ロックスター、PS3/Xbox 360「マックス・ペイン3」

ストーリーと主要人物となる元モデルのファビアナ・ブランコを紹介


9月6日 発売予定

価格:7,770円



 ロックスター・ゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用シネマチック・アクション「マックス・ペイン3」の最新情報を公開した。発売は9月6日を予定しており、価格は各7,770円。開発はロックスター・スタジオズ。

 「マックス・ペイン3」についてはすでに何度かお伝えしてきたが、より進化した「バレットタイム」をはじめ、シュートドッジやリアルな動きを実現したNaturalMotionの「Euphoriaキャラクター挙動システム」の採用など、よりリアリティ溢れるグラフィックスとアクションで、暗くゆがんだ複雑なストーリーを余すところなく表現している。

 今回明らかになったのは、もう少し細かなストーリーと、その中で重要な鍵を握るキャラクターとして浮上してきたファビアナ・ブランコの紹介だ。

【ストーリー】

 マックス・ペインは、久々に再会した警察学校時代の元級友、ラウール・パソス(Raul Passos)から、ボディガードの仕事を持ちかけられ、本作の舞台となる、ブラジルのサンパウロに移住する。それは、どうしてもニューヨークから離れる必要があったマックスにとって、願ってもないチャンスだった。シリーズ前2作で起きた過去のトラウマにさいなまれ、酒とペインキラー(鎮痛剤)に溺れる日々を過ごしていたマックスは、パソスと出会った際に巻き起こる一連の騒動をきっかけに、ニューヨークを離れることになる。

 本作の開始時点でマックスとパソスは、実業家ロドリゴ・ブランコとその一族を護衛する仕事についている。ロドリゴには2人の弟、政治家のビクターとプレイボーイのマルセロがおり、3人ともサンパウロの上流階級では良く知られた存在であった。

 ほどなくロドリゴの美しい妻、ファビアナが、ギャング組織コマンド・ソンブラに誘拐され、事態は悪化の一途を辿る。彼女の救出に向かったマックスはやがて、誘拐事件の裏に潜む、巨大な闇の存在に気づくのだった……。


左腕を負傷しながらも、2丁拳銃で戦うマックス。かなりハードな展開となりそうだスキンヘッドとなり、スラム街で銃撃戦を繰り広げるマックス
舞台は、サンパウロ市内のサッカー・スタジアムから、ジャングルを流れるチエテ河まで、ファビアナを救出すべくマックスの戦いは続く


 今回キーポイントとなるファビアナは、ポルトガルのリスボンに生まれた元モデルだが、いまではヘリコプターに乗りサンパウロの空を忙しく飛び回わり、慈善社交家としてチャリティー・イベントや社交場に参加している。

 彼女は24歳にして、不動産王のロドリゴ・ブランコと結婚したことで、サンパウロ随一の誘拐ターゲットとなってしまう。警察のファイルによれば、彼女には飲酒運転歴や麻薬不法所持での逮捕などの犯罪歴のほか、これまでにも誘拐されたことがあるようだ。2009年11月に彼女はギャングに誘拐されたが、無事救出されている。この事件がきっかけとなり、ロドリゴはボディガードを雇うことを決めている。

 そしてボディガードに就任したのがマックスとなる


マックスとパソスにエスコートされるファビアナファビアナが参加する慈善パーティーに突如、正体不明の集団が乱入し、マックスの目前で彼女を誘拐した!

(C) 2012 Rockstar Games, Inc.
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(2012年 5月 25日)

[Reported by 船津稔]