテッド (チャンピオンブルー)」はこの限定生産の車をリアルに再現している。車の正面から見たときに印象が変わるフードトップモールや、“中期型”といわれる内装なども再現。2カ月という短い時期にしか販売されなかった車を、手にできるというところもファンの心をくすぐる。モデルカーは世界で2,000台限定販売ということで、入手したいファンは注文を急ぎたいところだ。


【日産 スカイライン GT-R(R33)Vスペック LMリミテッド】
内装やエンジンルームまで細かく再現されている

(2012年 8月 31日)

[Reported by 勝田哲也]