「ブレス オブ ファイア 6」、「ムラオサ先発テスト」前のおさらい

　カプコンおよびDMM.comが開発している「ブレス オブ ファイア」シリーズの最新作「ブレス オブ ファイア 6 白竜の守護者たち（以下、「BOF6」）」の「ムラオサ先発テスト」がいよいよ2月19日14時からスタートする。利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金。

　「ブレス オブ ファイア」シリーズは、カプコンの代表的なRPGシリーズの1作。その最新作となる「BOF6」は、多人数で遊べるモバイルネットワークゲームになっている。明日のスタートに先立って、改めてゲームの世界観や登場人物、システムなどを振り返ってみたい。

本作の舞台で主人公が生まれ育ったドラグニール村は、ある日、強力な武力を背景に急速に大陸を制圧しつつあるインシディア帝国に滅ぼされてしまう。消息を絶った兄の代わりに「ムラオサ」となった主人公はドラグニール村を再建しつつ、インシディア帝国へ対抗していく

【世界観】

「ドラグニール村」
　主人公と仲間たちが暮らす村。小さいながらも様々な種族の人々が集い、懸命に感じながらも日々を営んでいる。いつの頃からとも知れぬ竜にまつわる伝承が残されてはいるが、村に住む人々の記憶からは薄れつつあった。古来のしきたりに従い、主人公の一族が“ムラオサ”と呼ばれる代表者になり、代々ドラグニール村の統率をしている

「インシディア帝国」
　大陸北部、針葉樹林と堅牢な高峰に囲まれた帝国。かつては周辺国家に資源を搾取されるだけの弱小国であった。しかし、現皇帝シュタインバーグによる革命以後から、大幅な軍備拡充を行ない、周辺諸国の侵攻を開始した。インシディア帝国の将校には、並外れた武力を持つ者が揃い、古代文明の技術を転用した軍備と相まって、短期間のうちに大陸の3分の2を掌握するに至った

「未明の森」
うっそうとした広葉樹林が果てしなく広がる大陸最大の森林地帯。大陸の肥沃な大地の象徴でもある。果実や野草など、森の恵みに溢れており、ドラグニール村の住人にとって、かけがえのない場所である

「帝国収容所」
未明の森の西部に築かれたインシディア帝国の捕虜収容施設。様々な種族が囚われており、働ける者は終わることの無い労働を強制させられている。囚われた人々は、解放の日を待ちわびている

「グランツ王国」
大陸の中で最古の歴史を誇る王国。インシディア帝国の動きが活発化してきたことを受け、国全体で開戦の気運が高まっている

「名もなき遺跡」
正体不明の奇怪なモンスターたちが棲息し、容易には近づくことができない。遺跡内部には”竜”を想起させる装飾が残っており、“竜の一族”との関連が疑われる

【キャラクター】

「男性主人公」
（CV：柿原徹也、鈴木達央、梶裕貴、南雲大輔、水島大宙）

「女性主人公」
（CV：井上麻里奈、金元寿子、日笠陽子、田野アサミ、日野まり）

「リュウ」
主人公の兄であり、ドラグニール村の“歴代最強のムラオサ”。帝国襲撃の日から、行方不明となっている（CV：山口勝平）

「ニーナ」
美しい声と奇跡の歌唱力をもつ記憶を失った少女。彼女の歌声が紡ぐ“竜の歌”が主人公の運命を大きく変えることとなる（CV：氷上恭子）

「ジュウベエ」
片目に眼帯をしている初老のカマイタチ族。頑固、偏屈ではあるが本来の人の良さから村人からは愛されている（CV：中博史）

「アミリア」
のんびりとした温和な性格のアルガル族の女性。知的な雰囲気のわりに、ややコドモっぽい部分がある（CV：中原麻衣）

「ギリアム」
強靭な肉体を誇るウルバ族の戦士。周囲からは兄貴分として慕われている（CV：安元洋貴）

「シュタインバーグ」
インシディア帝国を治める皇帝。革命軍のリーダーとして旧政権を打倒、帝政をしいて初代皇帝の座についた（CV：？？？）

「クラウス」
インシディア帝国の頂点に位置する精鋭部隊”黒竜騎士団”の団長。信念の強さをもち行動するその姿は、帝国民からも高い支持を受けている（CV：森川智之）

「エレナ」
インシディア帝国に身を寄せる”竜の歌姫”。帝国の急速な軍事的成長に関わっているようだが…？（CV：？？？）

【種族】

「人間」
大陸で生活を営む種族の中でももっとも数が多い種族。際立った身体的特徴こそ無いものの様々な技術を習熟する器用さを有しておりそれこそが人間の特徴といえる。各地に集落を形成しており、大陸各地の様々な気候にも適応して暮らしている

「竜の一族」
実在したか否か、未だに議論の対象となる、幻の一族。伝承によると、強大な力を持つ白き竜の一族と黒き竜の一族が女神の力を得んと争いその衝突で世界は荒廃を極めた。1人の勇者の活躍によって争いは終息したが、危うく世界を滅ぼしかけた竜の一族は自らの力を忌み、姿を消したという

「飛翼族」
極めて人間に近い外見と特性を持つ種族。先天的に美しい声と歌唱力を持ち、中でも「歌姫」と呼ばれる女性たちの歌には聴く者の魂を強く揺さぶる、不思議な力が秘められている。伝承では、かつてその背中に翼を持ち、巨大な鳥に変身する能力を有していたとされている

「アルガル族」
頭部に特徴的な角を備えた羊の特徴を現す獣人族。比較的温厚な一族であり争いを好まない。ただ、魔力を操ることに関しては、世界に生きる種族の中でも強い適性を持ち、望まざる争いに巻き込まれることも多い。アルガル族の操る火や雷は、一部隊を一瞬で灰燼に帰す程度には強力だからだ

「ウルバ族」
大陸各地に広く根付いている獣人の中でもオオカミに似た特徴を持つ獣人族。黒や茶色などの毛並みを持った亜種も存在する。ウルバ族は力強い体躯と優れた身体能力を備えその拳から繰り出す打撃は他種族が振るう剣になんら遜色ない威力を発揮する

「カマイタチ族」
豊富な鉱物資源を有する“三日月島”に住む、イタチに似た外見を持つ獣人族。刃物の扱いに長け、他国の傭兵団などでもその姿が多くみられる。敏捷性に優れ、一太刀で複数の敵を切り伏せる技術を持ちつつも、大局を見極める知略にも優れており、軍の要職につく者も少なくない

「猫人（マオレン）」
身体的には小柄なものの、人間と同程度の器用さを有する猫の外見を持つ獣人族。その器用さは、特に火器などの扱いで発揮され他獣人族では扱いきれない複雑な機構をたやすく運用してみせる。獣人として、同じ系統に属する「虎人（フーレン）」をライバル視しており、多くの種族が行き交う街などで衝突する場面も見られる

「パケタ族」
小ぶりな体とふわふわの丸い尻尾を持つ獣人族。戦闘には不向きな種族だが、手先が器用で、統制の取れた数に物を言わせ、様々な建築や武具、装飾など、高品質なものを短期間で大量に作り出す技術を有している。可愛らしい外見であるが、職人気質で、受けた恩は必ず返す、義理堅い性格が多い