韓国NHNとNHN Japan、「HANGAME EX 2011」開催
日韓で展開予定の新作オンラインゲーム9タイトルを発表
会場の新羅ホテル。日本以外にも韓国、中国から多数のメディアが参加している |
韓国NHNとNHN Japan株式会社は5月13日と14日の2日間、両社の今後のタイトルに関する発表会「HANGAME EX 2011」を韓国・済州(チェジュ)島にて開催した。
発表会では、日米合わせて9本の新作が発表される。初日となる13日には、韓国HANGAME向けに提供を予定している6本の新作タイトルについて発表された。また今回は日韓の共同開催ということで、韓国NHN HANGAME代表のジョン・ウク氏と、NHN Japan社長の森川亮氏がそろって挨拶した。
ジョン氏は今年の韓国HANGAMEについて、「RPGとスポーツの分野に集中したい。パブリッシングについても、開発会社が開発に集中できるよう、全ての支援を惜しまない」と方針を述べた。また日本市場についても、「開発会社との緊密なパートナーシップが求められる。互いにWin-Winになるようにしていきたい」と語った
森川氏は過去の日本展開を振り返り、「パブリッシング事業を始めた2005年当初は、開発会社の方から『ゲームはわかるのか、本気なのか』と言われたが、『アラド戦記』や『スペシャルフォース』、『ドラゴンネスト』などを成功させてきた。今年はいよいよ『TERA』をサービスする」と意気込みを語った。また今後の展開として、「ソーシングは日本と韓国で別々にやっていて、いいタイトルを早く見つけられなかった。今後はジョン代表と一緒に進め、ソーシング力を高めていきたい。ソーシング力の強化、大型タイトルの運営強化、マーケティング力を強化して、パブリッシング事業単体でも日本ナンバーワンを目指す」とした。さらにその具体的な分野として、「アクションRPG、MMORPG、FPSを強化し、魅力的なタイトルをリリースしていく。全てのタイトルで成功したい」と語った。
今回発表されたのは、オンライン格闘アクション「ファイターズクラブ」、オンライン野球ゲーム「プロ野球ザ・ファン」、アクションMORPG「クリティカ」、集団戦略型MMORPG「アケロン」、MMORPG「Project R1」、MMORPG「EOS」の6タイトル。各タイトルの詳細については追ってレポートする。いずれも韓国向けの発表となっているが、「クリティカ」を除く5タイトルはNHN Japanが日本展開を予定している。
14日には日本展開についての発表が行なわれ、MMORPG「TERA」、FPS「スペシャルフォース2」、MMOアクションストラテジー「Kingdom under Fire 2(キングダム アンダー ファイア 2)」の3タイトルに関する情報が公開される予定。
韓国NHN HANGAME代表のジョン・ウク氏 | NHN Japan社長の森川亮氏 |
森川氏は日本での展開についても説明。今後重点を置く3つのジャンルを示した |
【発表タイトル】 | ||
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ファイターズクラブ | プロ野球ザ・ファン | クリティカ |
アケロン | Project R1 | EOS |
TERA | スペシャルフォース2 | Kingdom under Fire 2 |
(2011年 5月 13日)