アトラス、PSP「グローランサーIV オーバーリローデッド」
新要素を追加した「名作という名の、新作」PSPに登場


8月18日 発売予定

価格:6,279円

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社インデックスのゲームブランドであるアトラスは、PSP用ノンストップドラマチックRPG「グローランサーIV オーバーリローデッド」を8月18日に発売する。価格は6,279円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 「グローランサーIV オーバーリローデッド」は2003年に発売され、天使からの襲撃を受ける世界というダークファンタジーの世界観が好評を博した「グローランサーIV Wayfarer of the time」に、新たな要素追加してPSPでリメイク。「グローランサー」シリーズのキャラクターデザインを担当するうるし原智志氏が本作のために描き下ろしたキャラクターが多数登場するほか、追加されたハイクオリティなアニメーションによってオリジナル版にはなかった演出を楽しむことができる。

■ オリジナル版の展開を覆す新たなストーリーも!

 本作ではオリジナル版には存在しなかった新たなシナリオを収録。これにより、オリジナル版をプレイした人でも新鮮な気持ちでプレイを楽しめる。追加されたシナリオは主人公の選択・行動によって出現する。また、ルートの追加に加えて様々なイベントに手が加わっており、こちらも主人公の選択・行動によって新たな展開が発生するという。

【新たなストーリーの追加】
大ボリュームのシナリオ追加で新たなストーリー展開を楽しむことができる

【多数のイベント追加】
新たな会話シーンを追加夢のメンバーが揃う新展開も
敵だったあのキャラクターと……?主人公の行動により悲劇も変えれる


■ グローランサーI、II、IIIとは異なる世界の物語

 物語の舞台となるノイエヴァールは、4つの国家からなる大陸。ノイエヴァール大陸は南北にまたがる大河により、大きく分断されているため、西側と東側での往来は国境を兼ねる2つの橋か海路のみとなり、交流はあまり盛んではない。西側では民主国家であるデュルクハイム、東側では大国ヴァルカニア王国が一大勢力となっている。

【ストーリー】

 はるか2000年前、人類は魔法と科学によって、高度な文明を築いていた。しかし、強大な力を持つ、天使との戦いによって、人類は滅亡寸前まで追い込まれてしまう。

 そして現在。人類は滅亡の危機から復興し、新たなる文明を築いていた。しかし、2000年前の“天使”との戦いで失われた物は多く、古代文明の魔法や科学の技術は、おとぎ話の世界のものとなってしまっていた。そして天使も“人類を滅ぼす存在”として伝承の中に残るだけとなった。

 そんな世界の中にある大陸の1つ、ノイエヴァール。この地の南方に位置するランプラスト島を守るために雇われたアルテン・シュヴァルト傭兵団。だが、突如現われた天使に襲撃を受け、戦場から逃げ出すこととなる。

 そして、大陸へ引き返した日の夜、天使の出現を確認した団長のディクセンは、団員の1人であるクレヴァニールに衝撃的な事実を告げる。「おまえこそが“天使を止めるためのカギ”だ」と。そこから物語は大きく動き出すことになる。



■ うるし原智志氏描き下ろしの新規キャラクター

■ 使い魔D-MD型

 あくまでも道具に徹しようとする性格。マスターのために命をかけるという使い魔の特性を強調するあまり、自愛を持っていない。自己犠牲というより「それが存在理由」、「使い魔はただの道具です。道具は使ってこそ。それで壊れたら、新しい道具に代えればいいのです」など使い魔は道具として扱うべきだと考えている。

マスター……!
私は、道具です……。
どうか、お気遣いなさらずに……。



CV:日笠陽子


■ トリシア

 元気で、けなげで、あきらめない明るくて楽しい感じの女の子。主人公が物語の中で所属する基地の先輩として、いろいろ世話を焼いたり、話しかけたりしてくれる。しかし、戦火が大きくなるにつれてクレヴァニールと違った立場になってしまい……。

ちょっとだけボクの方が先パイだからねっ。



CV:寺本來可


■ 登場キャラクター

■ クレヴァニール

 本作の主人公。幼い頃にアルテン・シュヴァルト傭兵団に引き取られ、団長の息子同然に育った。団長ディクセンに“天使を止めるためのカギ”と言われ、人類の存続をかけた戦いに巻き込まれていく。


■ フレーネ

CV:牧島有希

 2000年前の文明の生き残り「ルインチャイルド(遺跡の子供)」の少女。主人公とは何らかの関係があるようなのだが自分の名前以外全て忘れてしまっている。

……あ……あなたは……。
……やっと……。



■ クレヴァニールと共に旅する仲間達

■ レムス

CV:永田亮子

 森の中で倒れていたところを主人公に助けられた少年。助けられてからは主人公と行動を共にするようになり、傭兵団に入る。常に前向きな優しい少年。

もっと強くならなくちゃ。


■ ヴァレリー

CV:櫻井孝宏

 クールを気取っているが、その内には熱い想いを秘めている。意外にまじめで融通は利かないが、仲間想いの優しい剣士。

フン……もう終わりか?
たいしたことねぇな……。


■ イライザ

CV:浅野真澄

 貴族の令嬢であり、一見おしとやかだがそれは外面的なもので、実際は非常に活発的。少々世間知らずな面はあるものの、優しく面倒見のいいお嬢様。

あ、見てなさいよ!
私の意思は固いんだから!


■ ヒエン

CV:辻 親八

 大陸に名をはせる伝説の剣豪。武士道を重んじる武人で自他ともに認める厳しい性格。なんらかの理由で命を狙われている。

恩には恩で返すのが武士道だ。


■ レオナ

CV:釘宮理恵

 異世界からやってきたネコミミとシッポを持つペサック族の少女。陽気な性格だが、ペット扱いされると怒る。

ずっと独りぼっちだって思ってたケド、
ご主人さまがいつも側にいたのニャ。


■ レジーナ

CV:清水こずえ

 クレヴァニールの姉のような存在で、傭兵団団長ディクセンの娘。少々口の悪いところもあるが、面倒見がよく姉御肌で彼女を慕う傭兵団員も少なくない。

ふぅ、これでお・し・ま・いっと。



■ 主人公をサポートする使い魔

 使い魔とは、物語序盤で主人公が作りだす妖精のような存在で、最後まで主人公をサポートしてくれるパートナーキャラクター。

■ 使い魔D-TP型

CV:豊口めぐみ

 元気いっぱいの少女タイプ元気の良さが取り柄で何事も積極的な性格。彼女の元気な声で主人公をサポートしてくれる。


■ 使い魔D-LN型

CV:藤田 咲

 思慮深く知性的な性格。冒険において状況を適切にとらえ、理性的に主人公をサポートしてくれる。


■ 使い魔D-LM型

CV:矢作 紗友里

 のんびりした性格。口調ものんびりしており、厳しい冒険において和ませてくれる。

※オリジナル版では「グローランサーIII」のセーブデータが必要だったが、本作ではそういった縛りはなく、自由に選択することができる。





■ ノンストップで紡がれる物語

 グローランサーシリーズの代名詞となっている「ノンストップドラマチックRPG」とは、イベントがフィールド移動中や戦闘中といったシーンでも頻繁に発生し、ノンストップの感動をプレーヤーに与えるというもの。発生したイベントや戦闘が全て次のイベントの布石となっており、1つ1つの戦闘の中にドラマが存在し、物語を読むかのように戦闘が進んでいく。

 戦闘中にも物語が進んでいく本作では、高い自由度と戦略性に富んだ戦闘システムを採用している。戦闘シーンでは、戦闘開始直後にパーティーメンバー全員に行動指示を出すと、マップ上の敵味方が一斉に行動を開始する。戦闘中は村人が襲われたり、宝物を奪おうとする敵が出現したりするなど、刻々と変化する戦況に合わせた指示が重要になるという。

【戦闘シーン】
各キャラは武器性能の異なるリング=ウェポンと呼ばれる武器を使い、敵と戦いを繰り広げていく。高い自由度と戦術性を併せ持った戦闘システムは、シリーズの魅力の1つでもある


(C)Index Corporation 1999,2011 Published by ATLUS

(2011年 7月 14日)

[Reported by 志賀康紀]