バンダイナムコ、PSP「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル3」
CMではナルトとカカシがPSPで対決!


12月10日 発売予定

価格:5,229円


井上さん(左)と竹内さん(右)

 株式会社バンダイナムコゲームスが12月10日に発売を予定しているPSP用忍道対戦アクション「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル3」のTVCMの撮影が報道陣に公開された。本作は、忍道対戦アクションゲーム「ナルティメット」シリーズの最新作。「木ノ葉隠れ」、「砂隠れ」、「音隠れ」、「“暁”」、「“蛇”」の5勢力の忍者たちが、シンプルな操作で多彩な忍術を駆使して戦う対戦形式のアクションゲーム。

 本作の15秒のスポットCMでは、うずまきナルト役の竹内順子さん、はたけカカシ役の井上和彦さんのお2人自らが登場。本作をプレイしながら、竹内さんが影分身を使ったり、井上さんが写輪眼を使うなど、ナルトファンなら夢のような展開が繰り広げられる。




■ CM収録中の竹内さん、井上さんにインタビュー

――CMでお2人ご本人が登場するということですが、出演の感想をお聞かせください。

竹内 正直にいいますと、CMに出演させていただき大変楽しかったんですけれども、それが、これから電波に乗ってお茶の間の皆さんが見るというところまでは考えていないんですね(笑)。ですから、今は「楽しかった」というところで終わっているんですよね。感想的には、「(井上)和彦さんとゲームをやった」というところで終わっているんですよ。後々いろんなことをささやかれるんでしょうが、今の気持ちを忘れたくない(笑)!

井上 多分いろんなことを言われるんでしょうが、今日は楽しかった。本当に1カットに時間をかけて作っているので……朝9時半から(スタジオに)入って、まだ終わっていないんですが、そのくらいちょっとずつ、こだわって作っているので……それがオンエアされるときは15秒とか、あっという間の長さになるので。楽しみでもあり、怖くもあり、街を歩いていて指を指されたらどうしよう(笑)。

――まだ合成カットができあがる前ですが、自分が実際に分身したり、写輪眼が使える気分はどんなものですか?

井上 僕は影分身できたらいいな。

竹内 ホント? 私は写輪眼のほうがいいな。だってカッコイイもん。

井上 分身したやつにみんな仕事させて、自分は遊びに行く(笑)。

竹内 みんなが思う夢ね。わかる。だけど、自分が3人いるかと思うと、「うわぁ」って気持ちになりましたよ。さっき見たら。

井上 ちょっと怖い。

竹内 まだ写輪眼のほうがカッコイイじゃないですか。

井上 だって眼の周りがアップになっちゃうんだよ……。

竹内 こうやってお互いのことがいいと思っちゃうんですよね(笑)。

――CMではどこが見所ですか?

カカシも愛読している「イチャイチャパラダイス」、「イチャイチャバイオレンス」、「イチャイチャタクティクス」の3冊を1セットにした文庫本サイズのメモ「イチャメモ3冊セット」。イチャメモ内にはゲームと関連したマル秘暗号が載っているらしい

井上 目をつぶってみてください(笑)。いやいや見所はゲームですよ。順ちゃん(竹内さん)が増えるところ……発売後に流れるバージョンで、順ちゃんが1人で寂しくゲームを遊んでいるところですかね。

竹内 初回特典がイチャイチャシリーズ3作の表紙のノートなんですよ。それをカカシ先生の和彦さんが紹介しているところが見所です。

井上 いやいや、そのサービスの紹介が終わったあとに、1人でこそこそゲームをやっている順ちゃんが見所……。

竹内 写輪眼のアップが見所です!(一同爆笑)……お互いを売るのはやめよう? 協調しよう?(笑)。

井上 今から(オンエアが)怖いもん。親戚中に何か言われそうで。

――今回チームバトルがウリということなのですが、お2人が組んでみたいキャラクター、チームを教えてください。

竹内 私は、“3忍”VS“暁”、という組み合わせで戦ってみたいですね。その際自分がどのキャラでプレイするかは考えていませんが(笑)。

井上 カカシ3人対ナルト(笑)。今回のCMが逆のシチュエーションなので。たぶん、CM中では絶対勝てないと思うんで。

――プレイされる際にご自身が選択されるキャラはどれですか?

井上 カカシです。ほかのキャラだと技がよくわからなくて、同じボタンを押してもいろんな技が出るので、「なんだこれは!」ということになっちゃうので。知っているキャラからだんだん使えるキャラを増やしていければな、と。

竹内 ナルトです。なぜならナルトには九尾っていうずるがしこい能力があるので、まずはそれ(で気持ちよく勝って)で気が大きくなったところで、ほかのキャラクタにいくでしょうね。サスケにはいかないぞ!(笑)。

――続いてゲームの話になりますが、ボイスの収録で印象に残ったことはありますか?

井上 お話的に前作よりも大分進んだので、そこを収録したんですよ。カカシの少年時代も演りました。TVアニメ(『カカシ外伝』)よりも先に収録したんですよね。そこで役作りをしたので、「これでいいのかい?」という感じで演じた記憶があります。

竹内 コミックスに即した話だけじゃないみたいですよ? 収録はアニメとちがって、1人ずつブースに入って収録するので、同じセリフでもずいぶん違うな、と思って毎回収録するんですけれども……やっぱりみんなと一緒に収録したいなと思いつつも、後で思い返してみると楽しかったりして。みんなで収録するのも大変なんですよね。なかなか終わらなかったりします。

――やられたときのうめき声などはゲーム独特のものだったりしませんか?

井上 基本的には一緒ですよね。

竹内 イメージしながら演じていますね。ちっちゃいやられは「カツンッ」ていう感じだとか。

井上 どのくらい、どのへんをどうやってやられているのかな、というのを想像しながら。

竹内 面白いのが、私は思いっきり蹴りを入れたつもりで「だあ!」って収録した声が、ぜんぜん違うところで使われていたりするとき。「ああ、そっちで使ったんだ」ってことが多々ありますよね(笑)。

――実際にプレイしてみていかがですか?

井上 発売されたらまたやってみたいですね。絵もすごくキレイだし、みんなの声がポンポン出てきて、迫力もあるし。

竹内 私はどちらかというと、遊んでいるのを見てみたいですね。もともと私は3人兄妹の末っ子なので、兄2人が遊んでいるのを見ているのが仕事だったので。できればうまい人のプレイを見たいんですよね。

――最後に読者の方々にメッセージをお願いします。

竹内 「ナルティ」シリーズにハズレなしです。間違いなく楽しめると思いますので、ぜひプレイしてみてください。

井上 予約特典でイチャメモが付きます(笑)。メモなんで、自分で「イチャパラ」をつづっていただきたい。自分で書くなら間違っても仕事のことは書きたくないね(笑)。初の4人プレイができるので、友達をなくさないように……「NARUTO」の現場で遊んだら、絶対友達なくすよね(笑)。

竹内 とりあえず杉山君(杉山紀彰さん:サスケ役)と遊んだら嫌いになる(笑)。上手だから。あと増川君(増川洋一さん:リー役)も。変に力抜くから(笑)。


【「ナルティメットアクセル3」CM】

※画像は開発中のものです。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
(C)2009 NBGI

(2009年 9月 24日)

[Reported by 佐伯憲司]