「SDガンダム カプセルファイター オンライン」11月実装機体先行体験レポート
「新機動戦記ガンダムW」から「ウイングガンダムゼロ」とライバル機が同時登場!


11月実装予定


 CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン」において、11月中に実装予定の新機体の先行体験会を実施した。

 好評をいただいている新機体先行体験レポートだが、今回は「ウイングガンダムゼロ」、「ガンダムエピオン」、「ソードストライクガンダム」、「ガンダムデスサイズ」を紹介したい。これら機体は、接近戦に特化したグー機体が多い。「ウイングガンダムゼロ」、「ガンダムエピオン」は、「新機動戦記ガンダムW」の後半の主役機と、ライバル機である。11月はこの2機体の対決に注目だ。

 「ソードストライクガンダム」は「ストライクガンダム」のバリエーション機体。10月に登場した「エールストライクガンダム」、「ランチャーストライクガンダム」とで3つのバリエーションが揃うことになる。原作では実現できない、3機体同時出撃もゲームでは可能だ。そして「ガンダムデスサイズ」は今回紹介する機体の中で唯一Bランクだが、他の機体以上に特徴的な能力を持っており、ひょっとしたら1番人気になるかもしれない機体である。



 

■ ウイングガンダムゼロ

・万能型(チョキ機体)
・Aランク

 ウイングガンダムゼロは「新機動戦記ガンダムW」に登場する全てのガンダムタイプのMSの原型機であり、操縦者に勝利をもたらす「命令」を行ない、未来予測まで可能にするという「ゼロシステム」を搭載している。パイロットに強い精神負担をかけるこの機体を、主人公ヒイロ・ユイは見事に乗りこなす。

 ゲームでのウイングガンダムゼロは劇中同様、変形可能な万能機体として登場する。敵との距離を一定に保ち、近付かれたら変形して距離を取る、という戦い方ができる機体だ。武器2の「マシンキャノン」は他のMSのバルカンと同じアニメーションだが、射程が長く使いやすい。

 反面、武器3の「バスターライフル」は威力は高いが発射にほんの少しだけ“溜め”がある感じで、高速移動している敵にうまく当てるにはコツが必要だと感じた。育てていくとスキル2で「ゼロシステム」を獲得する。HPが50%以下の時、全ての攻撃が最大ダメージとなり、攻撃速度もアップする。レーダーの範囲も拡大され、より高性能な機体となる。ブースターで移動するとき、背中のユニットが羽のように開くところもキャラクター性を感じさせて、人気の出そうな機体である。


飛行形態に変形できるウイングガンダムゼロ。機動力があり、中距離での戦いに秀でた扱いやすい機体だ
ツインバスターライフルは協力だが、当てるのには慣れが必要だ。必殺技は派手でカッコイイ

 

■ ガンダムエピオン

・近接格闘型(グー機体)
・ASランク

 ヒイロのライバルとなり、何度もヒイロ達の前に立ちはだかるゼクス・マーキスが搭乗するMSで、「騎士道精神」を重んじる理想の元、射撃武器を持たず、接近用武器のみを装備した機体である。ウイングガンダムゼロ同様「ゼロシステム」を搭載しており、「新機動戦記ガンダムW」のクライマックスシーンでは、ヒイロのウイングガンダムゼロと壮絶な戦いを繰り広げた。

 騎士道精神により、武器は接近戦のみ、という思い切った設定のガンダムエピオン。ゲームでも変形しても攻撃は接近武器という、接近戦を好むユーザーにたまらないデザインとなっている。武器1の「ビームソード」は他の機体より当たり判定が大きく見える。武器2は「格闘コンボ」同じように射程の短い攻撃だが、敵のブースターをダウンさせる追加効果をもたらす。

 そして武器3が「ヒートロッド」。盾に隠された鞭のような武器で、射程も長い。この攻撃は当てると、敵は弾が0になり短い時間ではあるが、武器が使えなくなってしまう。ヒートロッドで敵の攻撃を封じ、格闘コンボで足を奪い、接近戦に持ち込むという、戦い方が可能なのだ。使いこなすには練習が必要だが、プレーヤーの腕によって強さが大きく変わる機体といえるだろう。


ゼロシステムを搭載しているガンダムエピオン。武装は接近戦用のみというクセの強い機体だ
敵の能力を低下させる攻撃の数々。接近戦に持ち込め!

 

■ ソードストライクガンダム

・近接格闘型(グー機体)
・ASランク

 ストライクガンダムが近接戦闘用の「ソードストライカーパック」を装備した機体。最大の特徴は“対艦刀”と呼ばれる巨大な刀「シュベルトゲベール」だ。劇中ではこの刀で宇宙戦艦を斬りつけたほか、MSとの戦いにも使用された。ビーム兵器の効率が悪い水中では刀の重量を活かし、背の部分で敵を切断するという使われ方もした。

 ゲームではソードストライクガンダムは刀の巨大さを感じさせないスピードで「シュベルトゲベール」を振り回す。その破壊力は大きく、Aランクの機体でも2セットの連続攻撃で倒されてしまうだろう。スキル1にHPが30%以下の時スピードが大きく増す「SEED覚醒」、スキル2に実弾武器に対する防御力をアップさせる「フェイズシフト装甲」を持っている。

 武器2は肩に装備されているビームブーメラン「マイダスメッサー」。敵にスロウの効果を付与し、一定時間スピードを下げさせる。武器3は左腕につけられたアンカーを発射する「パンツァーアイゼン」敵のブーストゲージを消費させる。この機体もガンダムエピオン同様、相手の能力を低下させて接近戦に持ち込むタイプだ。


ストライクガンダム好きのユーザー待望の「ソードストライクガンダム」。シュベルトゲベールはリーチ、威力共に優秀だ
マイダスメッサーの射程もあまり長くない。この機体も接近戦特化の機体といえるだろう

 

■ ガンダムデスサイズ

・近接格闘型(グー機体)
・Bランク

 「新機動戦記ガンダムW」はヒイロを入れて5人の少年が“主役”として活躍する。彼等少年達の戦いと葛藤が、多くの若い女性ファンを獲得した。ガンダムデスサイズは5人の少年の1人デュオ・マックスウェルが乗るMSだ。黒い装甲と巨大なビーム刃を持つ鎌は死神のイメージそのままだ。強力な電波妨害、カメラやレーダーも無効化する電子線装備を持ち、ステルス性に優れる。

 ガンダムデスサイズは、今回紹介する唯一のBランク機体だがAランクの機体すら持っていない能力を多数揃える。まず、機体のイメージともなっている武器1の「ビームサイズ」の攻撃範囲がとても広い。近寄って振り回すだけで逃げようとする敵にもダメージが与えられそうだ。武器2の「マシンキャノン」は射程の長い、使いやすいバルカンである。

 そして武器3の「バスターシールド」はアイテムの「インビジブル」を使ったように、姿が見えなくなる。さらにスキル2に敵のオートロックオンを外す「オートロックオンジャマー」がある。これまでインビジブルで姿を消しても、オートロックオンで敵の居場所を特定が可能だった。しかし、デスサイズのオートロックオンジャマーはその機能を殺す。原作のテイストを活かした「姿なき暗殺者」として、大いに活躍してくれそうだ。


死神のようなガンダムデスサイズ。鎌は当たり判定が広く、他の接近戦武器よりも敵を捉えやすく感じた。バルカンも射程がかなり長い
そして当てるとこちらが透明になるバスターシールド。オートロックオンジャマーが作動していれば、敵に捕らえられる可能性が激減するだろう

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.

(2010年 10月 28日)

[Reported by 勝田哲也]