PlayStation VR、CRYTEKがVRタイトル「ROBINSON THE JOURNEY」を制作中

Sony Computer Entertainment World Wide Studioの吉田修平氏がPlayStation VRに関するプレゼンテーションを行なった

　Sony Computer Entertainment Europeはカンファレンス「Paris Games Week: Media Briefing」において、PlayStation VRの開発中タイトルを一挙に公開した。

　中でも注目なのはCRY ENGINEで制作されているCRYTEKの「ROBINSON THE JOURNEY」。“JOURNEY”とはおそらくは時間旅行を指していると思われるデモ内容で、うっそうとした森の中を小さな恐竜が駆け抜けていく。上を見てみると首の長い大型草食性恐竜の頭が見え、前方からノシノシと迫ってくる。草食性恐竜をやり過ごすと奥の暗がりからヌッと現われた肉食竜だった……。CRY ENGINEで描かれた臨場感たっぷりのグラフィックスが注目の作品で、これをはやくPlayStation VRで体験したいところ。

　このほかにも、ロバート・ゼメキス監督の最新映画「ザ・ウォーク」との協力で制作された「THE WALK」も興味深い。この映画はニューヨークにあったワールドトレードセンタービルのあいだにロープを張って渡るという内容だが、この渡る様をPlayStation VRで体験できるという。それが仮想現実であるとわかっていても足がすくんで渡れない。この強烈な体験がVRを魅力的なものにしている。

　このほかにも懐かしの「BATTLE ZONE」が「PlayStation VRでまず登場します」と紹介されたほか、吉田氏によれば200以上のデベロッパがコンテンツの制作を行なっているという。

「RIGS」

「UNTIL DAWN RUSH OF BLOOD」

「ROBINSON THE JOURNEY」

「BATTLE ZONE」

「THE WALK」