チュンソフト、iPhone/iPad「428 ~封鎖された渋谷で~」

「TGS2011」にプレイアブルで出展


9月15日~18日 開催予定(15日、16日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:前売り1,000円、当日1,200円、小学生以下無料



 株式会社チュンソフトは、9月15日から18日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2011」に、iPhone/iPod touch/iPad用サウンドノベル「428 ~封鎖された渋谷で~」などスマートフォン向け4タイトルを出展する。

 「428 ~封鎖された渋谷で~」は、チュンソフトが開発したサウンドノベル。2008年12月に株式会社セガよりWii向けに発売され、さらに2009年9月には株式会社スパイクからプレイステーション 3およびPSP向けに発売された。200X年の渋谷で発生した誘拐事件を巡る出来事を、さまざまな人物の視点から並行して見ながら行動を決めていく。1人の行動が他の登場人物の未来にも大きな影響を与えるという、特徴的なドラマが展開される。

 配信日や価格は今のところ未定。「東京ゲームショウ2011」の会場では、主催者企画コーナー「Games for Smartphone & Tablet」ブースにてプレイアブル出展される。このほか同社は、配信中のAndroid用アプリ「かまいたちの夜」、「風来のシレン 月影村の怪物 for Android」、「双剣舞曲オンライン」もプレイアブルで出展する。


【登場人物】
遠藤 亜智(えんどう あち)
かつては「KOK」という渋谷の若者をまとめた組織のリーダー。今は組織を抜け、ひとりで街のゴミ拾い活動をしている。この日、ゴミ拾いをしにスクランブル交差点にやってきた亜智は、ひとりの女の子と出会う。さらにそこに拳銃を持った男が近づいてきて……
加納 慎也(かのう しんや)
渋谷署の刑事。誘拐事件の犯人を逮捕するため、その日は朝からスクランブル交差点で張り込みをしていた。午前10時。ついに犯人が現われ、身代金を奪い去る。加納は上官の命令を無視して犯人の追跡を開始。しかし、犯人の大胆かつ巧妙な手口に、加納は翻弄されるばかりだった。そして、事件は予想も付かない展開を見せはじめる……
大沢 賢治(おおさわ けんじ)
国内屈指の大企業・大越製薬で、新薬開発の研究主任をしている。堅物な仕事人間であり、長年研究者として生きてきたせいか、子供のような精神面を持っている。アメリカ出張から帰宅して1週間後のこの日、大沢の元に差出人不明のメールが届く。そのメールは、研究中の新築の効果を試す人体実験が、大沢に無断で行なわれたことを示すものだった……
御法川 実(みのりかわ みのる)
居丈高で人当たりが悪いが、自分の信念は曲げない熱血漢。先輩であるヘブン出版の頭山照雄が抱え込んだ借金返済のため、一肌脱ぐことにした御法川。課せられたミッションは「噂の大将」来月号を無事に発売すること。そのためには、今日1日ですべての記事を完成させなければならない。訪れる取材先は6つ。仕事道具のノートPCを抱え、御法川は渋谷の街を奔走する
タマ
年齢、本名不詳のアルバイター。前向きな性格。ちょっとおっちょこちょいな一面も。雑貨店で見かけた「あるモノ」を買うために、この日、ダイエット飲料「バーニング・ハンマー」販売の日雇いアルバイトをすることに。しかし、次々と巻き起こるハプニング。はたしてバイト代ゲットなるか!?
ひとみ
渋谷ハチ公前で拳銃を持った男に撃たれそうになった瞬間、亜智に助けられる。その後渋谷の街を亜智とともに逃走することに

【スクリーンショット】
渋谷の街で起こる事件を、何人もの視点から見て、追っていくアドベンチャーゲーム

【その他の出展タイトル】
「かまいたちの夜」「風来のシレン 月影村の怪物 for Android」「双剣舞曲オンライン」

(C)CHUNSOFT
(C)CHUNSOFT/我孫子武丸

(2011年 9月 13日)

[Reported by 石田賀津男]