スクエニ、Xbox 360「ガン★ロコ」
爽快なアクションを実現した「スプリントアクションシューター」と、登場キャラクターを紹介


2011年 発売予定

価格:未定


 株式会社スクウェア・エニックスは、Xbox 360用スプリントアクションシューター「ガン★ロコ(GUN LOCO)」を2011年に発売する。価格は未定。

 「ガン★ロコ」は、女性が存在しないという“監獄の惑星”を舞台に、凶悪犯罪者たちのクレイジーな脱獄劇を描いたスプリントアクションシューター。登場する犯罪者たちはみな、脱獄する日を夢に見て、明日の自由を夢に見て、もう1度、女を抱きたいという夢を見て、今日もひたすら殺しあうという過激でクレイジーな物語となっている。

 本作の作品ジャンルとなっている“スプリントアクションシューター”とは、既存のTPSやFPSよりも簡潔な操作でより爽快なシューティングを楽しむことができるというもの。初報となる今回は、スプリントアクションシューターの面白さを5つの項目に分け、本作の魅力を紹介していく。

SPRINT!誰より速く!

走って走って走りまくって、誰よりも速く敵を狙い撃つ!走って走って走りまくって、有利な場所を確保しろ!ちまちまと隠れているようなヤツは、疾走する敵に囲まれて御だ仏になってしまうだろう。とにかく走って走って走りまくることが重要なのだ!


ACTION!華麗に!

目の前に障害物があっても気にする必要はない。特別な操作は必要ない、全力で障害物に走り込むと同時に、華麗なスプリントアクションが発動し障害物を飛び越えてくれる(もしくは潜りこんでくれる)。敵を撃ち殺すことだけに集中すればいいのだ!


SHOOTER!撃ち殺せ!

敵を捕捉したらただひたすらに、狂人の如く鉛の弾をお見舞いしてやれ。情けをかけると逆に命を落としてしまうことも。殺される前にきっちりと殺りきるのだ。それがこの惑星に生き残るための鉄則だ!


ときにはWRESTLE!

銃撃戦に必死になっている敵が目の前に現われたら、有無を言わさず全速力でタックルをぶちかまそう!銃だけに頼っていたら生き残ることはできない。敵との距離が近い場合は、格闘技で敵を仕留めよう。最後に頼れるのは己の肉体のみ!


ときにはDRIVING!

この監獄の星には驚くべきことに文明の利器が残されている。脱獄するには、ただ走って撃っていればいいだけではない。必要な情報、技術を得るために、使えるものはなんでも利用する。それが自由への切符を手にする1番の近道なのだ!




【GUN LOCO's World】

 

選りすぐりの凶悪犯罪者(ただしヤロウに限る)が送られてくる“監獄の惑星”

ここには、朽ちたビルに、
しみったれた遺跡、
イカレたアニメタウンの廃墟
なんかがあってだな……。

まあ、人類に汚され、
最後には見捨てられた悲しい惑星らしい……。

【イメージボード】
紛争地域電脳街地域

そんなことはどーでもいいが、今じゃ看守もいない囚人だけの無法地帯
ある意味、悪人だけの楽園ってとこだが、どーしても我慢ならねぇ事がある。

「なぜ、がいねぇ?」

ヤリたい盛りのヤロウどもの、溜まりに溜まった欲望が爆発寸前。
ここは“イキ地獄”か、それとも“イケない地獄”なのか!

お子様にはわからねーだろうが、男ならのために脱獄ぐらいはするもんだろ。
さっさとこんなクソ惑星から脱獄して、の股からの景色を拝んでやるぜ!

【キーアート】

【GUN LOCO's Story】

 

真っ赤なジャケットとフェロモンをまとった男。
また1人、イカしちゃくれないこの惑星に1人の囚人が送られてきた。

他の奴とは違うオーラを放つその男は、
かつてマフィアのてっぺんまでのぼりつめるも
信じていたダチに裏切られ、この惑星に送り込まれた哀れなヤロウだ。

「この掃き溜めから、どうやってヌケだそうか」

おいおい、来たばかりなのに、もう溜まっちまったのかい?
そんなふざけた話じゃなさそうだ。

ダチの裏切りへの復讐と、愛するのもとへ戻るため、
どんな非道もやりかねない、爆発寸前でギンギンしてやがる。

まったく、救いようのないヤロウだ。あせってイクとモテないぜ!
このクソ惑星は、ヤツみたいな救いようのないバカだらけだ。
銃を構えて待ってるから、せいぜい楽しんでから脱獄してくれよ。



■ キャラクター紹介

■ Maddox マドックス

 過去にマフィアの幹部にまで上りつめたが、仲間の裏切りにより殺人罪でつかまってしまう。過去に殺人は行なったことはあるが、今回の逮捕は濡れ衣であり、仲間思いの性格だからこそ、裏切った仲間を許すことができず復讐の鬼と化し、脱獄を果たすため行動に移す。

 家族や仲間は大切にするが、それ以外の人間には興味がなく、目的達成のためなら手段を選ばず罪悪感もない。頼れる男だが、クールな振る舞いとは裏腹に気性は荒く、稀に暴走するときも。



罪状:殺人
脱獄の目的:
裏切り者への復讐。彼女の無事を確かめたい。そして再び愛し合いたい


■ Nuts ナッツ

 マフィアの下っ端として小さな悪事を繰り返してきたが、初めての銀行強盗で自分だけが逃げ遅れて逮捕されてしまう。主犯ではないため、本来はこの星に送られるような罪には問われないが、取調べで仲間のことをいっさい話さなかったため、重罪となった。

 強いマフィアにあこがれてこの世界に入ったが、自分に自信が持てず、周りの環境に流される人生を送ってきた。モットーは「明日からがんばる」。マドックスと出会い、彼についていく事を勝手に決意する。ちなみに大の女好き。



罪状:銀行強盗
脱獄の目的:
マドックスのように生きたい。女を抱きたい。女を抱きたい。女を抱きたい


■ Mifune ミフネ

 自分の楽しみを追求することにしか興味のない、いわゆるサイコパス。見た目や行動からは想像がつかないが、極めて頭脳明晰だったりもする。

 この監獄の惑星で自由に殺人を愉しめている彼にとっては、必ずしも脱獄は必要ないのかもしれないが、いかんせん彼も男であり、いつまでもその性的衝動を抑えきる事はできないようだ。



罪状:殺人(愉快犯)
脱獄の目的:
実は現状に満足しているが、女は抱きたい


■ Ice Machine アイスマシーン

 自分がキングだと本気で思っている、超自己中ラッパー。親はへき地を治める領事で、法外な税金や自分勝手なルールで土地を治めていたため、小さなころから裕福な生活をしている。脱獄したあと“女にモテまくりたい”という一心で、脱獄計画はそこそこに、惑星でのダイヤ採掘に夢中である。

 どんな悪事も親の権力でもみ消され、わがままし放題の生活を送っていたが、ある日、親の不正がバレて逮捕されたため、全ての財産を失ったうえに、過去にもみ消された数々の犯罪が明るみになり、この監獄の惑星に送られてきた。



罪状:連続傷害
脱獄の目的:
女にモテたい。女たちをはべらせたい。女どもとヤリまくりたい




ケニー・ウォン氏

■ キャラクターデザイン

 本作のキャラクターデザインは、世界を舞台に活躍していたフィギュア制作クリエイター集団「Brothersfree」の一員として有名なケニー・ウォン氏が担当。

 現在はKENNYSWORKの代表を務めるケニー氏の手によるオリジナルデザインのフィギュアを素に、その独特な造形美をフォトリアルなグラフィックスでゲーム内に再現している。



ケニー氏が制作したオリジナルデザインフィギュア


(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

(2010年 10月 20日)

[Reported by 志賀康紀]