日本マイクロソフト、「学園祭応援キャンペーン」を発表
Kinectを学祭に貸し出し、ミスキャンパスをWindows Phone大使に任命
日本マイクロソフト株式会社は10月6日、品川の本社会議室にて記者発表会を開催し、この秋以降に実施される大学の学園祭への支援プログラムの内容を公開した。発表会には参加を表明している大学のミスキャンパスやダンスサークルメンバー、Microsoft Student Partnersに参加している学生らが参加し、それぞれ学祭に掛ける意気込みを語った。
「マイクロソフト学園祭応援キャンペーン」は、10月下旬から11月上旬にかけて開催される大学の学園祭を対象にした支援プログラム。日本マイクロソフトの主要プロダクトであるWindows 7搭載PC、Xbox 360、Windows Phoneをソフトウェア込みで貸し出し、学園祭を盛り上げるために使って貰うというもの。これまでも大学の要望に応じて個々に対応してきたというが、今年からは文教ソリューション本部の事業の一環として大々的に取り組んでいく。
現在、京都大学や九州大学など13校の実施が決定しており、全国で20校の参加を見込む。現在絶賛企画受付中としており、企画の内容次第で、複数台のハードウェアを貸し出すとしている。盛り上げるための目玉企画としては、各参加大学の現ミスキャンパスをWindows Phone大使に任命し、Windows Phoneを使ってFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア上で各大学の学園祭をレポートして貰う企画を実施することが明らかにされた。また、10月8日から開催される日本最大級の合同学園祭「AGE STOCK2011 in TOKYO DOME CITY HALL」を日本マイクロソフトがスポンサードし、各製品の活用法を紹介するコーナーを設けることも合わせて発表された。
今回の支援プログラムで注目されるのはXbox 360 Kinectである。コントローラーが不要で、全身を使って気軽に楽しめるなど、学園祭との親和性も非常に高く、日本マイクロソフトとしてもユニークな企画が生まれることを期待しているという。発表会では慶應義塾大学のダンスサークルがゲスト出演し、10月27日発売予定のKinect専用タイトル「Dance Central 2」のデモンストレーションが行なわれた。「Dance Central 2」は前作からゲーム性が大きく強化されていると同時に、日本の楽曲が収録されていることも大きな魅力となっているが、今回はそのひとつであるEXILEの「I Wish for You」が披露された。メンバーの1人は「初めてプレイしたが、シンプルな動きだけかと思ったらダンスも結構難しい振り付けが多く、選曲もカラオケ的な微妙なものなのかなと思っていたらイマドキの曲が使われていて、かなり楽しめました」とコメントし、「三田祭」でも使っていきたいと意気込みを語ってくれた。
ちなみにXbox 360の貸し出しについては、本体の台数は企画次第では柔軟に対応でき、ゲームタイトルについても発売済みのタイトルであればどれでも対応できるとしている。本プログラムの応募期間は10月8日から11月30日までで、申し込みは日本マイクロソフトの学生向けパートナープログラムMicrosoft Student Partnersを通じて企画参加を受け付けるとしている。
【慶應義塾大学のダンスサークル】 | ||
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慶應義塾大学のダンスサークルによる「Dance Central」のデモンストレーション。プレイしても、見るだけでもどっちでも楽しめるのがKinectタイトルの魅力。発表会では昨年の実施状況も公開された。九州大学がXbox 360 Kinectを試遊できるカフェ「Kinect Cafe@九州大学」が設置されたことが報告された |
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(2011年 10月 6日)