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「ドラゴンクエスト」ついに30歳。“スライム”ケーキでお祝い!
「ドラゴンクエストミュージアム」制作発表会に堀井雄二氏が登場
(2016/5/27 17:40)
- 7月24日~9月11日 開催予定
- 入場料:メタルチケット(22日・23日に入場できるスペシャルチケット)
- 4,500円(税込)
- 前売り券
- 2,500円(一般・税込)
- 1,900円(中高生・税込)
- 1,200円(4歳~中学生・税込)
- 朝チケット(10時~11時までの完全予約制)
- 2,800円(一般・税込)
- 2,200円(中高生・税込)
- 1,500円(4歳~中学生・税込)
- 会場:渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール
この夏、「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観が楽しめる体験型イベント「ドラゴンクエストミュージアム」が東京・渋谷ヒカリエ9階のヒカリエホールで開催される。開催期間は7月24日より9月11日まで。7月22日と23日は先行体験DAYとして開催される。チケットの販売は5月27日15時から開始となった
「ドラゴンクエストミュージアム」は、シリーズ生誕30周年を記念して開催される記念イベントの1つ。「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観を見るだけでなく、聞いたり体験するなど立体的に楽しめるイベントとして企画されている。
イベントには、9階の「A」と「B」の両ホールをすべて使用し、完全オリジナルの制作物がズラリと展示していくという。鍛冶屋職人が実際に制作する「伝説のロト装備」を初め、「I」~「III」で描かれたロトの伝説を絵画で表現した「ロト伝説の画廊」、絵画と海洋堂が制作するジオラマにより「IV」~「VI」の天空3部作を知ることができる「天空のジオラマ・ギャラリー」などが用意されている。
さらに「VII」~「IX」までのゲームの世界を体感できる「石版パズル」、「スーパーハイテンション体験装置」を用意。そしてラストには、各作品のヒーローと大魔王のバトルシーンを巨大なスクリーンで楽しめる「オールスター集結バトルシアター」が楽しめるという。
各展示コーナーでは、その内容を盛り上げるような、すぎやまこういち氏の音楽を掛けることが検討されており、まさに耳でも楽しめる展示会となるようだ。制作を手がけている「ドラゴンクエストミュージアム製作委員会」の金プロデューサーは「ゲームでプレイして知っているのに、現実では初めて目にすることになる。懐かしさと新鮮さの同居する、初めての『ドラゴンクエスト』を目指す」と意気込みを語った。
ミュージアムは体験するだけでなく、特別メニューが用意された飲食コーナーや、グッズ類の販売が行なわれる物販コーナーもある。
「ドラゴンクエストミュージアム」製作発表会には、シリーズの生みの親である堀井雄二氏が登場。ここのところ連日のように記念式典が行なわれており引っ張りだこな堀井氏だが、疲れも見せず笑顔を見せた。堀井氏は「当時はアクションゲームが主流で、文字と数字のやり取りを行なう『ドラゴンクエスト』のようなゲームが受けるのか?と思ったが、(制作していて)結構いけると感じて、発売日は反応を楽しみにしていた」と当時を振り返った。
発表会には、この日30歳を迎えた「ドラゴンクエスト」シリーズと全く同じ年齢となるEXILEの松本利夫さんがお祝いに駆けつけた。堀井氏からサイン入りのスライムのぬいぐるみを渡された松本さんは、「最高の誕生日です。『I』~『VIII』まですべてプレイしました。青春の思い出の1ページとして『ドラゴンクエスト』がありました。ゲームが発売されると(生活が)『ドラゴンクエスト』一色になってました」と思い出を語る。これには堀井氏も「そんなに遊んでいただいて光栄です」と恥ずかしそうに答えた。
イベント中盤では、30周年のお誕生日ということで30匹のスライムが飾られたバースデーケーキが用意された。このケーキを持ってきたのは、やはり「ドラゴンクエスト」が大好きなタレントの千秋さん。千秋さんは「愛情も、友情も勇気も……お金が大切なことも! 人生で大切なことはすべて『ドラゴンクエスト』が教えてくれる。娘にも今回のイベントを見せて世界観を教え、ゲームをプレイさせようと思う」とべた褒め。
さらには、松本さんの「ゲームが終るとぽっかりと心に穴が開いたようになる」というコメントにうなずき「それで何年も次の作品が出るのを待つんですよね」と千秋さんがコメント。これには堀井氏も苦笑い。すかさず千秋さんは「(次回作は)もうすぐですよ?」とプレッシャーをかける。これに堀井氏は「今がんばって作っています。なんとか30周年の間に出したい」と語り、「もうすぐです!」と力強く答えた。