ニュース

「オーバーウォッチ」、正義か悪か? 6人の新ヒーロー登場

2016年春発売予定



価格:7,800円(税別)

 スクウェア・エニックスは、2016年春に発売予定のプレイステーション 4向けアクションシューティング「オーバーウォッチ」の最新情報を公開した。

 今回は新たなるヒーロー6人の情報が公開された。なお、本作のPC版はゲームポータルサイト「Battle.net」にて販売される予定だ。

ラインハルト

 ラインハルトは武勲、正義、勇気といった騎士道精神を重んじる男で、初代オーバーウォッチ隊員として活躍し、多くの仲間から敬意を集めた。しかし50歳代後半になり、戦闘任務からの引退を余儀なくされる。

 オーバーウォッチ解散後、混乱に向かっていく世界。ラインハルトはその様子を傍観していることはできなかった。彼は戦士として再び鎧をまとい、正義をもたらす騎士として活動を再開する。

シンメトラ

 彼女の本名はサティヤ。“硬質光”というテクノロジーで様々な物質を生み出す“施光アーキテック”の才能を持つ人物として、南インドのヴィシュカー・コーポレイションの施光テクノロジーを用いた都市“ユートピア”で故郷から離れて活躍している。サティヤは故郷の伝統的な踊りを取り入れた動作で、糸を紡ぐように様々な物質を生成できる。

 ヴィシュカーはサティヤの才能に目をつけ、他国への秘密任務に彼女を投入するようになる。サティヤはシンメトラというコードネームで活躍し、自らの行動が社会に貢献すると信じているが、それが人類にとって本当に望ましいものか、答えを出せずにいる。

ハンゾー

 シマダ・ハンゾーは弓と暗殺の名手である。シマダ一族は数百年の歴史を持ち、歴史の中で武器と違法薬物の取引で巨大な犯罪組織となり、暗殺集団としての力をつけた。ハンゾーは頭領の長男として幼い頃から鍛え上げられ、優れた指導力も獲得している。

 ハンゾーは父の死後、弟と共に力を合わせて一族をまとめるように長老達に命じられるが弟はこれを拒否、ハンゾーはやむなく弟を手にかける。この事件でハンゾーは心に深い傷を負い、父の後を継ぐことを拒否し、己の技量を磨きながら世界を放浪することになった。

ロードホッグ

 彼の本名はマコ・ラトリッジ。ロボット達の反乱「オムニック・クライシス」によって破壊されたオーストラリアに住んでいたが、政府はオムニックと和平協定を結んで土地を明け渡すことを決定、マコは多くの人と共に土地を追われる身となってしまう。

 マコは故郷を追われた人々と共に暴動を起こし、オーストラリア解放戦線を組織する。激しい戦いの中、故郷は汚染されてしまい不毛の土地と化す。マコもまた変貌してしまい、ガスマスクに顔を隠し、無情で冷酷な殺し屋「ロードホッグ」となり、変わり果てた土地をロードバイクで疾走し続ける。

ジャンクラット

 ジャンクラットは汚染された土地に順応し、法も秩序も及ばない暗がりの中でオムニウムの残骸をあさる“ジャンカーズ”の1人だ。彼は特に爆発物に執着を示し、おもちゃ同然に爆発物を扱うようになる。

 そんなある日、彼は廃墟で"お宝"を発見し、横取りをを狙う者から追われる立場となる。ジャンクラットは宝の山分けを条件にロードホッグを護衛につけ、住み慣れた廃墟を出て世界各地で犯罪行為を行なっていく。

マクリー

 愛用のリボルバー“ピースキーパー”を手に、マクリーは彼の法による裁きを下す。彼は元々悪名高いデッドロック・ギャングの一員だったが、逮捕された際にその機知を見込まれ、オーバーウォッチの秘密任務部隊「ブラックウォッチ」に参加する。

 世界の不正をただすブラックウォッチでの経験は彼の価値観を変えた。オーバーウォッチ解散の混乱の中、彼は地下世界に姿を消した。数年後、雇われのガンスリンガーとして再び姿を現わした彼は、己の大義の為の戦いを続けていた

(勝田哲也)