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「League of Legends」のプロチーム“7TH HEAVEN”をユニットコムがスポンサード

プロチームに「League of Legends」で挑んでみた!

12月28日 開催予定

会場:秋葉原・e-sports SQUARE

イベントに登壇した方達による記念撮影
Twitchで「League of Legends」女性ストリーマーとして活躍するotofuさん。この日試合の解説などを行なった

 ユニットコムは米RiotGamesが運営するオンラインゲーム「League of Legends」で活動するプロチーム「7TH HEAVEN」をスポンサードする契約を締結した。28日にe-sports SQUAREで開催された調印式には「7TH HEAVEN」のチームメンバーが出席した。

 ユニットコムは2015年、ゲーミングPCブランド「LEVEL∞」を立ち上げ、セクシー女優の紗倉まなさんをイメージキャラクターとして採用。「紗倉まなゲーマー化計画」の映像・イベントの配信など積極的なゲーム展開を進めている。

 調印式に登壇した渡辺朗氏はスポンサード契約の調印について「7TH HEAVENと一緒に『League of Legends』のリーグに参加し、e-Sportsの発展に向けて頑張っていきたい」とコメント。Awaker選手は「スポンサードしていただき、嬉しく思います。(チームにとって)スポンサー企業は大切。活動を続けるモチベーションになります。ご提供頂いた機器を使い1位になるぞという気持ちになりました。ありがとうございます」と感謝の意を示した。

 渡辺氏と7TH HEAVENの斉藤義明CEOによる調印式が滞りなく終え、すでに提供されているというCPUにCore i7、ビデオカードにGeForce GTX 970を搭載したLEVEL∞のC-Classのマシンについて、Beni選手は「かなり小さいけど、これまで使用してきたどのマシンより高いスペックを有しており、とても快適」と使用感をコメント。これまで使用してきたマシンでは集団戦の重い処理を必要とするシーンにおいてカクつきが発生することがあったというが、提供マシンを使用するようになって快適にプレイできるようになったという。

 また、斉藤氏は「カクつきなど、試合では一瞬の遅れが結果を左右する。例えばLow設定の場合、スキルの発動が見えづらい時があるが、Very Highの設定で表示することで効果が見えやすく素早く反応することができる」と、その優位性を説明した。

 7TH HEAVENはさらにAKRacingともスポンサードシップを提携しており、機材提供を受けているという。この「AKRacing Nitro Gaming Chair」が非常に座り心地がいいということで、Awaker選手も「体が全く痛くならないし、プレイに集中できる」と絶賛。7TH HEAVENのチームメンバーは1日8時間〜10時間、週に6日ほど練習するというが、この椅子の恩恵はかなりのもので、集中してプレイができることからより長い練習時間を取っても疲れないという。プロにとっては重要な要素の1つと言えるだろう。選手によってはマッチングの待ち時間に倒してリラックスすることもできると好評なようだ。

 最後にAwaker選手は今回のイベントについて「ファンの人たちなどと一緒にプレイするのは楽しいので、今後も積極的に参加したい」とコメント。さらに来年に向け、「2016年1月17日よりリーグ戦『LJL』のSeason 1がスタートします。応援のほどよろしくお願いします!」とアピールして締めくくった。

調印式に参加した7TH HEAVENのメンバー
ユニットコムの渡辺朗氏。「選手のようになるにはどれくらい掛かりますか?」の問いに「1年単位」と厳しいお返事
イベントの半ばで、両者の調印が交わされた
7TH HEAVENが絶賛するAKRacingのゲーミングチェア。倒して寝ることもできると実演してみせた

エキシビジョンマッチで記者混合チームとプレイ!

プロと記者陣の混合チームでの対戦となった
中央の4人が参加した各記者陣。お疲れさまでした

 今回の調印式では、当日取材に訪れていた記者の中から有志を募って、同チームのメンバーとの即席混成チームで戦うエキシビジョンマッチを実施した。ルールはARAM(All Random All Mid、使用キャラクター完全ランダムの1本道マップ)とし、7TH HEAVENのメンバー各3名に記者各2名を加えている。

 登壇した記者は4名。いずれも「LoL」のプレイ経験があるということで、全員、個人所有のアカウントを使用した。筆者もこのエキシビジョンマッチに参加したのでこの機会に所感をお伝えしたい。

 実際にプレイしてみて真っ先に感じたのは、メンバー各人の動きの良さ。相手の動きをよく見て、的確なタイミングでスキルを放ってくる。非常に基本的なことではあるのだが、7TH HEAVENのメンバーはとっさの判断力と反応速度が記者たちとは桁違いであり、スタンやスネアなどの行動不能系スキルを当てられたら一気に畳み掛けられて逃げられる気がしない。危険と判断して引くまでの切り替えも速く、筆者が「キルが取れる」と判断して前に出ても、さっと逃げられて逆にこちらが窮地に陥るといったことも1度や2度ではなかった。

 試合に参加して感じたのは、はっきり言って足を引っ張ってしまっており、申し訳ない気持ちでいっぱいであった。

 もう1つ、プロチームならではだと感じたのは、意思疎通の仕方だ。具体的に言うと「声掛け」が徹底されているのである。

 「LoL」の集団戦では、5対5の全員が関与してキルの取り合いとなる。当然、チャンピオンのキルが取れればその後の試合展開を有利に運ぶことができるので、チーム内の意思表示が重要になる。「その瞬間に相手チームの誰を集中的に狙うか」を素早く周知する必要があるので、その時狙うチャンピオンをシンプルに何度もコールするのだ。海外プロチームの試合中継などで伝えられるボイスチャットでもしばしば耳にする内容だが、それをキルが狙えるタイミングで必ずやっている。

 また、メンバーがファインプレーをしたら「ナイス!」と激励することも忘れないのが印象に残った。これらひとつひとつは簡単なことなのだが、自分でやってみるとゲームに夢中になってしまいついつい忘れがち。しかし7TH HEAVENの場合はメンバー相互の「ポジティブな声掛け」が恐ろしいほど徹底しており、試合中の士気の高揚と維持にとても気を遣っていることがはっきりと感じられた。

 しかし何より印象的だったのは、7TH HEAVENの選手1人1人が、試合中や試合の前後、心から楽しそうにゲームに臨んでいる様子だ。彼ら自身の“職業ゲーマー”としての実力もさることながら、やはり本当に好きなことをやっているというのが態度から伝わってきて、一緒にプレイしていると、こちらまでつい笑顔になってしまうようなパワーがあった。まさにスポーツマンらしい屈託のなさというか、爽やかさがあり、「プロのeスポーツ選手」とはこういう人々なのだということを間近に感じられた。普段は直接顔を合わせる機会も接点もないだけに、今回は得難い経験をすることができたと考えている。

【第2部配信URL】
・ニコニコ生放送(17:00〜20:00)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv246280548
・Twitch 7TH HEAVEN 公式チャンネル(17:00〜20:00)
http://www.twitch.tv/7th_heaven_LoL

(船津稔)