マーベラス、AQインタラクティブ、ライブウェア

合併契約を締結


5月10日 発表


 株式会社マーベラスエンターテイメント、株式会社AQインタラクティブ、株式会社ライブウェアの3社は5月10日、10月1日付けで合併することに合意したと発表した。

 これまでマーベラスはコンシューマゲームを得意分野とし、AQIはPCブラウザゲーム分野、ライブウェアは携帯キャリア3社向けの公式コンテンツの作成などを初めとしたモバイルコンテンツの開発に強みを発揮してきた。

 3社によれば、スマートフォンやタブレット端末の登場により、デバイスを問わず楽しめるコンテンツの開発が求められ、「どのようなエンターテイメントコンテンツをどのように供給していくのか」が求められている中、各当事会社独自の事業展開を行なってきたが、変革期に突入したいまのタイミングを成長機会と捉え、「世界を驚愕させるコンテンツプロバイダーを目指す」としている。

 合併により、マーベラスが存続会社となり、AQIとライブウェアは消滅会社となる。商号は「株式会社マーベラスAQL」と変更。3社の合併比率はマーベラスが1に対してAQIが7、ライブウェアが6.2。取締役会長は中山晴喜氏(元マーベラス)、代表取締役社長には許田周一氏(元AQI)が就任。

 リリースでは「『マルチコンテンツ・マルチデバイス』を事業ドメインとし、エンターテイメントコンテンツの上流から下流までカバーする強力なバリューチューンが構築される」としている。

(2011年 5月 11日)

[Reported by 船津稔]