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【特別企画】スタミナ制ナシ! 戦車と荒野のRPG「メタルサーガ」の魅力をロックオン
[第1回]何してイイかわからない!? そんな新米ハンターの青いケツを叩いてみる
(2016/4/25 00:00)
「メタルサーガ ~荒野の方舟~」は、戦車と荒野、賞金首、そして……といったお約束を持つサクセスの「メタルサーガ」シリーズ最新作だ。これまでPS2やニンテンドーDS、ブラウザ用ゲームと新作がリリースされてきた同シリーズだが、満を持して昨年末より最新作「~荒野の方舟~」のサービスがAndroid/iOSでスタートした。
基本的な世界観はシリーズを踏襲しており、「戦車と荒野」という「男の子ならだいたい大好きなソース風味!」となっているが、近年「戦車には女の子も乗り込む時代」ということで、性別・年代問わず楽しめるようになっている。本記事では、4月初旬にアップデートを行なって、より遊びやすくなった「メタルサーガ ~荒野の方舟~」の魅力と、どうやってプレイしていけばより楽しめるのか? というプレイ指南を、2回に分けてお伝えしていこう。
スタミナポイント不要の賞金稼ぎRPG
まずはどんなゲームか概要を知っていただきたい!
本作の1番の特徴は、スタミナポイント(他ゲームではAPと呼ばれるような)が一切不要ということ。好きなときに好きなだけ遊ぶことができてしまう、ある意味時間ドロボーなゲームだ。短い時間でサクッと遊ぶのもよし、じっくりとダンジョンを探検するもよし、プレーヤーの生活スタイルがどんなものでも、カッチリとハマってくれるのがありがたい。
プレーヤーは、荒廃した世界「スターフォール」に突如現われた巨大地上艦「ランドシップ」の乗組員の1人となり、賞金稼ぎである「ハンター」たちを擁して世界崩壊の謎に迫っていくことになる。ランドシップは巨大な街となっており、ハンターたちの行動起点となる「ハンターオフィス」や戦車・武器を開発できる「ガレージ」、仲間を集める「サロン」といった施設がそろっている。以下に簡単に各施設を紹介しよう。
【司令室】
ゲームの基本画面。いわゆるマイページ。オペレーターの女の子が、各施設やワールドマップ、プレゼントなどに誘導してくれる。
【ハンターオフィス】
賞金稼ぎであるハンターが集まるオフィス。各種クエスト(通常・デイリー・イベントの3種)を請けたり、賞金首の出現場所などの情報を見ることができる。
【ガレージ】
人間・戦車の装備や、戦車本体を開発したり、素材に分解することが可能。開発や分解には時間(リアルタイム)がかかる。
【ショップ】
装備を購入したり、戦車の砲弾などを補充する「満タンサービス」を受けられる。戦車を借りる「レンタルタンク」の受付もココ。
【ラボ】
怪しいドクターが待ち受けているが、人間・イヌ・戦車を問わず死亡、大破、HPがゼロになったキャラを無料で復活してくれる。なるべくお世話になりたくないが……。
【酒場】
いろんな情報が集まる酒場。開発に使えない「ネタ素材」を売却したり、さまざまなお客さんから情報を得られる。シリーズおなじみのオゴリ「おだいじん」もできる。
【サロン】
プレーヤーの率いるチームは3人+1人の別プレーヤーのキャラとなる。サロンにはさまざまなレベル、装備のキャラがいるので1人雇ってみよう。
ゲームのプレイフローについて
我が家とも言うべく、基地となる「ランドシップ」を紹介したところで、ここからはゲームのおおまかな流れを解説する。スタミナ制ではないので、ちまちま遊んでいれば覚えられることが多いのだが、コンシューマゲームほどの多彩な要素を持った本作ということで、流れだけは覚えておこう。
基本的にはクエストも用意されているが、基本はクエストをこなしながらダンジョンを冒険しお金や素材を集め、強力な武器や装備を開発、より強力な敵を駆るために冒険の旅に出る……的な流れがある。スマートフォン用のゲームにありがちなクエストを回して効率的に進めていって……という流れよりはよりコンシューマーゲームのような流れに近いゲームなのだ。
1)まずはキャラメイク&パーティ編成!
パーティを組むメンバーは、司令室の編成画面から作ることができる。職業は戦車操縦の得意な「ハンター」、白兵戦のプロである「ソルジャー」、戦車の修理ができる「メカニック」、お金や素材入手に関するスキルを習得する「トレーダー」、近未来の技術により生まれた“何か”「アニマル」の5種。それぞれ性別や体格だけでなく、髪型・髪色、ボイスなども選択できるのがカスタム心をくすぐる。
2)「ハンターオフィス」でクエストを受けよう
3人のパーティを組んだら、「サロン」で他プレーヤーのキャラクターを1人助っ人として仲間に入れて、とりあえずの準備は完了。戦車を入手したのちは、誰をどの戦車に乗せるか決めることも必要だ。
「ハンターオフィス」では、先に説明したとおりさまざまなクエストを請けることができる。「○○という敵を何体倒そう」や「賞金首の○○を倒そう」といったバトル系のクエスト以外にも、特定のアイテムを回収したり、戦車をカスタマイズするといったクエストも存在する。また、曜日ごとにデイリークエストが設定されており、その曜日でしか戦えないデイリー賞金首もいるので、情報収集は念入りに!
3)レベルアップしたら賞金首に挑戦!
ゲームをプレイしはじめて間もないうちは、白兵戦がメインとなるので「ソルジャー」は入れておきたいところ。チュートリアルのクエストが終わる頃には、最初の戦車が手に入るので「ハンター」を乗せよう。ここからが本格的な冒険の始まり。「ハンターオフィス」で賞金首の情報を得て、倒しに行ってみよう。
4)もらった賞金でパーティ強化!
賞金首を倒せばもちろん多額の報酬が入手できるので、そのお金でパーティや戦車をカスタマイズし、強化することができる。「ショップ」に並んでいる売り物を買ってもよいが、素材を集めて「ガレージ」に持ち込み「開発」してみるのもアリだ。時間はかかるが強力な武具ができることも?
詰まったかな? と思ったら
スタミナ制がないがゆえに、「ガンガン遊びたい!」という人は逆に戦闘に苦しむことも出てくるかもしれない。そんなときは基本に立ち返って、装備を見直してみよう。本作にも言わずもがなガチャが用意されているが、ガチャを回さずともショップの売り物だけでもかなりよい装備を購入できる。
お金については、モンスターの落とす「砂金XS」をサイズアップ開発し続けることで、20,000Gで販売できる「金塊」にできる(ちなみにサイズアップ開発は、“素材”という開発カテゴリにあたる)。10個まで同時に開発できるので、「砂金XS」を集めて一気に成金になってしまおう。これで、逆にお金が余るぐらいになるはずだ。
装備については、全体攻撃・グループ攻撃できる武器が便利だ。「開発でなかなかできない!」という場合は、サロンでそれらの武器を装備した「ヘルパー」を雇うのも手だ。筆者は「鉄くずM」と「粘土」で便利な全体攻撃武器を入手できたので、参考にしてほしい。
だが、賞金首モンスターについては、さすがに戦車に乗らないと厳しい戦いとなる。となると、やはり戦車が必要になってくるわけで。チュートリアルで「デマーグ」を入手したのちは、各地に埋蔵された戦車を発掘するか開発することになる。しかし、これも情報がないと厳しい……。となると序盤は「ショップ」の「レンタルタンク」を利用するのがいいだろう。戦車に乗ってさえいれば、大破しても降りて戦闘を継続できるので「盾」(棺桶とか言わない!)として考えて、できることならヘルパー以外の3キャラは乗せておこう。
担当ライターは今、こんな感じ!
上記で解説したのがゲームの大まかな流れとなる。要は、敵を狩って! 強くなって! より強い敵を狩る! それがハンティングRPG「メタルサーガ ~荒野の方舟~」だ。また、「ブラックボックス(BB)」と呼ばれるアイテムを入手することで、世界の謎が少しずつ紐解かれるというシナリオ面も魅力の1つと言える。他のソーシャルゲームと異なり、スタミナ制ではないことと、他のプレーヤーとの過干渉もないことが、ゲームをより手軽に遊びやすくしていると感じた。
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